Lookwalk P751v

M-STAGE VISUAL対応端末PHSビジュアルホン「Lookwalk P751v」
Lookwalk TM P751v

FOMA/P2101vと同型で、TV電話機能を搭載。さらに、動画配信サービスM-STAGE VISUALにも対応するなどハイスペックPHS。ただ、HS・OS登録には非対応で、パルディオEメールの自動読み出し機能も搭載せず、かなり癖のある機種。使い手を選びそう…。

●基本機能

■形状
重いのはともかく、分厚い。折り畳み時の厚さは35mmと、633Sの26mmと比較してもかなり厚ぼったい。あと、液晶部と本体部の比重が同じくらいらしく、液晶を起こしたまま設置するのは難しい(携帯のNシリーズとかは可能なのに…)。

■操作
キー配列はP2101vと同じで、操作性もほぼ同様。ボタン反応はPシリーズの特徴を受け継いでおり、遅くはないが、連続して操作するとボタン反応がない場合がある。つまり、SHシリーズみたいに数動作先までのボタン入力をいっぺんに行うことはできない。基本的には十字キー+真ん中の決定ボタンでほとんどの操作ができるので、難しいことはないだろう。

■液晶・表示機能
26万色表示のTFT液晶を搭載。さすがに633Sと比べると発色は鮮やか。ただし、バックライトではなくフロントライトなので、「くっきり」感が低く、やや淡い印象を受ける。とは言っても実用の範囲と思われる。なお、文字の大きさは2段階の調整可能(WEB及びメールでそれぞれ設定できる)。

■メニュー体系
基本的には、下写真のようなアイコンメニューから各メニューにアクセスする。M-STAGEについてはショートカットボタンがあり、M-STAGEボタン短押しでWEBメニュー、長押しでM-STAGE VISUALのTOPページにアクセスできる。なお、下写真のアイコンは左上から順に「カメラ」「M-STAGE」「プレイヤー」「WEB」「メニュー」「メール」「スクリーン&カスタム」「アクセサリー」「ショートカット」。

■文字入力・漢字変換
インライン入力ではなく、画面下の入力エリアで入力・変換してから表示する方式。変換効率は決して良くはなく、熟語学習もしない。ただ、ユーザー辞書登録は可能(最大100件)。
かな入力の他にポケベル入力にも対応し、コピー&ペーストも可能。
http://や.ne.jpなどのインターネット用語については、定型文から呼び出せるがやや面倒。ワンタッチで呼び出せるようにして欲しかった(これはP751だけでなくPシリーズ共通…)。

インライン入力…文字の表示されるエリアと入力するエリアが分かれておらず、パソコンのワープロのように文字入力のできる方式。
熟語学習…例えば、「騎馬」という単語が登録されていない場合、「騎」と「馬」をそれぞれ変換することによって自動的に「騎馬」という熟語を学習する機能。

■マナーモード
右下のマナーボタン長押しで設定可能。また、折り畳んだ状態では、外側のマナーボタンを長押しすることでも設定できる。また、オリジナルマナーモードの設定も可。

■通話時間・積算時間表示
ともに表示されるが、633Sのように音声通話・パルディオEメール・moperaの区別はない。「メニュー」→「セキュリティ」のところにあるので、ちょっとさがしにくい。ショートカットに登録するのがおすすめ。

■セキュリティ設定
着信拒否・着信許可及び非通知拒否の設定が可能。また、メモリダイアルロックやTV電話の着信拒否設定、メール・WEBのロック設定をすることもできる。この辺は通常の携帯と同レベルの機能を有する。

■電話帳
500件登録でき、それぞれに3電話番号・3メールアドレス及びメモを登録できる。また、そのうち10件については静止画像を登録することも可能。検索方法は、名前・電話番号・登録番号・グループ検索の4方法。

■キーロック
折り畳みなのであまり使わないが、一応中央のボタン長押しで設定可能。

■電池の持ち
最大待ち受け時間は300時間。使った感じでは、頻繁にWEBなどをしなければそれなりに持つ。ただ、WEBをちょくちょく使っていると結構電池を消耗する模様。印象としては、641Sよりは持つが、633Sよりは持たないというところか。

