その他の機種

PALDIOtera 623P

高速ハンドオーバー対応端末「PALDIOテラ」。

大画面48文字表示と充実のメール機能搭載。

623p.jpg (14094 バイト)

623Pの良いところ

64kデータ通信に対応

パルディオEメール対応

63gでパルディオ最軽量

デザインが携帯電話っぽい(いいとこかはともかく…)

メールボタンで、パルディオEメールの操作が簡単に

メニューが従来のPシリーズより圧倒的に使いやすく(携帯のP208そのまんま)

表示文字数は48文字表示可能

3和音着信音(自作も3和音で作成可能)

着信音の音色が変えられ、エフェクトもかけられる

メール保存容量がそこそこ多い

きゃらトークの送受信件数がそれぞれ100件とパルディオで最大

ハンズフリー機能あり

 

623Pの悪いところ

着信メロディーの音量が小さい

液晶のLEDが高輝度タイプではない

スケジュール機能が無い

目覚ましがしょぼい

ボタン音がやっぱり「ぴっぴっ」という音(623Nはプッシュ音なのに…)

メールの一画面表示文字数:48文字(8x6)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ 63gはパルディオ最軽量だし、薄さもまあまあ。サイズは問題なし(もっと薄いとうれしいけど)。ただ、相変わらず充電器は大きいし、重い。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 LEDが高輝度タイプでないのが残念。バックライトの色も緑のみだし。フォントはいままでのPより見やすくなった。48文字表示可能。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 登録・検索などは携帯電話のPシリーズと全く同じ。個人的には検索はすごいしやすいと思う。ただし、1件につき1番号しか登録できないし、工夫はない。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 中央のマルチファンクションキーは、押し間違いも少なく、扱いやすい(P208より改善されている)。マナーモード、メールボタンなど配置もよく、優れている。ボタン反応も良いし、とくに不都合は感じられない。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 受信メモリは80KB程度(予想)、送信メモリは15KB程度(予想)。これは、他の機種と比べるとかなり多め。メールボタンから、送受信・メール履歴検索などが行え、メモリ使用量も確認できる。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 送受信のメールBOXはパルディオEメールと共用。なので、PEMを使わなければかなりの量を保存できる。送受信はメールボタンから行う。
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 10 メールボタンから送受信を行う。送信前にカナメールか漢字メールかを選択して送信メールを作成する。送受信の保存件数が各100件はパルディオ最大。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 ドコモ携帯のP208とほぼ同様。基本的にはアイコンとかはなくて、文字のメニュー構成。「選択」「戻る」等が画面下に表示されているので分かりにくくはない。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 ハンドオーバーはまだあまり見てないが、そんなに悪くないのでは?感度自体は結構いいと思う。アンテナバー0本でメールチェックができたし。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 学習機能がないのはなぜ!?(というか、確かP208にもP502iにも無い…)変換効率や入力自体は悪くない。漢字変換のあと、決定ボタンを押さなくても次の文字を入力できるようになったのはうれしい(P208より改善されてる)。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 3和音着信音。最初に入ってるのは3曲だけなので、自作したくなる。自作は10曲まで保存可能。P208と全く同様の作成方法なので、インターネットの着メロページの入力方法がそのまま使えるので便利。また、各旋律ごとに音色が変えられる。ただ、音量が非常に小さいので、最大音量でも外では気づかないかも。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ 特別な機能は少ないので、楽しみは少ないかも。ただ、メロディーの音色が変えられるのは面白い。また、画像・メロディーデータをメールに添付して送受信できる。それから、キャラクター表示をONにすると、いたるところでキャラクターがアニメーションする。キャラクターは自分で作成したものを表示することも可能。
不満点 減点対象となる不満点

目覚まし機能がしょぼいのと、スケジュール機能が無いのは残念。また、デュアルモード時に、HS発信を優先にしておくと、PEMの自動受信や、PIAFSが利用できないのが不便。着信メロディーの音量が小さいのは非常に残念。

総合評価 95点

短評 なんか点数が良すぎて、100点満点じゃないことがばれそう…。
623Pは、非常にバランスの良い機種だと思う。欠点がすごく少ない。
メールの作成時に、宛先とか本文とかタイトルとかの入力が、一見すると見づらいけど、慣れれば平気だし。
最大の問題は着信メロディーの音量が小さい点。これは、メロディーを使わない人には関係ないけど。

