ヒットマン事件簿へようこそ



この物語は私が巻き込まれたとんでもない事件を解決した後
想でまとめた物を抜粋して魂に持ってきた物です


この事件が起きた時僕の周囲は本当に大変でして
事情をネットですぐに書き込む気にもなれなかったし
BBSで思わず愚痴をこぼしてしまったんですよ

BBSに愚痴を言ったところでなんにもならないのは分かっているのにです

>とんでも無いことに巻き込まれました
>いま凄い凹んでます
>ちょっと現在HPどころではありません


こんな感じですね

そうしたらですね 優しいお客様が沢山励ましてくださいまして

本当にありがたかったです




その時から私には事件が解決したらお客様に説明責任があると思いました

そして分の全能力をそそぎ込んで事件解決した後

必死になってこの長い日記を書きました



では 長い作品ですがどうぞ 健闘を祈る


2/21


ことのあらまし



今この二日間で巻き込まれた事件を日記に書いていたんですが
なにせややこしすぎてうまくまとまりません

しかも今日無事問題は解決したので今から嬉しくて嬉しくて飲みに行くので帰ってきたら書き終わっていないのに日付が変わってしまいます


そんなわけでこのところ何があったのか知りたい方が沢山いるようなので
ちょっとあらましだけ今日の日記として紹介します


僕が巻き込まれたトラブルは簡単に説明すると




家の近くの公衆電話でいきなり鉄パイプ持った知らない人から

「今から殺しに行く」って言われました(泣)

いきなりの正体不明のヒットマンの登場です

なんとか興奮する謎の男から事情を聞き出すと

どうやら男の彼女に最近付きまとっているストーカーを俺だと確信して
彼はすぐさま俺の息の根を止めに来たってことです







無駄に行動派です
このキチガイ




俺は絶対にストーカーなんてしません
たぶんそういう事する人は、侍魂なんて名前のサイト作らない・・・



でもなんとかその場は乗り切ったんです



そんなわけでこの二日間ずっと謎の男に脅迫されてました


いやー笑えないんだけど この男さ頭弱すぎて笑えるんだな
おもわずネタにしてしまうくらいです

いやーありがたい ありがたいですが


神様こんなネタまみれの人生もうイヤです(泣)










あと脅されてるときにテレビで優香と飯島直子をみて





始めて癒し系の意味を理解した





追記
ちょっと殺されそうになってましたので(笑えない本当に)メールの返事BBSでの返事など遅れております、もうしわけございません
もう一度いいますがこの事件もう解決しました 良かった 良かった


2/22

脅迫電話



事情をしらない人は昨日の日記をみてください

事件に巻き込まれた当時の詳しい状況を思い出しうる限り正確に書きました


深夜の12時5分突然僕の電話がなりました、相手先は、公衆電話

いぶかしく思いましたが出た事が今回の事件の始まりでした

「もしもし 誰だ?」

「誰だじゃねぇんだよ テメーぶっ殺す



「今お前の家の前まで来てるから ぶっ殺すから家出ろ」

「????」

「いいからぶっ殺すって言ってんだよ」

「ちょっとまってくれ(滝汗+全身の血の気が引いていく)」


できるだけ人と角の立たないように気を使ってきた22年間
ぶっ殺されるような心当たりがありません

「すいません かける所間違えてませんか?」

「間違えてねつーんだよ あぁ ぶっ殺すぞ お前健って奴だろ
もうお前の家の前まできてんだよ」


「ちょっと待ってくれ なんで俺が殺されなくちゃならないのですか?」
とりあえず下手に出るが、なんで俺が丁寧語使わないといかんのだクソ

「テメー俺の彼女●美の元彼だろうがぁ 最近●美に付きまとってる
ストーカーはテメーだろ、分かったんだよこっちはよ」


「違います 違います 違います 僕じゃありません」
必死の否定です

俺の友達全員に聞いてもらってかまわない
健は露出狂にはなるかもしれんが絶対にストーカーにはならない
みんな声を揃えて言ってくれるだろう


「一体何故僕が疑われているのでしょうか?」

「●美がこの前ストーカー野郎の電話に出たら声がお前だって言ったんだ





今俺はつき合ってた女にすら疑われてんのか

  



●美さんへ
つき合ってるときに俺がストーカーするような奴じゃない事ぐらい分からなかったのでしょうか?そんな基本的な部分で分かり合えていなかったら




そりゃ俺ふられる訳ですね(泣)



僕の名誉のために言っておきますが僕とつき合っていた二年前では、●美は超が付くほど清楚系でした。どのくらいかと言うと俺の前で恥ずかしくて わき毛 って言えなかったぐらいです
*言わせようとした俺が変とかいうな

そんな女の子がこんなチンピラ野郎とつき合うって事はこの二年間に一体何があったのか非常に気になるんだが、ひとまず今はこの頭の弱いヒットマンを何とかしないとなりません


