【ホームページ開設のご挨拶】


                                      平成13年6月15日
                           ルネ大津自治会 会長 矢内 幸江

大津市におの浜地区は、びわ湖の南端に位置する埋め立て造成地です。この地域は昭和40年代に『びわ湖大博覧会』の開催用地として造成され、ルネ大津は、昭和51年11月、11階建ての1号棟と2号棟、10階建ての3号棟からなる滋賀県最初の高層集合住宅として竣工し、423戸の総戸数を持っております。私たちは、ルネ大津に住むことを誇りに思い、『郷土を愛しびわ湖の美しさを守る条例(以下、びわ湖条例と略称)』や『大津市民憲章』制定の精神を尊重し、世界に誇るびわ湖の景観を守り、建物の高さに大きなばらつきがない湖畔の景観を作り出すよう地道に住民活動を続けて参りました。
今回私たちの住んでいるルネ大津の隣接地に、22階建ての超高層マンション(仮称)デ・リードにおの浜レイクサイドタワーの建設計画が持ち上がりました。この計画が実行された場合、ルネ大津3号棟の東側に居住する住民には、実質日照時間ゼロなどの深刻な居住環境の悪化がもたらされます。私たちは、私たち自身の努力によって守ってきた快適な居住環境と、びわ湖岸エリアの美しい景観を守るため、6月5日、大津市市議会へ建設反対運動の趣旨にご賛同頂いた9,800名余りの皆様から頂いた署名簿を添えて請願書を提出いたしました。私たちは皆様から頂いた暖かいお励ましの声を心の支えにして、これからも粘り強く建設反対運動を続けて参ります。ホームページの立ち上げに際し、これまでの経過のあらましをご報告し、相変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせて頂きます。


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