 

PALDIOtera 623N

高速ハンドオーバー対応端末「PALDIOテラ」。

4和音着信音と大画面が魅力。

623n.jpg (13602 バイト)

623Nの良いところ

64kデータ通信に対応

パルディオEメール対応

メールボタンで、パルディオEメールの操作が簡単に

なにげにスケジュール&目覚ましの機能はすごいです

電話帳機能が充実してて、検索も比較的簡単

表示文字数は45文字/78文字で切り替え可能

4和音着信音(携帯の着信音とは思えないです)!

 

623Nの悪いところ

ホームステーションモードで着信音が変えられない(怒)!

パルディオEメールの自動読み出し設定が1日1回しかない!

きゃらメール/きゃらトークの送信・メッセージ検索が不便

3Dキーを押すと結構カチカチうるさい

ボタン音の反応が遅く、押しても音が鳴らない

でかい

メールの一画面表示文字数:45文字(9x5)または78文字(13x5)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ ちょっと重めの70g。しかも、けっこう分厚い。NECって、なんかサイズに問題があるような…。というか、スマートじゃないんですよね…。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 表示文字数は全角45文字/78文字が切り替え可能。画面は高輝度対応の液晶なので明るくて見やすい。たぶんこのタイプはPHSでは初のはず。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 10 登録および検索は待ち受け中に3Dキーで行う。3Dキー右で登録、左で通常検索、上でアイコン検索、下でふりがな検索。1件につき3電話番号とEメールアドレス、きゃらメールセンタ番号が登録可能。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 中央の3Dキーはなんというか、好みの分かれるところでしょう。個人的にはカチカチうるさいのが不満。でも、使いづらくはないと思いましたが。マナーモード・キーロックは622Sより長押しする時間が短いので○。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 受信メモリは15KB。つまり、全角1500文字のメールだと5件分。これだと622Sと変わらない。操作はメールボタンがあるのでしやすい。メモリ操作や、使用率の参照もできる。また、一画面78文字表示も可能。メールの自動読み出しが一日一回設定しかないのはどう考えても不都合。きゃらメールを使えと!?
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 受信は最大30件保存可能。送信はドコモ携帯のNシリーズのショートメール送信と同じで、「フリーメモ」を作成してから送信する。面倒です、はい。
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 受信は最大10件保存可能。件数は少ないし、送信も面倒(きゃらメールと同じ操作)。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 アイコン表示で、ドコモ携帯のNシリーズと共通。分かりやすいが、メニューの検索はややしづらいかも。文字のメニューも用意されていると良かった。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 アンテナバーの立ちはまあまあ良いが、なんか挙動不審な動きをする(2本と3本を行き来したり)。高速ハンドオーバーはあまり決まらない…。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 特に優れているわけではない(言ってみれば標準レベル)が、PALDIOでは最高レベルだろう(苦笑)。変換効率は悪くないし、学習機能もあり。カナ変換もされるし。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 4和音着信音は圧巻!和音もさることながら、音色が数種類あるのもすごい。ただ、自作着信音は単音で、ダウンロードサービスもないのが寂しいところ。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ ボタン音がピポパ音なのは個人的には結構好きです。ただ、音の反応はちょっと遅いので、押しても音がならないことが多いですが…(悲)。あと、スケジュール機能兼目覚ましは結構充実してます。曜日ごとに時間・メロディを変えられるし。
不満点 減点対象となる不満点

3Dキーのカチカチ音と、ボタン音の反応の悪さ。あと、きゃらメール/きゃらトークの操作性の悪さ。

総合評価 89点

短評 NECにしては(っていうと失礼だけど)悪くない端末かなー、と。
ただ、自動読み出しの設定が1日1回だったり、きゃらメール/きゃらトークがなおざりだったり、携帯電話メーカーの手抜きが感じられますな。
ベースは完全に携帯電話(N207,N208あたり)で、そんなに悪いわけじゃないのだが、もうちょっとしっかり実用性を考えてほしいと思う。
ただ、メールチェックは自分でやるからいい、って人にはお勧めの端末と言えるかも。

 

PALDIO 622S

ドコモPHSの64k対応端末。データカード一体型などを除くと、初の通常端末。

なお、同時期に発売の621Sとは、タイプの違いのみ。

622s.jpg (5494 バイト)

622Sの良いところ

データ通信64kデータ通信に対応

表示機能大画面液晶、48文字一括表示可能

表示機能シャープお得意のLCフォントはほんとに見やすい!