「ちょっとまってくれ、●美はそのストーカー被害で精神的にまいってて聞き違えたって事もあるかも知れないじゃないですか?」

それは無い(自信満々)それにな俺はな
独自にお前が犯人だって証拠にぎってんだ ぶっ殺すぞ」


「一体なんでしょうか それは?」

「お前つき合ってた時、非通知設定で●美に電話かけた事あっただろ」


あぁそういえばあったかも
私は誰でしょうみたいなノリで彼女をからかった事が一度か二度はあったかもしれない



「今のストーカーも非通知でかけてくんだ、てことはお前だろ

うわぁああああ
ど どうしようこいつ頭弱すぎるぞ

ここまで頭の弱い脅迫者には会ったこと無いぞ
初体験だ どうする俺

「あのう申し訳ありませんが
ストーカーは普通誰でも非通知でかけてくると思うのですが・・・

「あぁ関係ねぇーよ お前だろ もうわかってんだよ もう諦めろよお前の家の近くにいるんだってお前の家も名前もばれてんだから 今からぶっ殺しに行くから鉄パイプもって



お願いだからそのまま配管工事にでも行ってもらいたいです




色々説明しました、もう二年も前の事なので彼女の名前すら最近では思い出してなかったし別れた時にすぐに電話番号を削除しているので間違いでもかかることはあり得ない

「関係ねぇーよ ばれてんだって言ってるだろ ブッコロスぞ」

説明を聞いて分かってくれるような人はいきなり人を殺しには来ませんよね、俺も必死で説明しますが殺すの一点張りです

「じゃーお前じゃないって証明したければ俺が●美といるときにお前に電話かけるから出ろ
んで声を聞いてもらえばいいじゃねぇーか」



おぉ始めてのまともっぽい意見だ、たしかにその方法もあるのだがこのカップルは俺を殺すほど犯人だと確信してる訳だからそんな俺の声をしっかり比較できる確証がないうえにもし「やっぱり健だった」なんて言われて見ろ

この馬鹿、カタパルトで勢いつけて飛び出して来るぞ

「それに応じることはできないですよ 以下説明」

「応じることが出来ないならやっぱりお前が犯人だ ぶっ殺す」

「・・・」

あぁ 馬鹿の相手は疲れるよママン


その後も堂々めぐりが続きますが

簡単に疑いを晴らす解決方法があることに僕は気がつきました、NTTドコモに問い合わせて俺の発着信履歴を問い合わせて送ってもらう事です

証拠として機能するようなものはこれしかありません
絶対に信用してもらえる最高で最後の手段です

非通知だから固定からでもかけられるので家の電話と俺の携帯両方を問い合わせるのはめんどくさいのですが命には代えられません

「なぁドコモに問い合わせよう、あなたが僕の資料を手に入れる事に僕は全面的に協力する、なんなら僕が資料を取り寄せてあんたの家に郵送しても良い、その通知こそが確たる証拠になるはずだよ」

これでばっちり疑いが晴れるはず殺されなくてすみそうだ
最初からこれを試せばよいのだ

だが彼の答えに俺は驚愕した




「それはめんどくさいから駄目だ」




「・・・」



俺の命をめんどくさいの一言でかたずけないでください(泣)



「そんなめんどくさい事しなくても俺には独自に確かめる良い方法がある、これでお前が犯人かハッキリする」

彼の独自の手段ってイヤな予感がビンビンします・・・

わけのわからん方法で決めつけられたらたまりませんので確認しました
「一体 その方法ってなんでしょうか?」



「今犯人であるお前に警告したわけだから明日から●美への電話がぱったりやんだら
ビビってやめたって事でお前が犯人だ


「・・・」



間違いないコイツ小学校中退です



これには俺もあきれ果て反論させてもらいました

「あなたね ここまで人を脅迫しておいてもしもこの後イタズラ電話が止まなかったらどうするつもりですか?」



「あぁ それはテメーが、懲りない奴って事でぶっ殺す」



どっちにしろぶっ殺されんのかい俺


どうやらすでにバットエンディング確定です


この後も俺はとにかく俺は犯人じゃないから勘弁してくれ
確かめる手段はdocomoの発着信履歴を手に入れるからそれで確かめてくれとしか言えず、彼はお前が犯人だからそんな事は必要ないぶっ殺すから出てこいの一点張り


もう最初から犯人は俺 という事が考えの立脚点である彼はなにを言っても聞き入れてくれません


「あなたが誰なのか分からないですが、夜中にお前を殺しに行く という脅迫をしておいて、もし別に真犯人が見つかったらあなたはどう責任をとってくれるんでしょうか?


