File No.002 G県厨

02/03/17 00:30
すみません。本日プチ押し掛けがありましたので、報告させてください。
難民向きの内容かもしれませんが、一応押し掛けと言う事でこちらでUPさせて下さい。
テレビでは忍者の名前の障害物競走が行われているあたりでした。
インターホンが鳴りました。インターホンが鳴っても怒鳴り声が上がらないのは
18歳真性厨の親では無いと思いながら、扉の前へ。勿論テレコもスタンバイ

「どちらさまですか?」

「Hです。」

・・・・・・・・聞き覚えの無い名前です。

「どちらのHさんでしょうか?」

「N区のHです。G県厨さんは?」

・・・・・・・・・はいぃ?なぜにG県厨の名が?

「居ません」

「もしかしてAさんですか?G県厨さんは何時ごろ帰りますか?」

は・・話しが見えてきません。話している感じから、相手も戸惑っているようです。

「帰るもなにも、元から居ません」

「えっ?だって、ここG県厨さんの引越し先ですよね?」

嫌な予感がします・・・

「違います」

「でもG県厨さんから、Aさんと同居する事になった。春古味の本が
危ないみたいだから、手伝って欲しい。そのまま一緒に春古味に行こうって
メールと駅からここまでの地図が来ていたんですが・・・」

嫌な予感的中!(乾燥藁
嬉しくない(泣藁

「それはG県厨が勝手に言っていた事で、本当のことではありません。
彼女は現在G県にいます。春古味にも参加しないようです」

「えっ、だって、手伝う変わりに明日のチケットくれるって言ってたのに・・・」

・・・・・・はぁ。可愛そうに、Hさんも騙されたんだ・・・私は扉越しに、
今回の件を手短に説明しました。事態が分ったHさんは

「いきなり押しかけてきてすみませんでした。」

と丁寧に謝罪を入れ、帰って行きました。押し掛けと言うほどのものではないのですが
もしかしたら、G県厨は友達(?)全員に私の家を引っ越し先として連絡したのでしょうか・・・
これからイベント前に、誤爆押し掛けが来そうで怖いです。

2002/03/18(月) 04:40
流石に春古味当日、外れてもらいたい予想が当りました。
予想範囲内の押し掛けと、予想を外れた押し掛けがありました。
最近の疲れが祟ったのか、あまり外に行く気のなかった私は、
部屋でお菓子作りに興じる一日でした。思ったよりも上手く出来た料理に
気を良くした私は、このまま夕飯作りに取りかかろうと思いました。
しかし、冷蔵庫には殆ど物が入っていない状態。久し振りに
買い物に出かける事にしました。いつも行っているスーパーで、必要な食材、
日曜雑貨を購入。そのまますこしぶらっとしてから家路へ付きました。
部屋の鍵を開けて室内に入ろうとしたとき、前方からどうみて本日有明に居そうな
格好
をした姿が数人歩いてきます。私は嫌な予感に包まれ、速攻部屋に入り、
即座に鍵を閉めました。そのまま待つ事数秒、嫌な予感的中です。
インターホンが鳴り響きました。
もう許して・・・お願い・・・・そんな事を思いながらテレコスタンバイ

「どちらさまですか?」

「G県厨さーん!遊びに来ましたよ―!今日、スペースに居なかったから心配しました!」

あぁぁぁぁぁ、やっぱりか・・・今回もHさんみたいだと嬉しい・・・

「私はG県厨ではありません。間違いです。お引き取りください」

「G県厨と一緒に住んでるAさんですね!話は聞いてます!私達、G県厨の友達で、
今日、引越し先に遊びにおいでってメール貰ったんです。本当はイベントで
待ち合わせしようって言ってたのに、休みみたいだったから直接来ました!」

「G県厨さんはここには居ません。G県厨さんと私は同居してないんです。
同居の件は彼女の一方的な言いだしで、私は断りました。実際には同居していません。」

「えぇ――!嘘!だってG県厨さんがAさんと一緒に住むって言ってました!
Aさんに是非とも来てくれって言われたって。」

・・・・・・はぁ・・・・もう、溜息しか出ません。

「私からは一言もそのような話しはしていません。私はもうG県厨さんと
関わりを持ちたくないんです。せっかくここまでいらしたのに申し訳ありませんが、
お引取り願えませんでしょうか?」

「そんな事言って、本当はG県厨さん、居るんでしょう!私達を警戒してるの?大丈夫、
私達はG県厨さんの友達です。メール何回もやり取りしてるもん!安心してください!」

・・・安心できません。どこをどうしたら安心できるのか教えてください。

「G県厨さんは本当に居ません。隠してません。」

「だったら部屋に入れて下さい!居ないんなら見せられるでしょう?」

・・・・・・もしかして・・・彼女達も厨?