 

●メール機能

P751vで利用できるメールサービスは以下の通り。きゃらメールやきゃらトークは利用できないので注意。

利用できるサービス…パルディオEメール、インターネットメール(POP3のみ)
利用できないサービス…きゃらメール、きゃらトーク

■全般
メールボタンなどはないので、メール機能を利用するには基本的にアイコンメニューの「メール」から操作することになる。メールチェックをするには、「アイコンメニュー」→「メール」→「センター問い合わせ」→「パルディオEメール(またはインターネットメール)」という手順を踏む必要があるため、非常に面倒(ショートカットへの登録も不可)。

■パルディオEメール機能
タイマー読出や、自動読出機能はない。ただ、着信通知機能については他機種と同様に利用できる。送受信文字数は最大全角3000文字で、添付ファイルの容量は40KBまで。ということは、パルディオEメールに添付できる動画ファイルはだいたい5秒程度。

■インターネットメール機能
パルディオEメール以外のプロバイダのEメール。本文最大3000文字、添付ファイル200KBまで送受信可能。利用するには、メールサーバ(POP3サーバ及びSMTPサーバ)・メールID(アカウント名)・メールパスワードを設定する必要がある。
なお、未確認だがどうもPOP Before SMTP(略してpbs)に対応していない感じがする。そうだとすれば、最近の大手プロバイダにはpbsを導入しているところも多いため、それらを利用するにはそのプロバイダのアクセスポイントからメール送信を行う必要があることになる。
POP Before SMTP…従来、送信メールサーバ(SMTPサーバ)はユーザ認証を行っていなかったので、なりすましのメールに悪用されやすいという欠点があった。そこで、送信メールサーバを利用する際、受信メールサーバで先にユーザー認証を行うようにしてなりすましを防ぐ方法が考えられた。このように、SMTPの前(Before)にPOPサーバにアクセスすることから、POP Before SMTP機能とよばれる。

■メール送信手順
まず、アイコンメニューの「メール」を開き、「新規メール」を選択。送信先は「To」欄に直接入力するか、「MENU」から「アドレス帳呼出」を選び、アドレス帳から選択して入力する。タイトル、本文を入力後、「MENU」から「送信」を選べば送信開始。

■受信メールの閲覧・編集
受信メールしたは、「パルディオEメール」「インターネットメール1」などのフォルダに分かれて保存される。さらに、差出人アドレスから自動振り分けの設定をすることも可能。
メールを削除する場合には、複数件まとめて削除することが可能。また、日付・アドレス・添付ファイルの有無・未読既読でソート(並べ替え)することもできる。

■メールの保存容量
受信メール:200件(計200KB?)
送信メール:100件(容量不明)

 

■各メールサービスの利用料金(料金は標準的な金額)
料金 F5 P-p@c その他の割引
パルディオEメール
(センタ経由)
7円 × × なし
パルディオEメール
(ダイレクト)
10円 × ファミリー割引
(15%引き)
インターネットメール
(mopera利用)
15円 × なし
インターネットメール
(他のプロバイダ利用)
10円
(対応プロバイダ)

(ホーム割引の裏技…)

●WEB機能

P751vは、他のブラウザホンと同様にC-HTMLで記述されたサイト(いわゆるiモード向けサイト)を閲覧できるほか、M-STAGE VISUALも利用可能。高速ブラウザ&64k通信で、ブラウジングは快適そのもの。

■基本機能
WEB機能を利用するには、アイコンメニューから「WEB」を選択する他、M-STAGEボタンを押すことでもできる。WEB機能のメニューには、「ブラウザ設定」「ホーム」「プロバイダ選択」「Internet」「M-STAGE」「Bookmark」「オフライン」「ブラウザメニュー」「画面メモ」がある。
メニューから「ホーム」「M-STAGE」「ブラウザメニュー」を選択すると、自動的に通信を開始する。途中で通信を切る場合には、電源オフボタンを一回押すと切断され、オフライン表示となる。なお、通信時間は「Time」ボタンを押せば確認できるが、633Sのように常に表示されているわけではない(→不便)。
Bookmark:50件 画面メモ:24件