彼は即答でした






「そんなん真犯人が謝るに決まってんだろうが!!」



お お前は謝らんのかい


第一俺と真犯人関わりゼロなんですが


この時馬鹿には勝てないと諦めはいってたんですが、彼のあまりにも自分のおこなっている事の重大さの分かってなさ具合がちょっとツボにきちゃいまして携帯を遠ざけて必死に笑いこらえてました





そして殺しにくるって言うキチガイをなだめながら一時間半経過


僕すでに10年分の ぶっ殺す を聞かされました


もうお腹一杯です



こちらも疲労困憊でしたが、彼もキツイらしいです

「こっちは寒いんだよ 馬鹿野郎ぶっ殺すぞ」


そんな事俺に伝えてどうしろとと思いましたがピンときました

たぶん彼は公衆電話でかけているために寒さでオシッコがしたくなったんだと思います


なんか急に声も落ち着かなくなりましたし

俺を殺しに来る事よりも、なにか会話を早く終わらせたい空気が敏感に感じられます

そして突然

「とにかく 俺はお前が犯人だと分かってるから、後でマジ殺しに行くからな」

ガチャン・・・
ツーツーツー





彼は人を殺す覚悟をしてきても
公衆電話の中で放尿をする覚悟は無かったようですね



けっ 半端者が





とりあえず 突然の脅迫電話は一回目これで終わったんですが

疲れましたよ 滅茶苦茶


朝から仕事、残業で十時間ちかく働いて、夜に明日も早いからそろそろ寝ようかなと思ってる時に

自分を殺しに来る、話の通じないヒットマンを説得する作業を想像してみてください



素で泣けるでしょ


こちらの身辺は半ば調査されていて敵の正体はさっぱり分からない、ハッキリいって家がばれてて殺されるっていう脅迫はかなりプレッシャーです

しかもすべて相手の勘違いですよ




とりあえず情報が足り無すぎて手の打ちようがないので元彼女と仲の良かったAちゃんとコンタクトを取りたいのですが電話番号が分かりませんし、Aちゃんに俺が疑われている事も考えられます

そこで女友達に頼んで俺に電話をかけてくれるように頼みました

数分後再度電話がなりました、女友達からでした

なんかねぇ Aちゃん今寝ぼけてるから明日かけますって言ってたよ」

Aちゃぁぁぁあああああん
僕、今すぐ殺すって奴に追われてるんですが・・・


眠くても、もうすこし頑張ってくれると健ちゃん凄い嬉しかったなぁ・・・(泣)






これはハッタリだ 馬鹿の相手なんぞしてられないよと思っているのですが、相手の情報が何もない以上つい最悪のシナリオを考えてしまいます

かなり心乱されました、落ち着かないし目はさえて眠れないし結局日本酒を煽って無理矢理寝ました、睡眠時間1時間半で仕事へ・・・


あぁー ムカツク なんでキチガイの勘違いで俺がこんなに不安にならなきゃゃいかんのだ


みなさんに正直に言いますが、ホント怖かったです

なんとかして仕返ししてやりたいと思っていますし、身の安全をまず保障したいです


もう僕は子供ではありません一人前の成人としてなにより侍として恥ずかしくないまっとうな対抗策を取らせて頂きます

そうです やっちゃってください

警察様出番でございます


とりあえずこのキチガイ野郎に
法治国家である日本で、殺しに行くと相手を脅迫することがどれほどのリスクのある言葉であるか分かってもらうことにします

もちろん全て警察だよりではいけませんセルフディフェンスが前提ですから、自分の考え得る限りの事はすぐに実行して身を守ります


とりあえず

お腹にジャンプを入れておくのは基本です







こんど書く

反撃編に続きます

2/23

脅迫電話反撃編 前編




*過去ログ参照

脅迫電話事件、反撃編(前編)です

引き続き謎のヒットマンに殺すと脅迫されてます(泣)

分かっているのは犯人は元彼女の今の彼氏であると言うことだけ名前も住所も何も分からない、それに対し僕のデータは名前、電話番号(家、携帯)等知られてしまっている

ただし住所に関しては相手は致命的な間違いを犯していた

以前にも書いたのだが、我が家は自営業なんですそしてその業種は特殊な部類に入ります

つまり犯人は、埼玉県の●●市で●●の業種のお店
という情報しか知らないと思われました

なぜなら犯人は昨夜の電話で

「今お前の家の近くの公衆電話からかけてんだよ、今から殺しに行くから」

「え 本当ですか」
(おかしいなぁ 俺の家の近くに公衆電話あったっけなぁ・・・)

「本当ですかじゃねぇーよ、お前の家は
●●沿いの「×××」って所だろうが!!」



ナ ナイス勘違い!!


たしかにうちの市で●●の業種と言ったら「×××」さんの方が有名です
だってそこは販売店で、うちはそこに卸してる生産業の方なんです
一般の方に知名度が低いのは当たり前です

でもまぁ大事な取引先なんですが、ひとまず



そういうことにしておきましょう(悪)



