ペリゴール
~すすきのに残った最後の砦か?~
若が給料が入ったというので炭やに行くのももったいなかった為、
急遽決行された今回のB級グルメ。
例によってすすきのをぶらぶら歩いてたどり着いたのがこの一軒目、ペリゴールである。
えー・・・失敗でした。
いえ、この企画的には完璧ストライクなんですが、今まで5回行ったうち、
本当に気持ち悪くなったのはソムタム以来です。
既に店員がよくない。入ったのに誰も出てこない。
その後少ししてやる気のない若造が出てきたと思うと
「じゃ、こちらに」という言葉と共になんと机を指差しやがったのである。
飲食店云々ではなく常識の問題。この時点で出ようかと思った。
その上店員は揃って悪趣味な黒いシャツ。
店内のセンスも最悪。ここまで来るとちょっと感心してしまう。
席に着き、適当に注文する。この時点で数品頼んで出ようという話が。
だが、今回ばかりは思い出すのもおぞましい。
料理名にコメントをつける形式で紹介していこう。
・水晶丸
この店に入るきっかけにもなった一品。
もちろん動機はその名前。面白いものに飛びつく。まるで子供。つか子供。
その正体はもち米で肉団子を包んだ料理。最初の一口は違和感もあるが、
中の肉団子が美味な為気にならない。
と、同時に、
ペリゴール唯一のまともな料理と思われる。
※以降、グロテスクな表現が続きます
・坦々麺
味がしない。その上ご飯ですよが浮いてる。
道民なら知っているであろう細長い袋のオニオンスープの味がする。
やったら薄いけど。
・トマトステーキ
マズイ。これを不味いと言わずして何が不味いというのか。
中は生。しかもある意味絶妙な火の通し方によって
トマトの甘みを見事に消し去っている。
料理法しだいでトマトがここまで不味くなる。料理人ってすごいと思った。別の意味で。
・シジミのしょうゆ漬け
ペリゴールの最終兵器。
臭い・不味い・気持ち悪いの三拍子揃った傑作。
醤油漬けだから生なのはまぁ仕方がないにしても
こんな物食ってる台湾はすごいと思った。
ビビアン・スーが頭悪い理由がわかったような気がする。
最後には俺達の間で「ノルマ」という言葉が使われていた。
こんな不味いものでも残さず食う辺り、自分達に同情した。
そして退店時、これはもう晒すしかないと思い
ライターを頼んだのだが、ここでまたペリゴールは牙を剥いた。
ライターを頼んだのはG。俺たちはいつも店の住所を押さえる為に
ライターかマッチを頼む。これにより大体は店の住所が押さえられるのだ。
だが、俺たちに出されたライターにはこう書いてあった。
「BAR Viva!Yoko」
ビバヨーコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
・・・帰ろ帰ろ。