■処理速度
ブラウザの処理速度は非常に高速。633Sと比べてもその差は歴然で、64k(あるいは32k)のデータ通信速度と相まって快適にブラウジングすることができる。画像表示には若干の処理時間がかかるが、それでも633Sよりはずっと早い。

■文字サイズ
標準(16ドット)・縮小(12ドット)から選択可能。12ドットの表示でも文字は十分きれいで、一画面に最大156文字を表示することが可能となる。個人的には縮小での利用がおすすめ。

■画像・メロディのダウンロード
画像(JPEG及びGIF)とメロディ(MLD及びMIDI)のダウンロードが可能。633Sでは画像のダウンロードはできないが、P751vでは画像ダウンロードも可能で、著作権保護がされていなければメールに添付して送信することもできる。なお、メロディの方はダウンロード件数が3件とかなり貧弱。いくらなんでも3件は…。また、画像の保存件数は最大15件(既存の壁紙用画像に上書きする形式)。
※着信メロディは3曲しか登録できませんが、画面メモに登録することでも保存できます。

■M-STAGE VISUAL
動画配信サービスM-STAGE VISUALを利用可能。利用するには「infogate」(月額100円)に申し込み、「クイックスタート」を実行すればOK。ちなみに、M-STAGE以外にもFOMAのiモーションをダウンロードして再生することもできる。M-STAGEが(基本的に)ストリーミング再生なのに対し、iモーションはダウンロード再生なので、後者の場合には端末に保存することも可能。動画をダウンロードした場合、「プレイヤー」からいつでも見ることができる。

■位置情報コンテンツ
実は非対応。なので、いくら「位置情報を公開する」に設定しても利用できない(悲)。

 

●デジカメ機能

P751vは11万画素(総画素)のCMOSカメラを内蔵。静止画及び動画を撮影してメールで送受信することができる。ちなみに、撮影時の音は「ピピピ」という電子音(マナーモードでも消せない)。

※デジタルカメラのレンズには、大きくいってCCDとCMOSがあり、一般には前者の方がきれいに撮影できると言われている。ただ、後者には消費電力が少ないという利点もあり、一概にCCDの方がいいというわけではない。また、画素数については、メールに添付する程度だと10万画素でも十分と言われ、30万画素や100万画素はPC等で編集することを念頭においたスペックであると言える。

■回転式カメラ
デジカメは回転式で、手前側・奥側ともに液晶をファインダーにして撮影することができる。ただ、奥向きにする場合、上下が反転している状態になるので、「MENU」から「反転表示」を選ぶ必要がある。
レンズ回転イメージ

■撮影モード
スナップ(静止画)、繰り返しスナップ(2〜3秒間隔で最大5枚の静止画)、録画(動画)の3つのモードがある。静止画の保存形式はJPEGで、動画の保存形式はASF(MPEG4)。同じ動画でもJ-PHONEとは形式が違う(J-PHONEの動画はNancy)ので、動画の送受信をすることはできない。
静止画については、サイズをQCIF(176x144)・CIF(352x288)、画質をスーパーファイン・ファイン・ノーマルから設定することができる。
動画については、サイズはQCIF固定で、画質をスーパーファイン・ファイン・ノーマルから設定可能。もちろん、サイズを大きくし、画質を良くすると保存容量も大きくなる(→メールで添付するのが大変になる)。

■保存容量
静止画:最大100件(300KB)まで
動画:最大100件(800KB)まで

静止画の保存容量(参考値/1枚あたりの容量)
 QCIF:S/10KB、F/6KB、N/4.5KB
 CIF:S/30KB、F/15KB、N/10KB
動画の保存容量(参考値/40KBあたりの秒数)
 S/3.5秒、F/4.5秒、N/6秒

■画像の管理
画像を閲覧するには、アイコンメニューから「プレイヤー」を選択する。静止画と動画に分けられており、サムネイル表示も可能。また、編集についてはメールと同様、ソートや複数操作もできる。ただ、プレイヤーを起動して画像を表示した状態では消去などの操作ができない点や、「戻る」がなくて「終了」しかない点についてはやや不満(こう書いても分かりにくいのだが、要は一回画像を表示させると、プレイヤーを終了させて再度起動させないと他の画像を見られないという点が不便)。

