9月25日(水)


 日目は、鶴岡八幡宮と並んで鎌倉旅行でははずすことのできないスポットの長谷寺、高徳院エリアからスタートです。
 長谷寺には、国内最大の木造仏が安置されています。御本尊は高さ9.18mにも及ぶ十一面観世音菩薩です。しかし、これほど大きな仏様が安置されているのにも関わらず、その縁起ははっきりとしていないそうです。残念ながら撮影禁止のため仏様の写真はありませんが、像の前に立つとその大きさに圧倒されてしまいます。また、境内の北側には山の一部をくり抜いて作られた弁天窟という岩屋があります。この洞窟には弘法大師作という弁天像と十六童子像が祀られています。

 
        御本尊が祀られている観音堂
 
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 の情熱の歌人・与謝野晶子が詠った鎌倉の大仏は、高徳院に鎮座ましましています。実際には、この大仏様は阿弥陀如来なのですが、長谷観音とおなじく多くのなぞに満ちています。なぜ、奈良の大仏様のように大仏殿が無く露座なのか?誰が造ったのか?など、わからないことだらけです。現在の大仏様は二代目とも三代目ともいわれており、与謝野晶子が詠ったように釈迦如来だったこともあるそうです。だから与謝野晶子もそれを知っていて敢えて「釈迦牟尼」と詠んだのかもしれません。また、通常の阿弥陀如来の印(手や指の組み方ですな)は人差指の上に親指が乗るのですが、大仏様の印は人差指の上に親指が乗っておらず、特殊な印の結び方をしています。だから、大仏殿がなく露座でいる宿命を負っているのだと・・・。また、大仏様を後ろから見ると造立した際に出た土砂を掻きだすための窓が付いているのが分かります。ちょっとお間抜けなユーモラスな感じがしますね。
 
        鎌倉の大仏様
 
        その建立は謎に包まれている
 
        大仏様の後姿。窓が開いてます。
 

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 仏様を拝んだ後は、北鎌倉に戻り鎌倉随一の巨刹に参りましょうか。そう、鎌倉五山第一位・建長寺です。