「知らない方を部屋に入れるわけには行きません。申し訳ありませんがお引き取りください」

私の言葉が悪かったのか、相手が悪いのか・・・扉を叩く音が始まりました。

「何言ってるのよ!そんな言葉信じられる訳ないでしょう!証拠くらい見せなさいよ!」

だから、私は知らない人を部屋に上げるような真似はしたくないんだって・・・

「お引き取りください。彼女は本当に居ません。これ以上騒ぐ様でしたら
近所迷惑になりますので警察を呼ばせていただきます。」

「ひっどーーーーーーい!私達が何をしたって言うのよ!あんたが悪いんでしょう!
私達は友達にあいに来ただけなのに!それを嫌がらせするなんて最低!
AさんがG県厨さんを呼び寄せたのは知ってるんですよ!嘘を付いている人が
警察を呼べるわけないじゃないですか!脅かすならもっと上手くやってよね!」

だめです。G県厨電波に同調できる相手らしく、私の言い分は聞いてくれません。
私の説得が悪いのか、相手が厨なのか・・・仕方無しに携帯で交番に連絡。
悲しいかな、いつもと同じやり取りで、手際良く連絡が終わります。

「今、お巡りさんを呼びました。いい加減にして下さい。」

「何言ってるのよ!はやくG県厨出しなさいよ!分った!彼女を監禁してるんでしょう!
G県厨さん、今助けてあげます!早くここを開けて彼女を解放しないと
こっちが警察呼びますよ!早く開けなさい!」

・・・監禁したのは私じゃないよ・・・私がされたんだよ、彼女の母に(思い出したくもない)
扉を叩く音とインターホンを慣らす音、罵詈雑言、蹴るような衝撃。鉄扉君、今日もありがとう。
すでに会話が通じなくなっている状態の相手を宥める事も出来ずに居ると、
その数分後にお巡りさん登場。

「なに本当に警察呼んでるのよ!最低!あんたがこのまま逮捕されなさいよ!
G県厨さんを監禁してるのはあなたでしょう!捕まるのはあなたよ!」

・・・厨の相手は泣きたくなります。泣いても良いですか・・・情けなさに襲われていると、
扉越しのいつもの会話。あとから電話を貰う約束をして自宅待機。
後の事を考えてメールのプリントアウトを準備。買ってきた物を冷蔵庫へ入れて
一息ついていると、交番から電話がありました。

「さて、行くか・・・・」

用意をしていた鞄を手にして警察へ出かける為扉を開けました。

「自分から出て来るとは、良い心掛けだ。」

扉を開けた目の前には、扉が開いたことに少し驚いているようなG県厨父がなぜか居ました。
慌てた私は開けた扉を引き戻しますが、それをG県厨父の手が制止します。

「何してやがる!俺の方から出向いてやったんだ!なのにその態度は何だ!」

多分そんな意味合いのことを叫んでいたと思います。私は必死に扉を引き戻しますが
父厨は扉の間に手を入れてきました。力ではどうしてもかないません。
結局扉は父厨に押し開けられてしまいました。すでに逃げ場がありません。

「・・・・何のようですか・・・」

「今すぐすべての警察への届を取り消せ!お前のせいで私の家族が!」

父厨はゆっくりと私に近付いてきます。靴くらい脱げと、こんな状態で思った自分が悲しい。
私も靴をはいたままでしたが・・・
「お前のせいで、お前のせいで!どうして家がこんな目に!」

G県厨親子、どうしてこうタイミング良く(悪く?)現れるんだよ・・・泣きたいよ・・・
でもこのままでは本当にまずいです。どうすれば良いのでしょうか・・・
泣いている場合ではありません。私はとりあえず相手を落ちつかせる方法にでました。

