File No.025 対幽霊

幽霊に勝ったツワモノ
http://piza2.2ch.net/occult/kako/997/997552509.html
1 :投稿日: 2001/08/12(日) 02:55
前に務めていた会社の先輩は自分の部屋に出た幽霊を見て、
「なんだテメーは!」と一喝して追い払ったそうだ。
そんな幽霊を一喝してしまうようなある意味ドキュンな
ツワモノの話を聞かせれ。はやくっ!はやくっ!はやくっ!
39 :投稿日: 2001/08/12(日) 19:28
関西の某私立大だけど。
単位取れなくて内定決まってたのに卒業できず、自殺した学生がいて、期末になるとその取れなかった授業をやってる教室の隅っこに出るとか。
ただ勿論、取れなかったのに化けて出るなんて逆恨みなわけで。
教授の方もビビッてなくて“何回出てきても怖くないわ!”って叫ぶらしい。
しかも授業中(藁
他の学生にはなんにも見えないらしい。
125:名無し 投稿日: 2001/08/14(火) 05:04
前によく金縛りにあうマンションに住んでいた。
その日も金縛り&ラップ音に見舞われ疲れていたあたしは「うるせー!!」と絶叫した。
気持ち良く起き上がると横で彼氏が冷たく冷えたまなざしであたしを見ていた。
ちがうんだってば。ふられました。はい。
130 :投稿日: 2001/08/14(火) 06:47
親父が入院していた時のこと。

深夜、喉が渇いたんで水飲みにいくと、背後にイヤな空気が。
ハッとして振り向くと恨めしげな顔の中年男性が。
学生時代に空手やってた俺は反射的にそいつの顔面に正拳を放った。

殴ってからその中年男性の顔が親父のものだと分かった。
痛そうに歪んだ口は文句を言いたげにパクパクと開かれていたが、そのうちかき消すように消えていった。その瞬間、病院から電話が…親父が危篤状態になったという知らせだった。

「せっかく会いに行ったのに殴るな!」これが意識を取り戻した時に開口一番で言った、親父のセリフ。平謝りする俺、きょとんとしている家族達。
あんまり腹がたったんでカムバックできたそうだ。
今、親父はすっかり元気になったが、未だに根にもっていて、帰省するたびに
「あの時のお前のパンチは痛かったなぁ」とか、
「死にかけている親を殴るなんてそれでもお前は人間か」とか文句言われる。
137 :投稿日: 2001/08/14(火) 12:58
心霊スポットって呼ばれる廃墟に友人達と寝袋持ってって泊まり込んだとき、結局でないで、三時頃もうつらくなったんで眠りに入った。
四時頃なんかずーっと胸のあたり叩かれてて、多分友人の誰かだと思って無視しておったらそれでもいつまでも叩くもんでとうとう眠気の余り「殺すぞボケ!」って言ったら叩かれなくなった。

で、起きて気づいたんだけど、 自分だけ(暑いからつって風の通る部屋に皆行ったので)別の部屋で寝てて、友人達が起きてくるなんて事考えにくかった。
何故自分だけ暑い部屋で寝たのかは謎。
たしか畳の部屋だったからだっけか、その部屋だけ。
151:投稿日: 2001/08/14(火) 14:42
一時期、毎晩金縛りにあっていた。
これではいかん、と、一度、気合いと罵声でふりほどいて目を開けたら、目の前に人影が。
ぶん殴ったら、拳がそいつの顔面にめり込んだ。
感触は、スライム(売ってる奴)の塊を殴ったような、ぶにょりとした感じ。
そんで、めり込んだ部分だけひんやり。
そいつの顔が一瞬はっきりと見た。驚いた顔をしていた。
そして消えた。
後に残ったのは、上体を起こし、拳を突き出している俺だけ・・・。