「俺は×××のすぐ近くにいるから出てこいよ コラ」


てことはですねこの頭の弱いヒットマン、僕の家から
数キロ離れた所から
僕に向けて鉄パイプ振り回してる訳です


まさに馬鹿のお手本です



まさに悲しいほどの馬鹿の体現者
昨夜の電話で、怖かったけどちょっとだけ余裕があったのはこれが原因です



「いまからそっち行って暴れっから出てこい」




ごめんなさい ×××さん
襲撃されたらそれ俺のせいです




でも、今回の家間違いで2つの事が分かりました


元彼女の●美は、俺の完全な住所まではヒットマンに教えていない
どうやら殺す って騒いでいるのは彼氏だけのようです


家の場所を間違っているヒットマンに対して僕の言ったのは

「×××がお前の家だろう、知ってンだよこっちはよ」

なっ!!・・・・」

という短いセリフだったんですが驚愕と恐怖と諦めの入り交じった最高の演技でした、相手完全に騙されてました


人間追い込まれると、ものすごい力を発揮するようです
*こんな事、体験せずにすむならその方が良いとか言うな



まぁこの後は、昨日の日記を見てもらうと分かるんですが
例え家だけ違うとは言えバレるのは時間の問題

突然の脅迫者の出現によりかなり精神的に追い込まれたのは言うまでもありません

眠れないまま朝から仕事

不安感から仕事に集中できず初歩的なミスを連発してしまう
職場の仲間に冗談交じりに話さないと、とてもではないが不安に耐えられない

いつもよりテンションが明らかに高い、強がっているのは見え見えである


しかし、いつもより良く舌が回り話も面白い



つくづく芸人な自分が憎い・・・


仕事を5時半に終えてすぐに自己防衛の為の手段を開始

第一に幸いな事に自分の叔父さんが現役の警察官なので相談に行く

生まれて始めて警察官に事件を相談しました

まだ一回も110番を利用したことがない僕は、いきなり警察署にかけこむのは抵抗があったので、まず叔父さんの話を聞いて対策を練ることにする

様々なアドバイス等を受けましたさすが警察その手のプロです、翌日、叔父さんに口を聞いてもらって本格的に地元の警察署へ行く事を進められる

叔父さん個人としても問題の無いレベルで協力してくれる事を約束してもらえた


ビバ 国家権力


かなり安心してきました



警察に任せきりにできるほど、楽観主義者ではないこの俺

普段は無駄に妄想に使っている脳味噌


毎週エロビデオを欠かさず借りにいく驚異的な行動力

これらをすべて自己防衛のためにそそぎ込む事を決心

俺を敵に回したことを後悔させてやるぜ 犯人め(虚勢)




そんなわけで今の段階では、脅されているという証拠すらない
次の電話で相手の声を録音して証拠としてやる事にする


そのまま地元の電気屋さんへ

?周年記念で店内は紅白の飾り付けがされていて福引き大会が催されて大盛況だった


「いらっしゃいませ 何をお探しでしょうか?」


殺すって脅迫されたんで、なんとかする道具をください」


おめでたい雰囲気の中、浮かれ気味だった店員さんを一瞬で闇の世界に引き込む俺


素で引いてた店員さんの顔が今でも忘れられない


「た 大変ですね・・・」


「はい」


紅白で彩られる店内
まさに、ここは直径1メートルのアウターゾーン


その後親身になって相談に乗っていただいて脅迫電話の内容を録音するための装置を買う

合計8400円

なんで俺がキチガイの為に金を使わないといかんのだ(泣)
金ないのに・・・ シクシク



家に帰ってきて、早速携帯と電話に取り付けて試運転

「あーあーあーあー」と録音

「あーあーあーあー」多少音は小さいが問題ないレベルだ

これで次の電話がきたらおびえきった子羊のような最高の演技で

あのヒットマンから「暴れる」「殺す」「埋める」とか沢山のNGワードを引き出してやる


相変わらず、強がっているのがバレバレなんだがちょっとだけ安心していく自分がいる



つぎは自己防衛のために、犯人の身元割り出しを急ぐ
普段はできるかぎり自分の事は自分でする事を信条とする俺だが、今回ばかりはみんなの力を貸してもらう

とりあえずいろんな友達に電話をかけて事情を説明して犯人の身元割り出しを協力してもらう、元彼女の彼氏ならそんなに遠い所にすんでいる訳ではなさそうなので、心当たりのありそうな奴らにひたすら電話


頼む誰かの友達ネットワークに引っかかっていてくれ


突然電話が鳴った 正直胸が躍った
昨日電話をしてもらった元彼女の友達のAちゃんだった

Aちゃんには俺がストーカーでは無いことをすぐに分かってもらえた

「健先輩がそんな事するわけないじゃないですか あの子馬鹿だなぁ

うぅAちゃん 先輩あんまり嬉しくて涙が出そうです
昨日の眠くて電話を後回しにされたのは許しちゃいます

ただ高校時代の部活の合宿で、Aちゃんら後輩のお風呂を男連中を率いて覗きに行ってた事実が思い出される

Aちゃんの俺に対する信頼ぶりがちょっとだけ胸が痛い

Aちゃんから得た情報によると、前は●美と仲が良かったけど今の彼氏(ヒットマン)ができてから愛に狂っておかしくなってほとんどの友達とも疎遠になってAちゃんも今は相手にしてないらしいのだ

まずい 最大の友達であるAちゃんがこれではキツイ

とりあえずもう一度調べてくれるというので一旦電話を切る

とりあえず自分でやれることはやった、明日は叔父さんではなく正式に警察署の窓口に行く事にする

電話が鳴る

Aちゃんである

「先輩 分かりました、相手の名前と住所



こ この戦もらった!!



