第50回目のエンスー(2001年10月13日発行)


【富士山 登山】

 この夏、念願かなってやっと登った富士山登山のご報告です。
今回の登山は久しぶりに、単独で登ったのでは無い登山です。同行者として我が細君の他に、杉田氏、梅田氏、近藤嬢が 参加して、合計で5名での富士登山と相成りました。
 ちなみに、初めて富士登山に挑戦する他の4名に対し、近藤嬢はなんと3回目の富士登山らしく、 前回2回は時間や天気の関係で踏めなかった主峰、剣ヶ峰を踏むことが今回の大きな目標らしいです。

 登山口までのアクセスを説明します。
皆で集合したのが9日(木)のちょうど24時、梅田邸。実際に登山を開始するのは翌10日の夜(夜間登山なんです)なので、 この時間深夜に出発して朝方登山口に着くと結構時間が余るのですが、車の混み具合が読めないのと、高度に体を順応させるために、 余裕をもってこの時間の出発にしました。
 栗東ICから名神に乗り、その後名神→東名と乗り継ぎ御殿場ICでR138へ、 山中湖横を通り富士吉田市から富士スバルラインで河口湖口五合目に。ここから登山と相成ります。 (いわゆる吉田口登山道で登ります)
 富士スバルラインは毎年マイカー規制が行われています。実は本年2001の規制は8月11日から。つまりこの日がマイカーで ここまで来れる最終の日なのです。(この日なら空いているという目算がありました。)



登った山 【富士山】ふじさん
他の呼び方  
標高 3775.6m(剣ヶ峰)
所在 山梨県 富士吉田市・鳴沢村・小山町
静岡県 御殿場市・富士市・富士宮市
登った日 2001年8月10日(金) 11(土)
百名山進捗状況 34座目
天候 曇り(10日) 曇りのち雨(11日)
主観的難易度(5段階) ★★☆☆☆
同行者 細君、杉田氏、梅田氏、近藤嬢
備考 時期によりマイカー規制あり


1日目
10日

19:42
河口湖口5合目駐車場(2304m)
スタート
 本当はこの5合目の駐車場に10日の朝9時頃に着きました。まあしかし、夜通し走ってきたのでここから皆、 車の中で仮眠です。この段階では少々雲もありましたがそんなにお天気は悪くなかったです。
 この河口湖口五合目は標高で言うと、2304m。頂上からの標高差は1470mという事になります。 写真で見ると山頂もすぐそこにあるように見えるのもその為かもしれませんが、実際はなかなか...。
(写真は昼間に撮った写真ですが、スタートするときは実は周りは暗くなっています。)
出発直前、まだ元気があった頃。
登山口ゲート
20:19
|
20:30
6合目(2390m)  暗い中で登山をするのにも徐々に慣れてきました。まだここら辺は余裕というところですな。
ここ以降、下を見れば下界の灯りが瞬いてみえます。
登山風景
21:43 7合目(2900m) 6合目からこの7合目まで少々時間がかかりました。
(もっとも高度順応させるために意識的にゆっくり登っているのですが)
暗い中登っていると、昼間に登るより疲れやすいような気はします。
ちなみにこの写真のように近ちゃんは3回目になる金剛棒、 杉ちゃんは5合目で買ったやはり金剛棒。我が細君は私がいつも使っている登山ストックを使用。
2日目
11日