■データリンク
FOMAUSBケーブルとデータリンクキットP6001を利用すれば、静止画や動画をパソコンに転送することが可能。と言っても、データリンクキットなんて売っているの見たことないので、実用的ではないかも。売っていても安くはないだろうし…。ただ、200KB以上の動画ファイルを撮影してしまった場合、メールに添付することはできないので、データリンク機能を使わなければパソコンに保存することはできないことになる。

■携帯に画像(静止画)付きメールを送る
ドコモ(PDC):iモードメールは画像を受信できないので、「ななメール」や「ドコアル」といったサービスを利用する
ドコモ(FOMA):メールに画像を添付して直接送信(最大10KB)
J-PHONE:メールに画像を添付して直接送信(5xは最大12KB、0xは最大6KB)
au:メールに画像を添付して直接送信(容量は機種によって異なる)


P751vを使ってサイズQCIF・ノーマルで撮影した画像。
細部で圧縮の際のノイズが発生しており、あまりきれいとは言えない。
ただし容量も小さいので、携帯同士などでやり取りするのには向いている。

 

●TV電話機能

■利用料金
月額基本料など、特別な費用は不要。単に64kデータ通信で利用できる。なので、通話料金も64kデータ通信料そのまま。ただし、FOMAへのTV電話は8.5秒10円とかなり高めなので注意。

■使い方
相手先の電話番号を入力し、通話ボタンの代わりに「TV電話ボタン」を押すだけ。受ける際も同様。カメラは回転式なので、自分を写すもよし景色を写すもよし。
なお、相手先の端末と接続する関係上、通常の音声通話よりも発呼・通話開始に若干時間がかかる。また、発信者番号通知が利用できないので、誰からかかってきたかは出るまで分からないし、着信履歴にも番号は残らない(TV電話着信とだけ表示される)。
画質については、電波状態が良ければ思ったよりも良い。少なくとも、紙芝居みたいではなく、ちゃんと雰囲気が伝わる。ただし、電波状態の不安定な場所になると顔が分断されたり固まったりするので、場所はちゃんと選んだ方が良いかも…。
ちなみに、液晶のフロントライトはしばらくすると消えてしまうが、これは常時点灯にすることも可能(というか、点灯させないと画面が見にくい)。

■三者通話
不可。ネットワークを整備すれば可能なのかもしれないが、現状ではM-STAGEビジュアルネット(FOMA向けの三者間TV電話)はFOMAのみ対応なので、P751vではできない。

■ハンズフリー通話
これは可能。外では恥ずかしいが、屋内ならハンズフリーで会話するのが一番便利そう。ただ、(相手方が)ハンズフリーにすると自分の音声がエコーしているように聞こえるのがちょっとうっとおしいかも。

■代替画像
動画を流す代わりに、静止画を表示させることも可能。相手の顔は見たいが自分の顔は見せたくない、というような場合に有効(?)。

 

●その他の機能

■電卓機能
実はドコモPHSでは初めて?

■スケジュール機能
633Sが非搭載なだけに。

■ToDo機能
これもPHSでは珍しい。

■アラーム機能
5件まで設定できる。それぞれ、「1回」「毎日」「曜日指定」から選択可能。スヌーズ機能はない。

■フリーメモ
その名の通り。10件登録可能。

 

●非対応な機能

■データ通信
USBケーブルで接続してもデータ通信をすることはできない。

■家庭用子機登録・オフィスステーション登録
子機としての利用は不可。この機種の位置づけはおそらく「PHS」ではなく「PHS回線を利用したモバイル端末」なので、あえて外してきたのかも。SH712mが非対応でないのは、あえて外すのが面倒だっただけとか…?