きっと桶狭間で今川義元の場所の知らせを聞いた織田信長もこんな気分だったと思います

問題は解決したわけではないですが、もうこれで向こうが本当に殺しに来る気でもこれだけ押さえてしまえば何とかなります

*わざわざ同じ中学の奴を突き止めて、いきなり電話をかけて
アルバム見てもらって犯人を突き止めてくれたAちゃん感謝です


ちなみにこのヒットマン 名前は ●●君
年齢は21歳でした、18くらいだと思ってたのでビックリです



もちろん今回の事件で、成人の大人としての行動を強く意識している俺は相手のように暴力に訴えるなんて事はしません


相手の素性を突き止めた時点で友達を総動員して
相手の家に同じように追い込みかけて黙らせる

これでは相手の脅迫者とまったく同じになってしまいます
大人としてとるべき最低の手段です


だから脅迫された怖さと悔しさのあまり

相手の家に押し入って、犯人を引っ捕らえそのまま港の倉庫に拉致監禁、ホモビデオに出演させ外国へ死なない程度に内蔵を切り売り、その後ドイツの変態肉屋に売却、こんなどうしようもないクズ野郎は俺が地球の為にリサイクルしてやるのが奴にとっても一番の幸せなのだ。俺を不安にさせたことを一生後悔しつつ苦界にて果てるが良い ガハハハハハハ


とか思っていても思っていても実行しないのが大人です 侍です



しかもです驚くことに
このヒットマン同じ市内の人でした
地元じゃないですか、思いっきり僕の勢力圏内です
そんなに追い込みかけて欲しいんでしょうかこの人

しかも聞いたところによると

モヤシッ子らしいんです


これで良く人を殺すなんて言えたものです
ある意味その勇気だけは買います



これで彼が俺に対して

唯一のしかも絶対の武器であった
 って部分がはかなく消え去りました



翼のもげた鳥 いや違うな




変身の出来ない仮面ライダー これも違うな




ガンダムを取り上げられたアムロ うーん違うな




駄目です

これはもう例える表現が見あたりません


だって
可哀想すぎて





素性がばれちゃったらもはや彼に残されたのは

小学校中退レベルの頭意味ない場所で鉄パイプを振り回す無駄な体力しか残されていないんですよ

しかも噂じゃモヤシッ子だし・・・(中学の時の話だから分からんけどね)




でもね俺は手を抜きませんよ

だって本当に怖かったんだもの、一日半飯も喉を通らない眠れないしお金使わされたし・・・



今すぐにでも追い込みをかけて解決したい衝動にかられますが、それは最低の手段ですし暴力で解決してしまっては相手も自分のやった事が常識をどれだけ逸脱した行為か分かってもらえません



ですから

明日は朝イチで正式に警察署に行くつもりだし
電話も相手の声はいつでも録音可能の待機状態にしてあります

彼に自分の発言に責任を取ってもらう準備は万全です


かなり精神的にも落ち着いてきました
もう大丈夫です
むやみにおびえる必要はありません

今夜はゆっくり寝れそうです



その時携帯電話が鳴る

これは奴に間違いない


俺はゆっくりと録音装置のスイッチを入れて、落ち着いた様子で電話に出た



「おい 昨日の俺だけど分かってるよな コラ」


「あぁ分かっていますよ ●●君」

「えっ・・・」



形勢逆転

次回へ続く


2/25

脅迫電話 反撃編後編





相手から電話が来たとき、非通知設定であったことから
一発で脅迫者からの二度目のコンタクトだと分かったんです

もちろんすぐに録音装置のスイッチを入れて、当初の予定通り怯えきった子羊の演技で沢山のNGワードを引き出してそのまま夜が明けたら警察署に行くつもりでした

しかしね

「あぁ 昨日の俺だけど分かってるよなぁ」

この自分が未だに正体不明であると堅く信じ込んでいる強気な発言を聞いたときにですね

このお馬鹿さんに現在の戦力差を思いしさせてやりたくなったんですよ

見てくださいこの圧倒的な戦力差

現在俺は
彼の名前、年齢、住所、小学校、中学校、現在無職である事まで知っています
しかも同じ市内の人でした
この電話も最初から録音されてます
警察官の叔父さんにも相談しました
本当にいざとなったら友達全員集合で追い込みかけられます
しかも彼は
モヤシッ子だそうです



いわば自軍の基地にいてボタン一つでミサイル発射
瞬時に彼を瞬殺できる俺に対して



彼は地雷原に取り残された三等歩兵




しかも彼は自分が地雷原にいることに
まったく気がついていません



それだけではありません彼は
この戦の勝利を信じてきっています


どうやって勝つつもりなのさ ●●三等兵・・・



この絶望的な戦力差を彼に教えてあげたくなったんですよ
ほらおれって親切だから

そんな訳で


あぁ昨日の俺だけどなぁ分かっているよなぁ


分かっていますよ ●●君


「えっ」



なんて心地よい響きでしょう
僕の求めていたものはこれです




このセリフを聞きたいがために俺は脅迫されてたんじゃないかって言うくらいしびれました




まさに形勢逆転

こうなると止まりません


「俺びっくりしちゃったよ●●君●●市の人でしょ イヤだなぁ僕と同じ市内じゃないですか」

「それとさぁ家は●●の近くだってね ふふ」

「そーいや●●君 今無職なんだってね やっぱり就職厳しいのかい」

「・・・」

気持ちいい

気持ちいいよ

相手の自信が音をたてて崩れていくのが分かるよ






「・・・・」

「・・・・・だ・・・・」

「だからどうした・・・(絞り出すように)」


お 強がるねぇ ●●君

でもね


人間の本当に動揺したときの声って知ってますか?