大きさ・サイズ軽い。小さい。持ちやすい。

メール機能パルディオEメールに対応

メール機能メールの保存件数が多い(送受信300件ずつ、きゃらトーク送受信100件ずつ)

電話帳Eメール対応の電話帳

メニュー操作性わかりやすく体系的なFメニュー!

全般使いやすいマルチガイドキー

 

622Sの悪いところ

全般ボタンを押す音がカチカチとうるさい

大きさ・サイズアンテナ部の出っ張りが多くちょっと邪魔

入力・漢字変換文字入力時の、記号が出しづらい点は331Sから変わらず

入力・漢字変換同様に、カタカナを打つのが非常に面倒(追加)

電波感度この時期に、シームレスハンドオーバーに非対応

表示機能バックライトが大画面を照らしきれてない(ちょっと暗い

全般留守モードにするのが面倒(追加)

全般またもいくつかバグを発見(追加)

メールの一画面表示文字数:48文字(8x6)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ パルディオ最軽量の66g。アンテナの出っ張りがでかいのは気になるところ。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 48文字表示の大画面。文字もLCフォントですごく読みやすい。また、操作の随所に大画面を活かす工夫が見られる。ELバックライトでないのはほんとに残念。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 検索方法は331Sから改良された。Eメールアドレスも電話帳に登録できる。ただし、PALDIO電話帳エディタはEメールアドレスに未対応(9月11日時点)。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ ボタンがすこしカチカチいう以外はまずまず。マナーモードも簡単だし。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 端末単体で対応。操作性はまずまず。受信メールは半角50文字×300件と意外と少ない。情報サービスからダウンロードした絵を送受信することも可能。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 オートきゃらメール。最初に設定だけすればあとは簡単。でも、実はEメール経由で送れば、送信料が7円ですむ!
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 メールの新規作成の最初にくる。つまり、使用頻度が高いことを想定している、送信先の設定は331Sでは異常に面倒だったが、この点は改良された。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 10 体系的でわかりやすい。視覚的にも工夫されており、この点はDDIPのJ80よりも上!
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 611Sよりは感度バーの立ちが良い。若干ノイズが多いような気も。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 簡易学習機能がついた。ただ、変換時に画面が切り替わるのは不便?記号などを打つのがすごく大変。カタカナを入力するのも面倒。変換効率は最近の機種の中ではかなり悪い。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 入力方法は331Sよりわかりやすくなった(ガイドが表示される)。10曲入力できるが、既存の曲との置き換えになる。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ おもしろ時計、プランカレンダー、おもしろメーラー。いまどこサービスにも対応。
不満点 減点対象となる不満点

ボタンのクリックがうるさい。アンテナ部が出張っていて邪魔。通話中に基地局サーチできない。文字入力は改良の余地たっぷり。

総合評価 88点

短評 非常に良くできていると思うが、やっぱ厳しく見ればいろんなところに手落ちが…。点数は控えめ(でも88点。)

ただし、それでも現行のラインナップの中では他とは比較にならない。ドコモPHSを買うのなら迷わなくてもいい。

 

PALDIO621S

ドコモPHSの64k対応端末。フリップタイプ。

なお、同時期に発売の622Sとは、タイプの違いのみ。

621s.jpg (4435 バイト)

621Sの良いところ

データ通信64kデータ通信に対応

表示機能大画面液晶、48文字一括表示可能

表示機能見やすいLCフォント

大きさ・サイズ軽い(68g)。しかも、フリップを閉じればスマート。

メール機能パルディオEメールに対応

メール機能メールの保存件数が多い(送受信300件ずつ、きゃらトーク送受信100件ずつ)

電話帳Eメール対応の電話帳

メニュー操作性わかりやすく体系的なFメニュー!

