込んでいる入り口をかき分けかき分け進んでいった。(決して大げさではない)
私の席はどこかなーっと探しているとあった。
窓側の席だっだが通路側には1人のおじさんが座ってというより、
斜めにイスに浅く腰掛けていた。
私はこのままでは窓側へはいけないと思い、どうしようか迷ったが、
おじさんに声をかけて起きていただいた。
声をかけずに荷物がおじさんの顔や身体に当たって起こしてしまったら、
おじさんもたまらないだろうし、何時間か隣の席になるであろう私も
気まずくなってしまうからである。
ーながらに使用されている373系の電車が、
夜行の列車には少し不向きだといわれるゆえんなんですけどね。
ちょっとイスとイスとの間が狭いってこと。
本来は昼間走っている特急用電車なので昼間はいいんですけどー
おじさんはびっくりしたように起きると、深く座りなおし私が通り過ぎるまで
気を使っていてくれたようであった。
これというのも、深夜の2時に静岡の駅から自分の空いている隣に来るなんて、
なかなか思わないだろう。
現に他の席はほとんどというより、全部埋まっている。
これは静岡までの途中の駅で人があまり降りていかなかったともいえる。
しかも空いている席が例えば隣同士の2つ空いている場合など、車掌は、
指定席券を持ってないでそこに座ってしまった人に売ってしまうことがあるのだ。
せっかく指定席券を手に入れても、急用ができてしまったときなど
キャンセルをしないで、結局乗らない人も多いのであろう。
だから、たまに車内は超満員でも、自分の隣は空いていたなんてことも、
ないこともないのである。
ちょっと気まずいというか申し訳ない気がするけど、自分のせいではないし、
ましてや、ゆったり座るため2席買ったというおろかなことではない。
けど気まずい。経験談、私。