悲しいほどにバレバレなんです

「だ 誰に聞いた・・・?」

「なんでそんな事教えてあげなければならないんでしょうか?
お天道様に恥ずかしくないように生きてれば親身になって協力してくれる友達なんて沢山いるんだよ」

「だ だからどうした こっちは犯人のお前をぶっ殺すだけだ」


あぁこのお馬鹿さん ほんとどうしようもないな

「もう俺が犯人じゃないって何度言っても信じてくれないので、もうこの件に関しては今日警察に相談してきました

「・・・・」

「もう警察に相談しましたので、今電話であなたの用件を聞く気はありません
今後は警察を通してお互い話をすすめて行きましょう●●君」

「・・・」

ほうどうやらこのキチガイも警察って言葉くらい知っていたようです

この後、警察を動かしたと言った俺に対してなんと
「あんた本当に犯人じゃないのか」と言いだしました

テメー何度もそういったじゃねぇーか

切れそうになりましたがなんとか誤解を説いたんですよ
ようやく俺が犯人では無いことを理解したようです

彼の謝罪の言葉はこうでした



「あぁ昨日の事はぁ ど どうもすいませんでしだぁぁ、それにぃついては あやまるけどぉぉ あんたも自分の彼女がぁイヤガラセされてたらぁあ、あなるのは仕方ないじゃないですかぁー」





プチ(何かが切れる音)







今までずっと冷静に対処しようとしてましたが、もう無理です


おれが犯人じゃないと分かった後、あれだけの事をしておいてこの
ふてくされた小学生のような態度

しかも自分の責任を認めたくないから最後の方はなんくせつけて逃げてます

あぁ切れちゃった・・・

「馬鹿野郎 テメーがやったことは社会的になんの罰も受けずに許される事じゃねぇーんだよ

そんな軽薄な謝り方があるか馬鹿野郎、いいよ もういいよ、お前の家今から友達総動員して同じ事やってやるよ、俺が味わった気分をそのままあじあわせてやろうか、あぁコラ

でもな、これをやったらキチガイのお前と同じ最低人間になっちまうからな、俺は大人としてあえてそれを行わずに警察に頼んだからよ
社会的にお前に制裁をくわえてやるよ
、いいから警察動いてっから引っ張れてこいよ

俺はなテメーが謝ったって被害届を取り下げるような事はしねぇーぞ、きっちり前科一犯になってかえってこいよ
お前よ今就職探してるんだってな、前科持ちなんてよ まともな会社じゃ雇ってくれねぇよ、一生このままろくでもない人生送ってろよ 
いいからお前は社会的に死んでこい

「・・・・・・」


言いたい放題罵声を浴びせてすこし気が落ち着いてきた俺


「いいか お前に言った殺すって言われた俺はな眠れない、飯も喉を通らない、仕事に集中できない、怖くてしかたないから自腹切って電話の録音装置買ってよ、友達にも連絡して協力してもらってたし、警察にも相談したよ

これで解決すればいいと思ったよ でもなそれでも不安だったよ、お前は家に来るって言ったよな、最低俺がお前に殺されるだけならまだしもな、もし俺の家族をテメーが傷つけてみろ、こうなったら大人の態度で警察を動かすとか関係ねぇーよ、家族を傷つけられてたら俺はお前を間違いなく殺しにいってたよ

「・・・・」

お前の言った殺すって言葉はな
言われた人間にこれだけの覚悟をさせてしまう危険な言葉なんだよ
そういう言葉をお前は使ったんだよ

「・・・・」


けして簡単に使ってはいけない言葉なんだ馬鹿野郎


「・・・・・」

お前もな二十歳すぎた一人前の男なら自分の言葉に責任持って見ろよ

「お 俺は、まだ・・・ガキだもん」



プチ(また何か切れる音)




「あまったれてんじゃねぇ●●」
以下上を繰り返し


このやりとりを三回ほど繰り返したの後、少しずつ●●君の態度が変わってきまして
どうやら警察に引っ張られるって事の怖さが分かってたようでして従順になって来たんですよ


ようやくもう一度謝りたいと言い出しました

しかしその前に彼の僕の知らない全てのデータを吐かせました
名前の正確な漢字、郵便番号、携帯の電話番号、家の電話番号、お父さんとお母さんの名前まで全部聞き出しました
これで彼の個人データは完璧に握りました

本当にこれで解決に向かいそうです
*ちょっとやりすぎたかなと思いましたが、昨日の俺の精神状態を考えるとこのくらいは当たり前だと思えました



ここまで来たところで事態は急な展開を見せ始めます




なんか電話の向こう側から女の泣きわめく声が聞こえます

えぇもちろん知ってる声です、二年ぶりです

「ちょっと電話を●美に替わるから・・・」

どうやら●美の奴横で聞いていたらしいです

「もしもし ●美ですけど・・エグッ・エグゥ」(必死に涙をこらえている様子を想像ください)

