安住神社の大鏡餅  栃木県高根沢町 2006/1/6 掲載                            
 安住神社(やすずみじんじゃ)の由緒と正月
 正月六日ともなれば祈願にこられる人が少なくなっているようである。それでも、会社のグループや歳を重ねた人たち、子連れずれの人たちが大鏡餅の前に立って手を合わせていた。大鏡餅の重さが約500キログラム書いてあって、さすがに大きいことは大きいのですが見た感じはあまりよくなかった。小さな餅をペタペタ貼り付けて作ったようで袴を着けた人形のように見える。この餅は節分まで供えておき節分にこられた方に分けられる。

 安住神社の由緒 (神社のしおりより引用)
 本社創立は平安初期の昌泰2年(899年)に新井吉明が国家鎮護のために、大阪の住吉大社の大神様をこの地におまつりしたものです。
 御祭神の筒男命三神は、伊邪那命が禊祓をされた時にお生まれになられた神様で”祓の神様”として崇められております。
 また、神功皇后は、第14代仲哀天皇のお后様で天皇崩御の後、三韓遠征に出向かれました。その際、神功皇后の皇軍は筒男命三神のご神威により見事凱旋されました。よって神功皇后は、この功績を称えられ筒男命三神とあわせてまつられるようになりました。
 本社は、維新前正一位安住大明神と称しましたが、明治6年安住神社と改称して郷社になりました。

 関東一の大鳥居
 当社お鎮座1100年祭事業の一環として昭和57年に建立したもので、高さ15メートル、笠木の幅10メートルは、朱塗りの鳥居としては、関東一の大きさを誇ります。