それ以降、金縛りにあってはいない・・・・。
164 :投稿日: 2001/08/16(木) 02:45
このまえ寝ようとおもって電気を消して横になってたんですがなかなか寝付けなかったんです。
こんな日は、よく出るんだよな~なんて考えながらボーっとしてたら来ましたよ奴らが(あえて複数形)
なにやら、うれしそうな顔をしたのが2匹壁からでてきて、こちらに向かってきます
俺と戦うのがそんなにたのしいのか?
2匹いるからって余裕かましてんのか?
などと考えていると、いきなりス~~ッと1m先位まで来ました
俺は、いまだっ!と思い蛍光灯のリモコンスイッチを押し明かりをつけると奴らは驚いたようで、顔を見合わせました
俺はベッドの上であぐらをかいて、勝ち誇ったようにニヤニヤしてやりました
すると奴らは、いつものようにイヤそ~~な顔をして消えてしまいました。
177:やきにくい 投稿日: 2001/08/17(金) 01:32
水道技師の人の話しで思い出した。うちの父さんは電気工事業です。何年か前お盆も過ぎた頃の日曜の昼間。
家族全員のんびりとすごしていたら、インターホンが鳴った。
出ると誰もいない。それでも数分後また鳴った、またいない。
「いたずらだろう」と済ましていたけど、その後も何度も何度も鳴らされて、イライラした私と弟で鳴ってるトキに玄関を覗いていた。誰もいない。
見てるとインターホンを鳴らす音がどんどん増えて 「ぴんぽんぴんぽんぴんぽん!」て凄くなってきて、昼間という事もあって、私と弟は玄関に
「ばーか!うるせぇんだよ!帰れ!」って怒鳴ったの、そしたら静かになった。
と思ったら、電話が鳴ったのででてみたら沈黙の無言電話。
あまりのタイミングにひ~! ってパニックに陥る、兄弟を尻目に昼寝中だった父さんが電源を落としにきた(インターホン)電源を落としたのにもかかわらず、その後もインターホンは鳴り始め、父さんついに切れた。
インターホンまるごとはずしてしまいました。
さすがに音はしない。
でもうちの玄関のインターホンは空洞になってしまったよ。
これって勝った事になる?
207 :投稿日: 2001/08/21(火) 11:34
久しぶりに出ました。
寝ていると、フッと目が覚めてなんだか冷や汗が流れ出しました。
すごい圧迫感があって、霊が今、自分をすり抜けているな~という感じがわかりました。
もちろん体は金縛りで動きません。慣れてますから解こうとした時、耳元でかすれ声が・・・。
「一緒に・・・寝ようよ・・・・」「・・嫌やよ!!(;`皿´)」
せっかく気持ちよく寝てたのを、こんなのに起こされて、と怖いというより怒りが。
そのとたん、空気が軽くなり金縛りは解けました。
気の弱い幽霊だったんでしょうか。
勝ったと言うより、拍子抜けしました。
208 :投稿日: 2001/08/21(火) 12:03
恐怖を感じたら突っかかっていくタイプなので痛い目にも遭いました
子供が産まれてから丸くはなりましたが、、、。

花火大会の夜、ふつうなら電車を利用するのですが気分がよかったので
細い路地裏をぬいながら、帰宅の途についていたところ、電信柱のカゲに女の幽霊
見た瞬間に幽霊とわかったので、ビビリましたが、背を向けるのがもっと恐怖なので全速力で走って、相手の腹に頭突きをかましました
ぶつかる瞬間。女がすごい形相でにらんだのが目の端に映りましたが、
オレの肩が植木鉢の展示会みたいな所をむちゃくちゃにしたときには女のカゲは霧散していました、、、。