「とりあえず、お互い靴脱ぎましょう。今、お茶入れますから。上着脱いで下さい。」

今の私にはこれ以外の言葉は見つかりませんでした。しかし、父親厨は自分の足元を見ると、
靴を脱ぎに玄関へ戻っていきます。私はこの隙に鞄から携帯を取り出しました。
父厨の目を盗んで携帯をポケットへ入れる事が出来ました。そして父厨に怪しまれない様に
私も靴を脱ぎ、お茶を用意しました。せっかく作ったお菓子は父厨へ・・・
父厨を座らせると、私は台所に近いと言う口実から、扉に近い方へ座りました。
そして父厨から見えない位置で携帯リダイアル。あとは現状況を警察に伝わる事を願います。

「改めてお話を聞かせてもらえますか、G県厨父さん」

私は部屋にG県厨父がいる事を訴える様に、会話の度に何度もG県厨父の名を呼びます。

「お前が自分の都合で出してる警察への届出を取り消せと言っているんだ。」

私は相手を怒らせない様に気を付けて言葉を選びます。噛み合わない会話が続きます。
父厨の怒鳴りに近い言葉をビクビクしながら受け、ゆっくりと電話を盗み見ると、
電話はすでに繋がって居ません。気が付いているのかいないのか分りません。
私は祈りながら、もう一度リダイアル。その間にも父厨は言葉が荒いできます。
そしてついに父厨の冷静さが失われました。

「俺は話し合いに来たんじゃない!お前が取り消せばそれだけで良いんだ!」

父厨、切れるの早いよ・・・お茶入れてまだ数分だよ・・・・私は必死に落ちつかせますが、
父厨の怒は大きくなって行きます。そしてついに父厨の怒爆発

「素直に謝れ!謝罪しろ!お前が警察に捕まれ!」

某野球球団の星の頑固な父のように、机をひっくり返しはしなかったのですが、
父厨は手にしていたティーカップを私に投げ付けました。そのまま叫びます。

「お前のせいで家が酷い目に合ってることが分ってるのか!」

震えている場合ではありません。いえ、震えている余裕をくれませんでした。
父厨は動けない私に殴りかかってきます。なんとかそれを避けた私は
携帯を掴むと、再び殴りかかってくる父厨に机を蹴り付けました。
机は父厨の脛にぶつかってくれました。私は慌てて扉を閉めながら(部屋の入り口扉と玄関
僅かな時間稼ぎのつもりだったようです)外へ助けを求めに行きました。
部屋から一番近い(裏に通じている)階段を駆け下りると、部屋の騒ぎを聞いていた
階下の部屋の住人が、扉を開けて私を匿ってくれました。私はお礼を言う事も出来ずに、
その場に崩れ去ると、手にしていた携帯で、再び警察に連絡。情けない事に
上手くしゃべれない私のかわりに、そのお部屋の住人が電話の応対をしてくれました。
幸い、私がこの部屋に逃げ込んだ事は父厨にはわからなかった様で、
暫く外を探していたようですが、そのまま消えました。
多分駈け付けてくれたお巡りさんを見て、逃げたものと思われます。(推測)
結局私はそのままお巡りさん付き添いの元、病院へ行く事になりました。
お恥ずかしい事に、すでに正常でなく、震えるしか出来ませんでした。
G県厨の友達押し掛けのほうは、お巡りさんが説明して理解をしたそうです。
(本当に理解したかどうかは不明ですが・・・取り合えず厳重注意で帰宅したそうです)
病院での診断は、軽い火傷でした。私はそのまま薬を処方してもらい、
そのままお巡りさんに付き添われて帰宅しました。
薬を飲んで早々に寝たのですが、目が醒めてしまい、なんとかテキストを纏めました。
明日、とある場所へ避難する事になりました。(場所は伏せますが)
それと電話はやはり間違いだと思い、切られていたようです。
まだ落ちついていないようで、上手く文章が纏らなくて申し訳ありません。
数日、ネットが出来ない環境になりますので、早急にご報告に上がりました。
落ちつき次第、ご報告にまいります。
お見苦しく読み難い報告ですみませんでした。

NEXT
BACK
TEXT