■電話帳転送
パルディオでは標準機能の、トランシーバ機能を利用した電話帳転送は不可(そもそもトランシーバ機能がない)。USBケーブルを利用した電話帳転送は、現状では対応するソフトがないが、場合によっては可能になるかも(基本的にはP2101vと同じはずなので)。

■M-STAGE ビジュアルネット
TV電話の電子会議機能(複数人による同時TV電話機能)には非対応。FOMAのみらしい。

■きゃらトーク・きゃらメール
上述の通り。もっとも、きゃらメールは既に新規の受付を終了。

 

●P751vの評価

まず長所としては、なんと言ってもデジカメを内蔵する点。TV電話として利用する気がなくても、静止画・動画をメールに添付できるのは便利。特に動画については、FOMAの新機種では動画メールに対応するらしいので、そちらとの送受信も可能かもしれない。静止画にいたっては、既にJ-PHONEの「写メール」がすっかり市民権を得ており、画像付きメールを送受信できるメリットは大きい。

また、M-STAGE VISUALに対応している点も評価できる。ドコモPHSのブラウザ機能にはP-p@cを利用できる(詳しくはこちら)が、これを利用すれば、無料通信分を使ってちょっとした暇つぶしに動画を見ることができるのである。eggyだとさすがに用意するのが面倒であっても、P751vなら「M-STAGE」ボタンを長押しするだけですぐにアクセスできるので便利だ。

これに対して、短所としてはまず大きさが挙げられる。男性ならともかく、女性だと使っているだけでも疲れてしまうかもしれない。ポケットに入れてもふくらんで目立ってしまう可能性が高い。P504i・P504iSに見るように、Panasonicは薄型の技術を持っているのだから、「仮に」次機種があるとすれば薄型の機種を望みたい(望み薄…?)。

また、いくらなんでも電話帳コピーができないのは困る。せめてドコモショップにあるメモリコピー機ぐらいは対応して欲しい。というわけで、未だに電話帳登録をしていなかったりして…^^;。

それから、P-p@cを利用している身からすると、pbsに非対応かもしれない点は大問題。moperaのネットワークからだとメール送信できないとすると、送信は無料通信分で利用できないことになる。せめて「送受信」機能があれば…。

なお、子機登録ができない点については微妙で、短所と言うべきではないと思われる。なぜなら、OSブラウジング機能はドコモにとって収入にならない以上、搭載したくないのは理解できるし、またP751vは前述のように単なる「PHS」という位置付けではないと考えられるからである。もちろん、ユーザーとしては自宅ではOS機能を利用して安くブラウザ機能を利用したいと思うものだが、端末の費用を基本料・通話料から回収するという現在のビジネスモデルである限り、キャリア(事業者)の収入にならない機能は削られることになるのかもしれない。(そういえば、昔DDIポケットはただメールを強制的に使えなくさせたなあ…)

というわけで、最初にも書いた通りP751vはかなり偏った機種で、使う人を選ぶ端末だと思われる。個人的には、大きささえ許容できればかなり満足度の高い端末だと思う。

あとがき

えー、こうして一応完成したレポートですが、まだ使用期間が短いこともあって細かい「あら」が見つからずにいます。なので、短所もそんなに感じていないわけです。もうちょっと使っていくとそれなりに短所が増えてくるのかもしれません(笑)。

それはさておき、このP751v発売から既に3ヶ月以上が経過していますが、当初の36800円から現在は24800円くらいの価格になっているようです(2002年11月現在)。24800円のままではまだオススメとは言えない段階で、せめて1万円台(それも前半が望ましい)になればオススメと言えるかと思います。

動画の撮影は意外と楽しいです。J-PHONEの動画と比べると一目瞭然で、ちゃんとムービーになってます。J-PHONEの動画は、容量を15KB以下に抑えた点はすごいのですが、いかんせん画質に難ありで、動きが多いと何がなんだか分かりません。それに比べると、P751vの動画はかなりましかと思います(容量は大きいですが、メールの送信料はせいぜい10円ですし…)。こうなると、データリンクキットが欲しいと思うのですが、さすがに本体も高かったので、これ以上出費するのは痛いです…。やはり地道にメールに添付してPCに送るしかないようです。

ちなみに、文中に挿入してある画像の一部は、eggyを使って作成しました。光の具合が悪いのか、あまりきれいに撮れていません(涙)。撮影している間にフロントライトが消えちゃったりして、撮影は結構大変でした。もしかしたら説明書をスキャナで読み込んじゃった方が早かったかも…とか思いました。

 

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