あれから結構病気がちになったり、運がない生活送ってるのは
とりつかれたせいかな?
218:流星軍 投稿日: 2001/08/23(木) 16:12
或る男の友人に恋心を抱く女性の生霊に襲われそうに成りながらも、誉め殺しをしたら喜んで帰って逝きました。
因みに内容は「貴方の方が胸が大きいし私なんて相手にされないよ!彼は貴方のみたいな巨乳が好きだって言ってたから安心してね!」です。
219 :投稿日: 2001/08/23(木) 17:33
眠ってる最中にいきなり腕をつかまれました。
ベッドの下から、雑巾しぼるような感じで、こう、ぎゅっ!とね。
いてぇっ!!とたまらず飛び起きようとしたら首に激痛が。
金縛り初体験です。
自分の体が思うように動かせない恐怖におののいていると、やがて涙で曇る視界になにやら黒い物が。
よぉく見ると、ベッドから半分ほど出ているそれは人間の顔でした。
女性です。
髪は肩ほどまであったでしょうか。
しかし、何か妙な・・・?
ああ、解かった!この人ハゲてる!!
ハゲてる、と言うよりも頭の皮が剥がれているような感じでしたが。
それを見た私は怖いのと可笑しいのでとうとう吹いてしまいました。
『ぶっ!!ぶふははははははっ!!』
笑い声とは裏腹に眼からは涙が。
するとどうでしょう!
髪の無い女霊は驚いたような表情をすると、突然泣き出したではありませんか!!
よっぽど侮辱されたと思ったのか、唇を噛み締め、私の顔をじっと見つめたまま、声を殺してむせび泣く女霊!
今度はあまりに哀れで、それでも怖いので、でも何か妙で、私は泣きながら悲しみの余り笑い続け、哀れな女霊と共に夜が明けるまで狂気のひと時を過ごしました・・・。
235 :投稿日: 2001/08/24(金) 17:50
酔っぱらって幽霊話の盛んな廃虚(病院)に行って、
「廃虚(病院)の一番近くて小便したヤツの勝ち」というルールができあがり、
病院の中まで行って小便してたら後ろから友人が
「体育座りしてる子供いるぞ!」って言ったので
「マジーーー!!ドコドコ!?」って言ったら
「オマエが小便かけてるよ!」って。
でもね、酔っぱらったワタクシは小便を止められず、酔った勢いもあって
そこらじゅうに散布しました。
そしたら両足の太ももを誰かに掴まれて、後々見たら手形に小便付いてた!
見えねえし、恐くないので掴まれた両手の真ん中めがけて小便してやった!
そんな所にいるから悪いんだよなぁ~
245 :投稿日: 01/09/02 14:23
俺の話だが・・・
深夜、ネットサーフしてたら、誰かがいる気配がした。
吸っていたタバコを吹き付けて様子を見ると一カ所だけ煙が変な風に曲がっている。
そこめがけてタバコの煙をたっぷり吹きかけると人の顔、胴体が判ったんだよね。
透明人間にタバコふきかけたような感じか。
女性っぽかったんで、そこへ近寄ってタバコの煙を顔面らしきところへおもっくそ吹きかけると女性の顔、と言う事はわかったけど、細かい特徴は判らなかった。
面白かったんで、ほっぺをつまもうとしたら、ねばっとした感触があって、つねった途端消えた。
珍しい事もあるもんだ、と納得し、ネットサーフして寝たんだよね。
するとさっきの奴らしき奴が上にいたんだよな。
今回は顔がはっきりと見えた。バツイチになって3ヶ月で、たまってたんで、
「なぁ~お前、女だろ。やらしてくれよ」と言うと消えた。
あ~、こーなるんだったら甘い言葉でおびき寄せて捕まえたらよかったな・・・・・
256 :投稿日: 01/09/07 17:20
きのうの深夜、はじめて金縛りにあった。
「うぉ!これが金縛りってやつか!」
「くそっ全く動けん」
「あ~ぁ~・・・よし声は出るみたいだ」
「とりあえずお経となえてみっか」
「き~~みょぉ~むぅ~~りょ~じゅ~にょ~・・・・」
「ん?まてよ?これってよみ終えるのいつだよ!!」
「はんにゃ~は~ら~~・・・」
「いや!これもけっこう長いかも・・・」
「とりあえず・・南無阿弥陀仏、南無阿・・・」
そのとき耳元で男の声が
「無駄だぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

俺「うはぁぁぁ!こえぇぇぇぇぇぇ・・・・」
あまりの恐怖に一瞬ヘコミそうになったが、気をとりなおして
俺「むだじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」(かなりの大声)