「やぁ お久しぶり」

以下ちょっとした話し合いをしました

簡単に説明しますと

どうやら●美は、素性もばれちゃったし俺の疑いも晴れたし
ここは昔愛し合った仲だし穏便にすまして忘れてくれるんでしょって遠回しに言ってきました

それに対して俺の答えは

「御免 俺は彼に自分の発言に責任をとってもらう事に決めたからもう無理」



爆発する●美

泣き出した彼女は取り乱しながら言いました


「ちょっと 何なの 何なのぉぉ 警察って」

「ふざけないでよ、非道いよ」

「な なんでそんな事するの 非道いよ 非道いよ」

「あなた最低よ●●●●よ なんなのよ なんで警察になんかに・・・」




痛いよ
痛いよ
痛いすぎるよ


かつての恋人にストーカーだと思われてただけでも最高に痛いのに

なんで殺されそうになった俺がここまで罵倒されなければいけないのですか


涙をこらえながら必死に声を絞り出す俺
「●美おちつけよ」

「俺もお前に確かめたい事があるんだ聞いてくれ

「お前が●●君に俺の電話番号を教えたのか?」

「うん」(泣きながら)

痛ッ

「●●に俺の電話番号を渡せばこういう事態になる事は分からなかったのかよ?」

「まさかここまでの事をするとは思わなかったけど・・・
心のどこかでこういうのを期待してたかも知れない私





ごふ(吐血)


痛い 痛いよママン
僕の胸に彼女の言葉がグイグイ突き刺さるよ




もはや致命傷だよ



精一杯ショックを受けているのをばれないように声を絞り出す

「おちつけよ●美 俺は脅迫されたから警察に相談しただけだ」
「お前の彼氏が俺を脅して俺が殺されそうだったって大前提を無視してお願いだから感情的な意見をぶつけないでくれ」


「だからそれについては謝るっていってんでしょ(怒)」

お前それ謝ってねぇーよ(泣)

これだから泣きわめく女は手に負えません
キチガイ呼ばわりした彼氏より、●美のほうが正常な判断が付かなくなっています


もはや彼女は

今の彼氏が、逮捕される事だけが心配で
昔の彼氏が、殺されるのはどうでも良いみたいですね●美さん





痛いよ 痛いよ
こんなに胸が痛いのは初めてだ




とりあえず、俺が心配でさきほど泊まりに来てくれていたRが横で聞いていて俺のあまりの痛々しさを見ていられなくなり、電話を替わってくれました


「あぁもしもし●美さん、あなた今感情的になりすぎてとつてもなく失礼な事言ってますけど、とりあえず落ち着きましょうね」

「えぐ えぐ」



とりあえずRとの話でちょっとだけ落ち着きを取り戻した●美



そこで彼氏●●君が電話に替わります

俺も気を取り直して応対

「警察だけは勘弁してもらいませんか お願いしますお願いだからもう一度謝らせてください」

ほうほう●●君ようやく口の訊き方を覚えてきたようですね
先生とっても嬉しいです

ここまで言ったらアレですよ ドラマ定番のあのセリフを言っておきました


「あんたの誠意をみせて欲しいんです 俺は」


「わかりました今から謝りに参りたいのですがよろしいでしょうか?」

渋りながら
「しかたないわかりました 起きて待っていましょう」

現在AM2時、近くのマックの駐車場を待ち合わせ場所に指定しました

どうやら●●君が
心からの謝罪をしてくれるそうなので大変楽しみです



しかし、所詮いきなり人の家に殺しに行くと言ったキチガイであるという評価は変わらないので
もちろん腹部にジャンプを巻き付けておきますし二メートル以内には近寄らせないつもりです

会って突然ブスッとやられたらたまりませんからね


さぁ話は終わった電話を切ろうとした時にです


なにかまた

●美が電話の向こうで彼氏に必死にわめいています

「だ・・よ・・・」

「だ・・・めよ行っちゃ」

彼氏の●●
「行かなきゃしょうがねぇだろうが」

なにやら二人で言い争いが始まりました

突然●美が●●君から電話を取り上げ俺に向かって

泣き叫びながらこう言いました







あ あなた地元によびつけて、●●君を殺る気なんでしょぉおお
























もう






もう涙もでねぇや俺



かつて愛し合った彼女にもはや微塵も信用されていない俺


先ほどから殺されかけた●●君より
●美に対してちょっと殺意が芽生えそうなんですが・・・








もはや泣きだしそうな俺に替わって慌ててRが仲介に入って

「絶対に健はそんな事をする奴じゃないから大丈夫 もし心配ならキミも一緒に来なさい
キミも健に対してまた恐ろしく失礼な事言ってるし


もはやこの時点で事件解決に向かう喜びより
彼女にここまで言われてしまったショックの方が大きくてふさぎ込んでたんです


でもRが●美は愛に狂っておかしくなってるから気にしない方がいいと慰めてくれまして、なんとか己を奮い立たせて彼ら待つマクドナルドの駐車場へRと向かうことができました


