2001.11.7 キリンカップサッカー観戦記

デルピエロが交代して、写真撮影は終わりました。
ここからはゆっくり観戦していました。

約1600人、この人数の人たちが一斉に帰ります。
また15分の道のりを歩いて・・・。
行きよりも殆ど進まない列をなんとか歩いて行きました。
dieciさんとはここでお別れです。
人ごみの中を中途半端な別れ方になってしまいましたが、dieciさんのお陰で楽しい観戦になりました。
またいつか、再会出来ることを望みながら・・・。


「デルピエロのこと・・・」

アレはイタリアでのリーグ戦で手の甲を骨折してしまいました。
添木をしている状態だったのですが、よく日本へ来てくれました。
彼はとても日本びいきで、日本が大好きなのです。
普通ならそんな状態でおまけに体調を崩しているのにきてくれるなんて、日本だったからだと思います。
彼はイタリアではバッジョと比較され、とても辛い思いをしています。
この試合の前に行われたWカップ予選では、彼のフリーキックの時にパッジョコールがありました。
その中で彼はゴールを決め、予選突破でこの日本へ来てくれました。
外国の代表が来て、こんなに歓迎された事は無いそうです。
また、彼は日本の選手の名前もよく知っています。
彼のHPにも日本へ行った時のこと、嬉しそうに書いてありました。
とても良い旅だったそうです。
来年のWカップでは活躍して欲しいです。
そしてまた日本に来てくださいね!


「撮影のこと・・・」

この試合風景はキヤノンのEOS5とEF100-400mmズーム(手ぶれ防止機能付)で撮りました。
全て父からの借り物だったので、練習撮影もないままにぶっつけ本番でした。
エクステンダーという2倍の望遠になるレンズも借りたのですが、とにかくこのレンズが重くて・・・。
そしてそれだけならよかったのですが、寒さで手が震えっぱなしの状態でした。
その上、これをつけるとレンズがぶれっ放しです。
小さくなってしまうけど、ピントの合う写真を撮りたかったので、付けませんでした。
一脚を持っていけば良かったと思いました。
カメラのボディは視線入力です。
(私のカメラは安いのでありません)
あらかじめ自分の視線をカメラに記憶させれば、自動的にピントを合わせてくれます。
何度も使い込んでいたらもっと上手く撮れたと思います。(ちょっと言い訳っぽい)


「写真の取り込みのこと」

デジカメの分は普通にPCカードから取り込んでいます。
しかし、フィルムは少し大変です。
35mmで撮りましたが、フィルムスキャナーでフィルムを取り込みます。
モニターで見るだけの画質で取り込むか、L判でプリントできる分までの画質で取り込みます。
ここではL判サイズの大きさで取り込みました。
そして、露出の調整、レベル補正をし、アンシャープマスクをかけます。
そしてゴミの処理。
スキャナーで取り込む前、大きなエアーブローでゴミを飛ばしますが、それでも小さなゴミがついてきます。
たまに0という優秀な物もありますが・・・。
そして最後は解像度が200ピクセルで取り込んであるのでウエッブ用で72ピクセルに変更します。
そして、その上にWEB変換します。(なるべく重くならないように・・・)
アレのアップは、綺麗に撮れているものだけを最高画質で取り込みます。
これが30Mぐらいあります。
ここから、アレの部分だけ切り取って載せました。
これが一杯までの画質ですが、はっきりとは出ませんね。
やはりぼけてしまいます。
もう少しプロが使うようなフィルムスキャナーなら綺麗なのでしょうか・・・。

ホテルの前に着いた時、真正面から半月が顔を覗かせていました。
「今日はよかったねー」
そんな風に言ってくれてるような気がしました。
とっても楽しい一日でした。