全般使いやすいマルチガイドキー

 

621Sの悪いところ

大きさ・サイズアンテナ部の出っ張りが多くちょっと邪魔

入力・漢字変換文字入力時の、記号が出しづらい点は331Sから変わらず

入力・漢字変換同様に、カタカナを打つのが非常に面倒

入力・漢字変換ボタンが押しにくい(特に下の3つのボタン)

電波感度この時期に、シームレスハンドオーバーに非対応

表示機能バックライトが大画面を照らしきれてない(ちょっと暗い

全般留守モードにするのが面倒

全般フリップを閉じてもキーロックをかける必要がある

全般キーロック時に着信があると簡単に取れない

メールの一画面表示文字数:48文字(8x6)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ フリップとしては68gはかなり軽い。331Sと変わらないように見えて、もってみると全然違う。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 48文字表示&LCフォントはSHARPらしくて見やすい。ただ、画面はちょっと暗め。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 331Sよりはましになっている。検索はフリップを閉じていても可能。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 622Sよりもファンクションキーが小さく押しづらい。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 操作性は悪くないが、最初ちょっと戸惑うかも。メール保存量は件数は多いが容量は少ない。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 331Sから採用のオートきゃらメールだが、使う機会はなさそう。なぜなら、パルディオEメールから送った方が安いし速いから(笑)!
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 メールの新規作成の最初にくる。つまり、使用頻度が高いことを想定している、送信先の設定は331Sでは異常に面倒だったが、この点は改良された。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 10 感覚的に使いやすい!しかも、安っぽい感じがしない。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 622Sと変わらず(ただし、個体差があるというはなしも)
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 622Sのところにも書いたが、もっとも改良されなかった点。331Sの延長に過ぎず、他キャリアのの端末と比較しても1年から半年は古い仕様。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 基本的な入力方法はPALDIO共通。自作曲は10曲入力できるが、既存の曲との置き換えになる。タイトル編集はできない。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ おもしろ時計、プランカレンダー、おもしろメーラー。いまどこサービスにも対応。
不満点 減点対象となる不満点

622Sと共通&さらにボタンの押しづらさなど

総合評価 85点

短評 622Sとは内容は変わらないはずだが、印象はこっちの方が悪い。せっかくのフリップなのに結局キーロックかけなくちゃいけないし、

端のボタンがかなり押しづらい。その押しづらいところに変換ボタンがある。でもまあ、フリップタイプは少ないので、他に選択肢はないけれど。

 

PALDIO 611S

ドコモPHS初の64kデータ通信対応端末。

基本的には全機種341Sの機能を承継。ロゴがドコモになっている点が違い。

611s_p.jpg (5238 バイト)

611Sの良いところ

331Sがベースなので、良いところも全て引き継いでいる(機能は充実)

パソコン・PDAに直接差してデータ通信を行える

「TEL」ボタンを押すと、いきなりきゃらトークの送信モードにできる

電話帳転送があるので、331シリーズからなら楽に機種変更できる。

プランカレンダーをメニューから選べる

 

611Sの悪いところ

こちらもおなじく331Sとほぼ同様

バグもどうやらそのままらしい…

メールの一画面表示文字数:18文字(6x3)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ CFカード一体型なので大きい!そして重い…!
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 一画面の表示文字数は最大18文字。着信履歴や発信履歴も情報不足。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 標準的。可もなく不可もない。検索が少し面倒。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 基本的には331Sと同じ。ただ、611Sは音声端末として扱うにはやはりでかい。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 端末単体では対応せず(5点で統一)。パルディオEボードには接続可能。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 オートきゃらメールは非常に便利。再送機能はない。ただし、送信先の検索は面倒!
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 メールボタンの最初にきゃらトークがくるので使いやすい。ただし、送信先の検索は面倒!
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 今となっては旧型。階層化はされていない。しかも、F番号がついていない機能もあり面倒。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 333Pと比べると明らかに悪い。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 漢字変換はかなりしょぼい。文字入力も面倒。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 音が甲高くちょっとうるさいかも。ただ、曲調の再現性はまあまあ。10曲まで登録可能。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ おもしろ時計、プランカレンダーはまあまあ。いまどこサービスにも対応。64kデータ通信にも対応しているし、CFカード/PCカード一体型。
不満点 減点対象となる不満点

