その４

さていよいよ2月8日６：００からの最終公演（大楽：おおらく）です

思いがけなく色々な方々に来ていただいた大楽。
お客様も、ありがたい事にいっぱい来てくださってます。

中には7日の昼の回から毎回ずっと見てくださってる方々もいらっしゃって
出演者が舞台に登場するだけで、拍手や声援をいただき
そのノリの良さに、嬉しいとまどいを隠せない我々｢おっ、ぺれった｣メンバーです。

さて、話は中盤、高見沢亮と星月きららの公園でのデートシーン

「君のためなら死ねる！」と「愛と誠」の岩清水ばり（古い！知ってる？）の台詞を言う高見沢に対し
「私のために気が狂ってちょうだい！」と、とんでもない事をいう、高ビー女の星月きらら

困った高見沢は”おべんと箱の歌”を突然唄い踊りながら”気が狂ったふり”をするのですが・・

私は貴女のしもべ・・・		君のためなら死ねる！		じゃあ、私のために気が狂って！

えーと、えーと・・・

♪これっくらいのっ おべんとばっこにっ♪ おっにぎっり、おっにぎっり・・

その時です！！
突然、客席から、本物のおにぎり（ビニールパック済み）が
バラバラと舞台に向かって投げられたのは！！！

”おにぎり”を手にボーゼンと立ち尽くす 石原慎一君

どーすんのよ！それ！！ ど、どうしよう・・	えーと・・えーと・・	そうだ！ 胸ポケットにしまっちゃおう

このあとさあ、まがりなりにも、コメディなりにも、一応ラブシーンなんだよねー
「いやだっ！おにぎりで胸ポケットが鳩むねになった高見沢とキスシーンすんのっ！！」

そう思った竹田（星月きらら）は、「早く本筋に話しを戻さなくちゃ」と思う心とは裏腹に

「おにぎりなんとかしてちょうだい！」

という全然関係ないセリフを口走っていた・・・（＾＾；）

あ〜、ますます話しが台本から遠ざかっていく・・・！！！

この後、色々やりとりがあったのですが、結局おにぎりは、
最後に公園を通りかかった永井課長が
「いいもの見つけた！」とこっそり拾って行くというアドリブで、舞台裏に姿を消しました。

おやっ？こんな所にいいものが♪		誰も見てないな？ もらって帰っちゃおっと♪

このわっちゃわちゃの数分間、お客さんは笑いっぱなし・・・・
まったく自分も一緒に楽しんでしまおうという、その根性というか
意気込みというか、パワーは
さすが、”素人二人でも会話がボケとツッコミになる”という
大阪ならでは！！

でもはっきり言って出演者も舞台スタッフも皆あせりまくったよ〜〜〜！

アドリブに弱い、東京の劇団には、大阪の皆さん、お手柔らかにねー

という訳で・・・おそるべし！大阪！！の事件でした

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