解けました、このスレ読んでたおかげです。ありがとうございました。
280:カールトン ◆sB4AwhxU 投稿日: 01/09/20 10:24
金縛りには2回遭ってる。
1回目は気合いで解けて、気づけば朝だった。
2回目は腹の上に貞子みたいなのがまたがっとった。
髪が長く前に垂れ下がり、白い服を着てた。
あんまり気色悪いので怒りがこみ上げ、右手で奴の左手を捻ってやったら、「くにゅ」って感じで変な方向に曲がった。
その時の感触は結構リアルで良く憶えている。
でも全然効き目がないようなので、自由に動くようになった左足で延髄切りを放った。
すると、俺はふたたび目覚めた。
結局夢の中で金縛りに遭っていただけのようだ。
そこで目覚めなければきっとすごい霊体験なんだろうが、かつて4重の夢を見た経験がある自分には、金縛りもそんな種類のものと思えてならない。
ただ、いずれにしても「気」とか「気合い」っちゅーのは、有効に違いない。
297 :投稿日: 01/09/29 21:37
深夜大分の山道を走っていると後ろからトラックがものすごい勢いで追いついてきた。
後ろにぴったり張り付いて煽ってくるので頭に来てわざとブレーキを使わず、ATのシフトダウン&ODのOFFで急減速をかましてやったがそれでもびったり後ろに張り付いて煽ってきた。
私の車はAT車とはいえ、ラリーのベース車としても使用されている車種で
それなりに走ってくれるのだが、そのトラックはびったりと張り付いてきた。
「空荷のトラックは車輪が2つ付いてるからグリップもよくて結構早いよ」と友達が言っていたので多分そうなんだろうと思ってそのトラックとバトルを続けていた。
20分ほどすると急にそのトラックが減速し、どんどん離れていってついに見えなくなった。
減速し始めのときにバックミラーでトラックの運転者を確認したが、すごくいやそうな顔をしてナンバープレートを見ていたようだった。
何にもないところでなんで止まったんだろうとは思ったがその日はそのまま帰った。

しばらくしてその道にスポーツカーに煽られて谷底に転落して死んだトラックの幽霊が出る話を聞いた・・・\(◎o◎)/!(笑)

329:297 投稿日: 01/09/30 00:15
ちなみにこんな経験もしてます(笑)

社会人になりたての頃、帰省で甲州街道を東京方面に走っていた。
週末だということもあり、渋滞していたのでカーナビで抜け道を検索してもほかの道は見つからなかった。
しばらく抜け道の検索を続けているとようやく1本の抜け道が見つかったのでカーナビにしたがってその道を行くことにした。
しばらく路地を走っていくと「旧甲州街道」という看板があり、ナビのとおりその道に入っていった。
その道に入っていく私を見て、すれ違った車に乗っていた2人のうちの一人が「この時間じゃやばいよぉ~」といっているような気がした。
しばらくその道を走っていくと舗装がなくなり、路肩に倒れてきた木が道路にはみ出しているような本当の山道のようになった。
すこし怖くなって、ライトをアップにして少し飛ばして走っていると、カーブを曲がったところに急にトンネルがあり、そのトンネルの縁に危うくぶつかりそうになりながらそのトンネルに入っていった。

しばらくしておかしいと思った。
トンネルは車がようやくすれ違えるような広さで、まっすぐ続いているのだが、いくら走っても先に見えるトンネルの出口が大きくならない。
トンネルは暗く、照明もついていない。車のライトで見えるトンネルの壁は粘土質の土を手で掘ったようにでこぼこしていて黄色かった。
昔読んだ南極の昭和基地の隊員が雪上車でブリザードのなかを走っているときに、進んでいるのか心配になってタバコの火を落として確かめた話を思い出して、窓をあけてタバコを落とそうかとも思ったが怖くてやめた。

330:297 投稿日: 01/09/30 00:15
どのくらい走っているのか確認しようとして時計の時間を見て80Kmで10分間走り続けているのを確認したがトンネルの向こうの出口は一向に大きくならない。
車を止めて外に出てみようと思い、車のスピードを緩めたが怖くてできない。
戻ろうにもバックミラーに映る後ろのトンネルは真っ暗で何も見えない。
ただ心の中で「出口のないトンネルはない、出口のないトンネルはない・・・」そう繰り返しながら走るしかなかった。

しばらくすると頭の斜め後ろで声がしたような気がした。
「こいつはだめだ・・・」、「(あっちにいっても)こうやって(つぶやきながら)走り続けるよ」

ふっ、そんな嘲笑のようなため息が聞こえたような気がした後、ようやく出口がだんだんと大きくなってきたことに気が付き、うれしくなって100Km近いスピードを出して出口に向かった。
こうして無事にトンネルを抜け、甲州街道に戻ることができたが、ひどく疲れた割りにそんなに時間は経っていなかった。