やはり履歴の点は非常に不便。メッセージの検索も不便。

総合評価 72点

短評 ノートパソコンとの連携ではPHSでNo.1!機能的にも充実し、ドコモマークになってさらに使いやすくなっている。

ただただ、あの「ピー」だけはなんとかならないのだろうか…。

 

PALDIO 333P

松下通工のフリップタイプPHS。

薄型フォルムで、重量68gの軽量モデル。

333p.jpg (4672 バイト)

333Pの良いところ

伸縮式(デュアル)アンテナなので感度はそこそこいい。

きゃらトーク(Pメール互換)対応

メロディー作成機能あり(きゃらメロディにも対応)

331Sのうるさい確認音がない

フリップ外側にも通話ボタンがあるので便利。

電話帳転送があるので、331シリーズからなら楽に機種変更できる。

着信履歴に日にちも表示。

アニメーションするキャラクター表示機能。

きゃらトークの前回作成文書を記憶可能。

きゃらトーク受信件数20件。保護機能も使える。

字が大きく見やすい

ハンドオーバーは結構うまい

 

333Pの悪いところ

きゃらメールが331Sほど簡単ではない

きゃらトークへの操作が面倒

表示文字数が少ない

カタカナ表示も多く、いまいち統一感に欠ける

字が大きいので、漢字などはフォントがアンバランス

機能の操作が面倒(番号を覚えるかいちいちヘルプを使う必要がある。)

マナーの設定がワンボタンでできない

メールの一画面表示文字数:12文字(6x2)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ パルディオ最軽量・最薄(98年12月現在)。数字以上に軽く感じる。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 文字数は12文字(全角)。字は大きいので見やすい。履歴は33xシリーズで最も良い。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 松下携帯と同じ使い方。サードキーはちょっと押しにくい。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ フリップの外側にハンズフリーや通話のボタンがあり、フリップを閉じたままでも通話可能。マナーモードにするのが少しめんどくさい。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 端末単体では対応せず(5点で統一)。パルディオEボードには接続可能。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 オート機能は無し。ボタンを何度か押す必要あり。
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 きゃらメールよりは簡単。漢字を使うか選べる点はまあいいかも。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 典型的なF数字。しかも、F99でヘルプにしないとメニューを探せない。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 デュアルアンテナの効果は不明。ただ、331Sより切断少ない。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 漢字変換はまあまあ。文字入力も、松下の携帯の文字を大きくした感じ。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 3曲なのでちょっと少なく感じる。入力方法は331Sと同じ。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ 電源オン時の占い機能、おもしろ画像機能。
不満点 減点対象となる不満点

使っていく上で不満は少ない。ただ、最近の機種にしては物足りないかも。

総合評価 77点

短評 デザインはよいし、そこそこまとまっている。しかし、漢字対応に詰めの甘さがある(カタカナ表示が随所に…)。

デュアルアンテナの感度は331Sよりかはいい。きゃらトーク受信件数20件と保護機能付きはこの機種だけ。

 

PALDIO 331T

大きく進化した東芝33xシリーズ。

超高感度伸縮アンテナを搭載した、小型軽量モデル。

331t.jpg (12743 バイト)

331Tの良いところ

感度が非常に良い。331Sとは比較にならないくらい。(バー表示が良すぎるだけという話も…)

331Sのうるさい確認音がない

小さい軽い

きゃらトーク(Pメール互換)対応

メロディー作成機能あり(きゃらメロディにも対応)

「機能」のメニューもすべて漢字なのでみやすい

きゃらトークの操作が簡単

 

331Tの悪いところ

きゃらメールが331Sほど簡単ではない

きゃらトークの再送機能はない

ボタンが押しづらい

液晶が小さい(2桁表示)