もう捨てるもんなんて無いしな

なかばやけっぱちです




真冬の寒さの中、車の外で
二人並んでたたずんでました

「あ どうも●●です」

「おう」

俺を苦しめ続けた恐怖のヒットマン●●
とにかくごくごく普通の男でしたよ

会ってみたところモヤシというほどではありませんでしたね
中学の頃の情報でしたからきっと成長したんでしょう

しかし
あんな脅迫をするなんてまったく見えません
*最近じゃ普通の奴の方が怖いって意味がよく分かりましたよ




ひたすら頭を下げ続ける二人



この後俺のお説教タイムが始まります

心のサドッ気全開です

徹底的な言葉責めの始まりです

もちろん相手が言い返せないのは百も承知です










言葉責めと言いつつもすべての世の中の常識を聞かせてやっただけですべて正論だったと思います

ただちょっと相手の心をえぐるように角度は
急角度でしたがね







一時間ほど追い込む所まで追い込んだ後






いよいよこの計画は最終段階へ



いくら反省の色が見えると言ったところでこの馬鹿者は思いこみだけでいきなり殺すと言ってきたキチガイなわけでしてどんなに反省してもその評価は僕の中で変わりません

今も万が一彼が切れて飛びかかってきても大丈夫なようにある程度の距離を保ってますし、身体は半身ずらして相手に対して急所をずらして喋っています



とにかく最初の電話で俺が強く感じたのは
彼は思いっきり短絡思考であると言うことでした



彼女がイヤガラセをされている

彼女の為なら疑わしい奴は殺しても良い

すぐさま容疑者宅まで実行しに行く



こんな奴なんですから今回の事で●美が落ち着いた後

まさか殺しにいくとまで言うとは思わなかった
そんな人とはつき合えないって●●をふってしまったら


彼女に振られた

原因はどうやら健

健殺す


振り出しに戻っちゃうんですよ(泣)




だから結局ここで問題を解決してもこの後に刺されでもしたら笑えないので

最後はお互い
友好的な雰囲気のまま



逆恨みされることなくきれいにお別れしたいのです

こんなお馬鹿さんとは




さて

先ほどの言葉責めで、自分のした事の大きさと警察に逮捕される事の社会的な意味に震えてひたすら平謝りの●●くん


そろそろ良いでしょう


「顔を上げろや ●●君、今回の事件に対して十分反省もしているようだし
俺も大人としてねこの一件の事はね

忘れないけど許す事にするよ

これからは●●君がもっとしっかりしてな、●美の事を守っていかないといけないよ
●美ももう少し大人にならないと駄目だ

それとストーカーされているんだったら明日にでも二人で警察に行きなさい」


待ち望んでいたお許しの言葉に
ぱぁーと 顔の明るくなる二人


「今回俺が巻き込まれたこの事件もね、この後君たちがもう一度自分たち事を見つめ直して大人になってくれれば、大変な目に遭った俺の苦労も無駄じゃなかったと思えるのだからふたりとも一人前の大人になってください」

「ほんとすいませんでした」「すいませんでした」

「それとね、真犯人のストーカーがいるわけだから、もしよければ犯人探しに全面的に俺も協力させてもらうよ




俺と●●君の間でかわされる

かたい握手



●●君
「あ ありがとうございます・・・」


なんと●●君、うっすらと涙浮かべています


ニッコリ笑いかけながら俺

「いいんだよ 気にするな」




自分が殺すと脅した相手が、許してくれただけでなく犯人探しに協力してくれるという


俺のあふれんばかりの男っぷりにどうやら熱く胸をうたれた様子


完全に尊敬の眼差しです


俺●●君の生涯もっとも影響を受けた人になる自信有りです

彼の中で俺は生きた伝説として今後語り継がれるでしょう



これにて 脅迫電話事件

一件落着しました やれやれだぜ





でもね 事件が終わった後、友達に言われたんです


自らの保身のために
自分を殺しに来たキチガイとかたい握手をするほど
いい人」を演じきる君が大好き



うん俺もこんな自分が大好き(泣)


それにしても肉体的にもきつかったですが
なにより精神的にも痛い事件でした

最後にちょっとだけ愚痴っていいですか



愛ってなんですか?

最後までおつき合いありがとうございました




もしあなたがこのような事態に巻き込まれたら

絶対に泣き寝入りしないで

すぐさま警察に行くことをお進めします


まずはそこからです


ですが

警察は万能なわけではありません


自分の身は自分で守る事が重要です




考えられる限りの行動を起こしましょう

友達という友達、全員に事情を話してみましょう


みんなで相談すれば必ず成すべき事が見つかるはずです




打開策を考える

いち早く実行する

その証拠を効果的に使う

この三つが重要です



また日々誠実に生きているのなら友達は必ず力になってくれます

ですが友達の知恵を借りることはあっても解決に導く行動を起こすのは



あなた自身です



もしあなたが行動を起こさずに自ら抱え込んでしまい

被害にあってからでは一番悲しむのは相談をされなかった

あなたの周りの人達なのですから・・・






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