たびの夜空は うわのそら

[ 0-10 ] [ 6-10 ]

もどる

(東北散策にっし 5)

(15/May/2001)

私は改札の方に18きっぷを差し出した。

駅の改札におられる方は、時計をちらりと確認すると
おもむろに改札印を手に取り18きっぷに判を押した。

軽く会釈をすると、私は改札を抜けてゆっくりと階段を上った。
ホームは暗いし寒いのでホームの下の広いホールで待つことにした。

私は時間を改めて確認し、床に座った。ベンチがないので仕方がない。
雑誌を下にひき壁に寄りかかって座った。

夜の東海道線はとてもにぎやかである。
私がうとうとすると、頭の上を電車が通る音で夢も消し飛ばされてしまう。

その大半は貨物列車なのではあるが、夜走る電車もかなり走っている。

映画館と夜行列車には天体の名前がついているものが珍しくない。
瞬きの間に行ってしまうような、流れ星のようなものである。

多くの人たちが流れ星に夢を抱き、ゆきかった。そしてこれからも・・・

next

 

(東北散策にっし 4)

(11/May/2001)

ぶらぶら過ごすうちに、0時のカウントダウン。
3・2・1・0時。

・・・といっても、私の時計は少し信用ならないので構内の時計を見ると、
すでに0時を回っていた。

拍子抜けの感もあったが、私の時計がくるっていたのは、
『最先端のファジー機能がついているから』と、よくわからない理由を付けて納得した。

改札の外にいてもすることがないし、構内で休んでいらっしゃる方の
迷惑にならないように改札の中に入ることにした。

夜でも当然のことながら駅の改札には人がいる。が昼間より当然少ない。
想像だが、いろいろな仕事を夜は兼務して行っていると思う。

あえて書くことではないかもしれないが、女性の駅員さんもいらっしゃる。
夜の暗い雰囲気が少し華やかになる気がするのは私だけであろうか。
安全には本当に気をつけてもらいたいものである。

話がそれたが、兼務して仕事をしている方が多いらしくとても忙しそうだった。
それでも私が窓口に顔を出すと、仕事を一時置き改札に向かってくれた。

私の一日が、18きっぷの1日目が今始まろうとしていた。

next

 

(東北散策にっし 3)

(5/May/2001)

構内を出た私は、すっかりと夜の町へとかわっている繁華街を抜けて、
一軒のコンビニへ立ち寄った。

荷物が大きいため通路を歩くのも気を使う。
私はいそいそと買い物を済ませた。
すこしの食べ物と飲み物を買い、店を出た。

雨は小ぶりになってきたが、少し寒い。

再び駅の構内に戻った時には時間は23時を少し回っていた。
0時まではまだ少しある。

構内には雨が降っているためなのか、駅をねぐらにして
休んでいる人たちがいる。
最終に乗り過ごしたのか、それとも帰る家がないのかわからないが、
いろいろな事情があり、そこにいることは確かである。

人の数だけ生き方があり、そして人生があることを感じた夜であった。

next

(東北散策にっし 2)

(29/Apr/2001)

ことことゆられて、うとうと眠くなったとおもったら
終点静岡駅についていた。

私はゆっくりと腰を浮かすと、ちょっと大きめの荷物と、
三脚を抱え、家路を急ぐサラリーマンのあとに
ゆっくりと電車から降りた。

この静岡ではムーンライトながら(以下、ながら)に乗車する
予定なのだが、ながらの静岡着時刻は1時58分。
発時刻は2時00分なのである。
今からざっと、4時間ほどあるが、寝過ごすわけにはいかない。
ながらは待ってくれないのである。

私は、少し時間を持て余したのと、18きっぷにハンコを
うってもらうために、一度改札を出た。

まだ日付けはかわっていない。
私はその足で静岡駅の構内を出た。

雨はまだ降っていた。

next

 

(東北散策にっし 1)

(16/Apr/2001)

4月2日、私はいつもの時間に家を出た。

時間は21時を少し回っていた。

なぜこんなに遅い時間に出発をするかというと、
静岡よりムーンライトながら(注1)に乗るからである。

外は雨が強く降っていた。

駅に向かう足取りも少し重い感じなのは雨のせいなのであろう。

駅につくと静岡までの切符を買い電車を待った。
電車がなかなかこないと思うのは、気持ちがせいてるからだと思う。

静岡駅に向かう電車に乗ると車内は思ったとおりすいていて、
よけいに自分だけが非日常的感覚に包まれている気がした。

つづく

(東北散策にっし 0)

(16/Apr/2001)

いやー東北に行ってきましたですよ。
普段静岡から出ない私といたしましては、驚きの連続であぶなく、
ついでにサハリンまで行ってしまうとこでしたよ^_^;アセアセ。

かなりの東北の地域をひろーく、あさーくまわってきました。

自慢ではないですけど一つのところに長くいることが、
できないたちなもんですから、(ちょっとうそ)。

でも、ホントまた行ってみたいところばかりでした。
滞在時間が短いことをちょぴっと恨んじゃいましたですよ(>_<)

 

もどる

 

 

 

 

ご意見ご感想おまちしてまーす。

受付はこちら、もしくはお手紙コーナーからどうぞ。

作者:ちはるよりのお願いです。
注意事項