MSI NX7800GTX-VT2D256E PC-SUCCESS 59,800円 2005/7/15 |
nVIDIAの最新ハイエンドGPU Geforce 7800 GTX搭載ビデオカード MSI「NX7800GTX-VT2D256E」です。 パッケージは至ってシンプルですね。 |
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箱を開けた状態(^^)v nVIDIAリファレンスボードなので、ファンのMSIのロゴが無ければどこのメーカーの品物かわかりません(^_^;) |
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VGA出力は現在主流のデュアルDVIです。 ブローワーファンにヒートパイプ式ヒートシンクは、nVIDIAリファレンスデザインその物ですね。 シンクは見た目、フルアルミのようです。6800 ULTRAは一部に銅が使われてました。コア微細化により、発熱が減ったせいでしょうか!? |
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NX7800GTX-VT2D256Eの添付品 PCI-EXPRESS x16用電源変換ケーブル S端子ビデオケーブル ビデオIN・ビデオOUTケーブル DVI→D-SUB変換コネクタ×2 RIDDICK(ゲーム) ドライバー・ユーティリティ・他CD MSIエンブレム 取り扱い説明書 保証書 |
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Geforce 6800 ULTRAと並べてみました。 6800と比べて一番変化したのが、1スロット仕様になった事!しかし、ボードの長さは若干長くなったので、狭いケースでの装着は注意が必要ですね。 |
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ハードウェアのインストール フルサイズATX規格のマザーボードの横幅いっぱいまでビデオカードが来ます。かなり長い事がわかります。 |
Geforce 7800 GTX VS Geforce 6800 ULTRA 性能比較 |
GPU | GeForce 7800 GTX | GeForce 6800 Ultra |
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トランジスタ数 | 3億200万 | 2億2200万 |
製造プロセス | 0.11μm | 0.13μm |
コアクロック | 430MHz | 400MHz |
メモリクロック | 1200MHz | 1100MHz |
メモリバス幅 | 256-bit | 256-bit |
メモリタイプ | GDDR3 | GDDR3 |
ピクセルシェーダ | 24 | 16 |
バーテックスユニット | 8 | 6 |
シェーダモデル | 3.0 | 3.0 |
シェーダエンジン | Cine FX 4.0 | Cine FX 3.0 |
アンチエイリアス技術 | IntelliSample 4.0 | IntelliSample 3.0 |
GeForce 6800 Ultraの正常進化型?マイナーチェンジになりますね。
nVIDIAは、コスト安定性を重視し、大きな変更を避けたようです。
Geforce 7800 GTX VS Geforce 6800 ULTRA 実験環境 ※VGA、メモリ・コア共にデェフォルト ドライバー ForceWare 77.72 |
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3DMARK05 | |
Geforce 6800 ULTRA | |
Geforce 7800 GTX | |
リニアに上がりました(^^♪ 現在最高性能のビデオカードです。 |
FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3 |
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こちら、面倒なのでHIGHしか計測しません。
HIGH 6955 Geforce 6800 ULTRA おしくも7000届かず「とてとて」止まり。
HIGH 7751 Geforce 7800 GTX 単体で7000オーバー「計り知れない」です!(^^)!
しかし、数値上多少の差はありますが、FINAL FANTASY XIを動作させるにはどちらも十分以上のスペックです。
2005/7/16 総評
テストしたベンチは少ないですが、それ相当のパフォーマンス向上が見られました。発売時点ではGeforce 6800 ULTRA との価格も、それ程差が無いことから、Geforce
6800 ULTRAを選ぶ理由がありません。まぁ、いずれ旧型は下げて売る事になると思いますがね・・・
動作音に関してはGeforce 6800 ULTRAとは比べ物にならないくらい静かになりました。Geforce 6800 ULTRAは、Windows起動後、ファンが最高回転で回り、ドライバーが読み込まれるまでそれが続きます。その音が爆音なのです。Windowsのセットアップ時などは当然爆音のまま行う事になり、かなりストレスを覚えます。それがGeforce
7800 GTXはとても静かです。 と言うか、普通のビデオカードと同じになったと言った表現が正しいかな(^。^)
それにしてもGeforceもついに7代目になりましたね!思えば・・・nVIDIAチップ製のビデオカードは「Riva128ZX」から始まり、「Riva
TNT」「Geforce」「Geforce2」「Geforce2GTS」「Geforce3 TI500」「Geforce 6800 ULTRA」「Geforce
7800 GTX」と8枚目になりました。現在もATIと激しいシュア争いをしてますが、Geforce4時代からはATIのRADEONにパフォーマンストップの座を譲り、それに伴いGeforce4時代には「RADEON9700PRO」をGeforce5時代には「RADEON9800XT」を使用しました。ATIのRADEONもR520こと、RADEON
X900シリーズを発売間近にしてますが、良い意味で切磋琢磨していただき、今後もより高画質でより高いパフォーマンスの商品を安く提供してもらいたいと思います。