あれから何回かそのトンネルが本当にあったのか確かめにいったが、見つけられない
339:297 投稿日: 01/09/30 00:53
生霊って奴はその人の一時的な感情が捻になって現れたものですから本人にいっても「はぁ?」って言われるのがオチでしょう。
最悪電波野郎って噂を広められるかも(笑)

昔読んだ90歳を越える退魔師のじいさんの話によると霊を追い払うには怒りの感情をぶつけろって事です、なんで死んだ奴が生きている人間に迷惑を掛けるんだって。

なんだかんだ言っても結局は生きている人間のほうが強い。
そう思って霊が現れたときに思いっきりあなたの怒りをぶつけて下さい。
それこそ条件反射になるくらい。
ただ深夜に大きな怒鳴り声を上げるのは控えないと周囲に心配を掛けてしまいますのでご注意を。。。(^_^;)(笑)
340 :投稿日: 01/09/30 11:44
霊に怒りをぶつけて追い払ってもなぁ・・・
続々と新たなる強敵が送り込まれてくるから危険だぜ。
昔、自慢げに幽霊を怒鳴って追い返していたといっていた奴がいるんだけど、
そいつ、今では精神病院に通院してるぜ。
ま、そいつがもともとおかしかったからかもしれないが。
生きている人間のほうが強いとかおもわないほうがいいよ。
霊をたとえるなら性質の悪いチンピラ。関わり合いにならないのが一番。
以降、72のターン
72 :投稿日: 2001/08/13(月) 05:00
ほう。いいスレができてる。

ドキュソ自称霊能力者のM君は厨房時代、学校のトイレで手を洗ってる時に鏡に映る霊の姿を発見。
と同時にそいつに裏拳を叩き込んで壁のしみにしてやったそうだ。

こんな馬鹿な話どこに書けばいいかわからんかった。
1さん、ありがとう。

74:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:10
ついでだからもう少し語っておくか。

自称霊能力者Mはある日学校から自宅に帰宅した時
何やら生臭い匂いをかいだそうだ。
天性の感で奴は「何かいる」と感じ
集中して扉を開けたそうだ。

俺「それでどうしたんだ!」
M「扉開けたら中に魔王がおったわ」
俺「魔王て!」
M「5メートルはあったわ」
俺「お前んち天井2メートル無ぇじゃねぇかよ!」
M「体育座りしとったんや」
俺「馬鹿かお前は!それで魔王どうしたんだよ!」
M「ん?倒したよ、もちろん。今、舎弟」
俺「どういう流れでそうなったんだよ!」
M「それは教えられへん」

Mは下っ端ヤンキーでハッタリ国王でかつ、オカルトオタク(?)だったため、始終こんな話ばかりしていた。
何かいろいろ思い出してきたぞ。
M元気してるのかなぁ二度と会いたくねぇよ。

75 :投稿日: 2001/08/13(月) 05:13
いや、会ってみて。
言い訳させて。


76:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:19
>>75
「忘れた」って言うか
「お前も記憶を捻じ曲げられたか…」かどっちかだと思う。

Mには市立図書館へ「死神退治に行こう」とも言われた。
面倒くさいので「あそこはやばい」と断ったら「お前も大分わかってきたな」とか褒められた覚えがあるよ。
なんか会いたくなってきたぞ、やべぇ(ワラ

78:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:31
んじゃも少し。
Mと二人でマンションの横で遊んでた時の話。

俺は手に入れたばかりのエアガンの性能を確かめるべく6階建てのマンションの屋根の上に向け銃を撃っていた。
その時Mが急に俺を制し、「おい」と呼びかけてきた。

俺「何だよ」
M「あっこに霊おる」
と言ってマンションの5階の廊下の辺りを指差した。
当然俺には何も見えない。
M「やばい奴だ…おい気づかれないうちに逃げるぞ。
いや待て!…気づかれちまった」