0:12
8合目入り口 ここで日付が変わってしまいました。
実はこの吉田口登山道を取る場合、この8合目というのが大変です。
「8合目」、「本8合」、「8合5寸」と区切りがあり、この期間が大変長いのです。
話によると、今回車を停めた駐車場が出来るまでは、本来の5合目は現在のところよりももっと上 (ちょうど6合目あたり)にあったらしいです。それが新しく駐車場をつくるにあたり、ここを5合目としてしまった為に ひとつづつずれてしまい、しょうがなしに旧7合を新8合、旧8合を本8合としたらしいです。
 えっ、じゃ8合5寸は何なんだですって? う、どういう訳なんでしょう。それでも尚且つ長いからなんですかねぇ。
2:26 本8合(3360m)  同じ8合目ですが、先ほどの8合目の入り口からここまで2時間ちょっと掛かっています。
この間に山小屋とその前の休憩所が沢山あるのですが、疲労と睡魔のため休みながら登ってきたのです。
 で、ここら辺あたりから我が細君の歩調が極端に遅くなってきました。
出発したのが20時前、翌日の出が4時頃とすると8時間で頂上に登ってご来光を拝むという当初の目論見が このペースでは危ういかなと思い始めたのもこのころからです。
5:00 9合目ちょい上 途中、やはり我が細君の疲労が激しく(高山病ではないらしい)牛歩のようなペースになった為、 残りの3名には先に行ってもらってとボチボチと歩き始めました。その後9合目あたりで彼らも待っていてくれた為、 合流できました。ちょうどその時、太陽が昇り始めました。 頂上で迎えるはずだったご来光は9合目付近という事になります。
 雲海の白い絨毯の上に昇る真っ赤な朝日、 実際はこの写真でみるよりも一層感動的なものでした。
 登山途中で日が明けてもご来光が拝めるこの吉田口登山道(他の登山道はこうは行かない)を選んだのは大正解でした。
5:15 もうすぐ頂上 大分明るくなり、下のほうを写してみた写真です。
9合目にある鳥居が写っています。ご覧のように登山道は黒茶け火山灰とごつごつとした岩から構成されています。
 この時点で先の元気な3人は、すでに登頂を果たしたようです。
5:50
|
7:02
吉田口側 頂上
(3710m)
やっと着きました。吉田口登山道での頂上はこの地点と言えるでしょう。
「浅間大社奥宮」とこの写真ではありますが、 ここに碑だけで実際には、お鉢の反対側にそれはあります。
ここにある神社は「久須志神社」です。
 ここら辺には無料で休憩させてもらえる山小屋も多く、我々もやはりそこで休みました。(ここで雨が降り始める)
で、お鉢めぐりです。体力を使い果たした我が細君を山小屋に残し、残る4名でお鉢巡りです。
いよいよ日本最高点剣ヶ峰を目指します。
7:44 浅間大社 奥宮
(富士宮口との合流点)
時計回りにお鉢を巡ります。途中剣ヶ峰を対峙したところから撮った写真がこれ。 今年限りで撤去されるという富士山の気象観測用レーダーのドームを確認できます。
 ここには富士山頂郵便局があり、 登頂の感動を記した手紙などを下界に送ることができます。
このころからお天気はだんだん下り坂(-_-;)
8:20
|
8:30
富士山 剣ヶ峰山頂(3775.6m)
(日本最高点)
念願の剣ヶ峰山頂にたどり着きました。剣ヶ峰南側の最後の登りが結構きつかったですがやってきました。
 とりあえず記念写真。前述のようにここには細君の姿はありません。
奥田のピンの写真
梅ちゃんのピンの写真
今年限りで無くなる(無くなった?)、所謂 富士山ドーム
ドームを背景にした記念写真1記念写真2
9:06
|
10:08
1周廻って、
再び吉田口側 頂上
一回りしてきました。
細君とも合流し、一休みしたら下山です。
が、このころから本格的な雨に降られ始めました。結局、5合目の駐車場に着くまでほとんど降られっぱなしになります。 従って、これ以降展望も開けません。
13:50 5合目駐車場 ゴール ゴールしました。
最終的には下山時も我が細君が遅れだしたために、我々夫婦のグループと残り3名のグループが別々にゴールしました。
 途中6合目辺りまで下山専用の道で下りていくのですが、これがまたしんどい。
というのはこの下山道、荷物運搬用のブルードーザー道も兼ねている為、同じような景色の延々長いツヅラ折の道で、 しかも視界も良くないものだから、いつまで経っても進んでいない錯覚に陥り、それが途方も無い疲れを呼ぶのです。
 おまけに益々強くなる雨脚。最後はぐちょぐちょに濡れての疲れきってのゴールでした。
しかし特に何事も無くみんなゴールできました。よかったよかった。


 という訳で、みんな富士山登頂が実現できました。
富士山には今回のメンバーそれぞれが思い入れがあったようです。

 私は当然日本百名山登頂を志す者として、富士山に登っていないのがコンプレックスのひとつとしてありました。
 梅ちゃんはと言うと、ご婦人が富士山に登ったことがあるのに密かに対抗意識を持っていたようです。
 杉ちゃんはと言うと、「富士ロックフェスティバル」のTシャツを着て富士の頂上に立つ事を考えていたようです。
 一方、近ちゃんは、前述のように過去2回で果たせなかった剣ヶ峰登頂を目標にしているようでした。
 で、我が細君は?? きっと富士山にさえ登れば、もう私の登山に付き合わされることもないと考えたのかもしれません。

 登頂後は近くのペンションにて宿泊。次の日は用事があるという杉ちゃんと別れて、ドライブを楽しみながら帰路に着きました。
途中有名な「白糸の滝」を見物して帰るつもりだったのですが、 何をどう間違ったか「有名でない白糸の滝」に着いてしまいました。
(笑ってください...。)(T_T)

 で、次なる皆で登る登山企画は、宮之浦岳(屋久島)か利尻岳(北海道)というのはいかがでしょう?

Last update 10/13/2001
[ Previous | UP | Next ]
[ HOME ]