履歴に時間は出るが日にちが出ない

スクロールボタンが使いにくい

メールの一画面表示文字数:6文字(6x1)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ 68gと超軽量。ただし、長さがないのでちょっと話しづらいかも。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 液晶は小さく、2行しかない。漢字も結構簡略化されている。履歴も不十分。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ 左側のスクロールキーで行う。まあやりにくいほどではない。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 各ボタンは少し押しづらいし、左側のシャトルはずっと操作していると指が痛くなる。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 端末単体では対応せず(5点で統一)。パルディオEボードには接続可能。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 ほぼオート機能になっているが、途中で「送信開始」を押す必要あり。再送機能無し。
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 きゃらトークキーがあるのでメッセージの検索など便利。再送機能がないのは痛い!
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 F数字が基本。メッセージ検索などは番号がついていないので不便。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 感度バーの表示はうそ、っていう話しもあるが、ほんとなら感度はダントツ!他が圏外でも入る
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 変換効率は良くない。単漢字変換が面倒くさいのは厄介
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 機能的には333Pと変わらない。入力時にシャトルを使うのは面倒。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ 実は電測機能あり。キャラクタ表示は2種類しかない(DDIのはたくさんあるのに)
不満点 減点対象となる不満点

ボタンが少し押しにくいくらい。特に無し。

総合評価 75点

短評 オートきゃらメールがないのは痛い。ただしきゃらトークに関しては操作が楽。しかし、再送機能はないなどいささか不充分さを感じる。

感度に関しては文句なし。データ通信端末としては331Sよりも扱いやすいだろう。

 

PALDIO 331S

パルディオの本命(?)、SHARP製33xシリーズ。

アンテナも伸縮式になり、漢字表示にも対応。

331s.jpg (28163 バイト)

331Sの良いところ

オートきゃらメール機能はかなり便利。アステルのモジトークでも同じように簡単にできる。

デザイン良い

漢字対応。これは大きいでしょ!

きゃらメールも漢字対応&210文字対応でパワーアップ

きゃらトーク(Pメール)も搭載

きゃらトークの再送機能は結構つかえる

液晶おおきめ。漢字でも3行表示できる。

メロディー作成機能あり(きゃらメロディにも対応)

「機能」のメニューもすべて漢字なのでみやすい

アンテナ伸びる!(けっこう惹かれる)

 

331Sの悪いところ

操作音を完全に消せない(ピーという最後の確認音がうるさい→SHARPの電話はPHSに限らずうるさい)

操作音が甲高く耳に不快(着信音はそうでもないけど)

待ちうけ時に絵を表示できるけど、うごかない(どうでもいいけど)

きゃらメールの再送機能はない

受信済みのメッセージ検索(CM、CT)が面倒

着信音量が3、2、0の3段階(1ってのがなぜか無い

マナーボタンは外側に欲しかった

「TEL」ボタン(電話帳総合ボタン)も外側に欲しかった

外側のハンズフリーボタンを2秒以上押しつづけるのはちょっと大変

着信時に、電話番号が名前に変換されるのはいいが、自宅だかPHSだか分からない

(331Sでは、ひとりに対して2つまで番号を登録できる)

着信履歴に時間が出るが、日にちも欲しかった

電話帳検索が多少不便。ベストメンバー(10件)は簡単だけど、それ以外のところは面倒すぎ

着信音量を簡単に変えられない(「機能」で「着信音量」を選んで…という操作が必要)

バグがある(おもしろ時計のガーデニング編・電話帳データの突然喪失)

メールの一画面表示文字数:18文字(6x3)

項目 採点基準 評点 コメント
大きさ・サイズ 端末の大きさ、重さ ずっしりとくる重さだが、そんなにかさばらないはず。小さいとは言えないな。
表示機能 表示文字数、発信・着信履歴 全角18文字表示。特に見やすいわけではない。
電話帳機能 電話帳の検索・使いやすさ ベストメンバー以外は発信は面倒。検索も若干やりにくい。
操作性全般 電話機の全般的な使いやすさ 外側の留守ボタンとハンズフリーボタンが押しにくい。フリップは数少ないマイクフリップになっている。
パルディオEメール パルディオEメールの使いやすさ 端末単体では対応せず(5点で統一)。パルディオEボードには接続可能。
きゃらメール きゃらメールの送受信の操作性 オートきゃらメールはすごく便利!同様の手順でモジトークにも送れる!
きゃらトーク きゃらトークの送受信の操作性 再送機能あり。メール送信にはかなりの数のボタンを押さなくてはならない。
メニュー(F)操作性 メニューの操作性 左側のスクロールキーで行う。ちょっと指が痛くなるかも。
電波感度 電波の感度・ハンドオーバー性能 以前の機種より良くなっているはずだが、感度バー表示は厳しい。
入力・漢字変換 文字入力・漢字変換の性能 文字入力は結構大変。変換効率もいいとは言えない。
着信メロディー機能 着信メロディーのやり方や曲数など 標準的だが、10曲入力できるのはいい。自作曲でタイトルも編集できるようにして欲しかった。
特別機能 独自機能の豊富さ・面白さ おもしろ時計、プランカレンダー、いまどこサービス。
不満点 減点対象となる不満点