俺はふーんと鼻で返事をしてエアガンを撃ち続けてたんだが
Mは急に怒り出して「殺されるぞ!」と言い出した。

79:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:35
M「空飛んで降りてきやがる!おい!銃を貸せ!」

言うが早いかMは俺の両手からエアガンを強引に奪い取って両手で握りこんだのよ。

俺「どうするん?」
M「今からこれに『気』を込める」
俺「気!?」
M「ハァーーッ!!」

Mは俺の銃に意味不明のパワーを送り込んで俺に銃を返した。

M「これで奴を撃て!」
俺「無理」

80:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:40
M「俺が指示をする!俺のパワーを乗せた弾丸をお前が撃つんだ!」

そう言って俺の背後に立ち、銃を何もない空中に向けるよう強要した。

M「違う!もっと右だ!」
俺「こうか!?(諦め)」
M「もっと上だ!急げ!」
俺「お前が撃った方がいいんじゃねぇの?」
M「そう、そこだ!!そのまま撃て!」
俺「ここか?ここでいいんだな!?」
M「おう撃て!早く!そこだ!間違いない!」
俺「撃つぞ!」
M「撃て!」

ドキューン

M「外れた!逃げろ!」

83:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:45
そう言ってMはいきなり走り出したのよ。
俺はなんだかよくわからんまま一緒に走らされて
あっついし人多いから恥ずかしいしで、ちんたら走ってたのよね。
そしたらめちゃくちゃ全力で走ってたMが振り向いてキレ口調で叫んだのよね。

M「おい!真剣に走れ!追いつかれるぞ!ウワもう追いつかれとる(裏声)!」
俺「は?どこ」
M「お前の肩の上だ!伏せろ!」

わけもわからず伏せると10メートルほど手前のMが当時流行っていた幽々白書の霊丸?を打つ様な仕草をしたのよ。
俺はめちゃくちゃ恥ずかしくてぼーぜんとしてたんだけど一呼吸置いてMが俺の方に歩いて近づいてきたのよ。

M「大丈夫。奴は倒した」

91:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:52
俺「いや…その、さっきの何?」

俺は霊丸の仕草(手で銃の形を作って打つような感じですな)をしてMに聞いた。
もちろん「お前恥ずかしくないの?」という意味で。

M「ん?そうかお前も覚えたいか」
俺「違う」
M「よし来い。俺の秘密特訓基地へ連れて行ってやる」
俺「やだって」

当時体の小さかった俺は無理矢理連れていかれました。
連れて行かれた先はいつもの通学路の脇の土手。

俺「ここが秘密?」
M「誰にも言うなよ」
俺「いやみんな知って…」
M「黙れ!…まずは基本からだ」
俺「な、なんの」
M「手を組め!構えは知ってるだろう」

95:72 投稿日: 2001/08/13(月) 05:59
いやいや手を組んで特訓開始です。
というかお前エアガン要らないじゃんとふと思ったりもしつつ。

M「よーしよし。じゃその手に気を込めてみろ」
俺「あーこう?」

もちろん俺は適当です。
手を組んでプラプラ上下させたりしてました。

M「いいぞ!指先が黄色く光ってきた」
俺「ウソん!?」
M「赤…青…」
俺「色変わってるの?!」
M「レベル4…レベル5…」
俺「なんで数字になるの?」
M「熱い!指が熱いぞ!MAXだ!撃て!撃てー!」
俺「どこへ?」
M「川の向こうだ!早く!」

俺は無理矢理川を挟んだ土手に向かって貴重なエネルギーを撃たされました。
一応撃つ仕草を取って。

98:72 投稿日: 2001/08/13(月) 06:05
俺「何もならないじゃん」
M「すごい威力だ…突き抜けた」
俺「は?」
M「土手の裏には…」
俺「池があったよね、確か」
M「蒸発してるぞ」
俺「なんでわかるんだ?」

無信全疑で川を迂回し池を二人で確信しに行きました。

俺「何もなってないじゃん」
M「既に水が戻ってきたらしいな」
俺「二分で?」
M「つべこべ抜かすな!特訓続行だ!」
俺「俺もうレベル5でいいよ」
M「馬鹿野郎!生半可な力が一番危険なんだよ!」

俺は一番危険なのは君のほうじゃ…と言いたいのを我慢して当時の友人M君と夕方まで特訓に付き合ってました。

これがその日あったお話。
なんか思い出すとふつふつと腹が立ってきたぞ。
Mはその日レベル2000くらいまで到達していました。

終わりです。

100:72 投稿日: 2001/08/13(月) 06:12
>レスくれた人たち
笑ってもらえてありがとーです。
急速に思い出した記憶なので読みづらい所あったかもですがその辺はご容赦を…。

154:72 投稿日: 2001/08/14(火) 22:00
うお。
こんなにワラタもらえたのも久々です。ありがと。

スレ違いかもしれないがプチネタを思い出したのでsageで書かせて下さい。
どこに書いていいか分からんし…。

俺がまだかわいい中二だった時の話。

ある日俺が休み時間に早弁してるとMが俺のほうに近づいてきたのです。

M「…おい」
俺「何だよ」

俺はまたMが来たよ、やれやれとかなり投げ遣りだったのですがMが指をすっと挙げて、俺を指差して言った次の台詞に俺のテンションは一気に高まったのです。

M「お前の肩の上に…水子の霊が乗ってるぞ」
俺「ダ~レ~のよっ!?」
M「危険だぞ!早く倒せ!」
俺「俺中二や!」
M「うぁぁぁぁぁっ!俺には聞こえる、奴の叫びが…!コ・ノ・ウ・ラ・ミ…」
俺「お前水子って何かわかっテン”のかー!」

当時クラスは心霊ブームで女子はわけもわからずにキャーキャー騒ぐし、Mは「倒せ」の一点張りやし俺の早弁ライフはその日かなり不快に幕を閉じた事を今日思い出しました。
当時は嫌な思い出でしかなかったんだが…
今も嫌だけど、せめて笑ってやってくれい(TДT
おもしろくなかったらゴメソ。

169:72(1/3) 投稿日: 2001/08/17(金) 00:35
すまんのう、若い時はハイな時もあるさ。
新しく話を聞いてきたので許してくれ。

Mに連絡を取るのは嫌だったので彼と比較的付き合いのあったSに連絡を取りました。

Mに関する話はないかと聞いた所、彼は快く教えてくれました。
電話だったので大して聞いてないけど…。

S「あいつ小学校の時雨乞いしとったぞ」
俺「雨乞い!?」
S「おう。俺も後半は見てた奴に聞いた話やけど…」

170:72(2/3) 投稿日: 2001/08/17(金) 00:35
俺らが同じ小学校に通っていた頃、ある暑い、よく晴れた夏休み直前の放課後の話。

その年の夏はそんなに水不足という事も無く、普通に暑かった年だそうな。

みんながこぞって学校から帰る頃、校門を出た所でSが誰も頼まないのにいきなり雨乞いを始めたらしい。
地べたに正座して両手を挙げたSは、町中に響くほどの大声で祈祷を始め…。

S「呪文を唱え出してな」
俺「なんて?」
S「あーめーよー降ーれー…!って」
俺「シンプルやな」
S「それを一時間」
俺「一時間!?」

よく通るはったりの利いた低い呪いの言葉が町中をこだまする。
しかし空は気持ちよいくらい晴れ渡り、付近の野犬や赤ん坊が感応して一緒に吠え、泣き出すだったと言う。
あぁーめぇーよぉー降れぇーっ…!

171:72(3/3) 投稿日: 2001/08/17(金) 00:36
S「俺は速攻帰ったんやけどな、邪魔やったし。学校の近所に住んでたAがずっと聞いてたらしい」
俺「えらい迷惑やな」
S「宿題できんくらいうるさかったらしいわ」
俺「ふーん」
S「そんでな、降ったらしいぞ、雨」
俺「ま、マジで!?」

夏特有の一瞬の通り雨だったらしいが、ともかく最終的にMは死ぬほどの大雨を降らせたらしい。

俺「そ、それで?」
S「うん、Aの話によるとやな…」

両手を挙げたままの姿勢で、雨を一身に受けたMは満足げに立ち上がり、雨に打たれながらゆっくりと大股に歩いて帰ったらしい。(w

…一体何がしたかったのか。
俺にはMが、まぶし過ぎて何も見えない。
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