たくさんある。けっこうバグが多かったのも痛い。

総合評価 74点

短評 良く出来た機種で、プラスの点も非常に多いのだが、どうしてもというマイナスも結構多いのは問題。

それでも、出た時期も考慮すると総合的にはこの点数になるだろう。

 

総合評価の算出方法

粗点(A)…各項目の点数をすべて足した数値

バランスポイント(B)…個人的なその機種に対する評価(5点満点)

※着信メロディー機能と特別機能はあわせて1項目(平均点で算出)

総合評価 AとBの合算

PALDIO313P

313pp.jpg (7518 バイト)

Panasonic製のフリップタイプのPALDIO。

ハンズフリー機能が最大の特徴だが、一番使えない機能もハンズフリー。

【Good!!】

小さい軽い。ポケットにすっぽり・・・

バージョンアップ(1000円)できゃらトークが使える

左側面にスクロールシャトルがついた(ちょっと使いづらいけど)

待ちうけ中に、変なキャラクターが動く

ボタンがとても押しやすい(かたくて痛かったり、柔らかすぎて疲れたりしない)

 

【Bad…】

フリップを閉じても通話が終了しない

きゃらトークにバージョンアップしても、使い方がさっぱり分からない(結局聞いた)

ハンズフリーは使えない(どの機種にも共通)

フリップをあけないと電話に出られない(かけるときは閉じたままでもできる)

高速スクロールって書いてあるけど、すごく低速

 

機種の通信簿(10点満点)

サイズ(大きさ、重さ) 発信時の簡単さ(電話をかける際の操作性、電話帳検索のしやすさ) 着信時の手軽さ(着信表示・履歴、着信時の受けやすさ) 表示機能(液晶、文字の見やすさ、情報の表示、漢字)

きゃらメール(送る際の便利さ・受信の際の便利さ) きゃらトーク(送る際の便利さ、再送機能、受信の際の便利さ) 電波の感度(使っていてのだいたいの強さ) 減点(これだけは嫌だ、の数)

サイズ 発信時の簡単さ 着信時の手軽さ 表示機能 きゃらメール きゃらトーク 電波の感度 減点

総合評価 60点

短評 悪くは無い。が、決して良くは無いだろう。きゃらメール・きゃらトークともに使いづらい。そのかわり、減点も少なく安定度は高い。着信時はめんどくさい。

PALDIO311P

311p.jpg (4872 バイト)

Panasonic製ストレートタイプPALDIO。個人的にはとてもお気に入り。

通産省のグッドデザイン商品にもなってるし。デザイン・機能ともに安定感あり。

【Good!!】

デザイン良い

機能がシンプルで使いやすい

きゃらメールに対応

待ちうけ時間、最強の800時間

着信音量がボタンひとつで変えられる

 

【Bad…】

時計がついていない

おもしろい機能は特にない

高速スクロール検索はとても低速…

 

機種の通信簿(10点満点)

サイズ(大きさ、重さ) 発信時の簡単さ(電話をかける際の操作性、電話帳検索のしやすさ) 着信時の手軽さ(着信表示・履歴、着信時の受けやすさ) 表示機能(液晶、文字の見やすさ、情報の表示、漢字)

きゃらメール(送る際の便利さ・受信の際の便利さ) きゃらトーク(送る際の便利さ、再送機能、受信の際の便利さ) 電波の感度(使っていてのだいたいの強さ) 減点(これだけは嫌だ、の数)

サイズ 発信時の簡単さ 着信時の手軽さ 表示機能 きゃらメール きゃらトーク 電波の感度 減点

総合評価 75点

短評 なんとはなしに、とても使いやすい。機能は少ないが、使いやすさではダントツ。減点は特に無い。時計は欲しかった。

きゃらメールなどの便利な機能は時代的に言って望むべくもない。

 

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