タイフード専門店 ソムタム
~実にコンスタント~
俺とGは最近よくタイ料理店に行く。ホアンタムから始まった俺たちのタイフードブーム。
今や生春巻き程度は普通、蛙が出てきても少なめのリアクションでやり過ごせるようになった。
もはや俺たちが驚くものはスピリタスとワニぐらいになった。そんな日の事。今日だけど。(2月3日)
「とりあえず和食、洋食はボツな」を合言葉に俺たちは大通りをさまよっていた。
そのうち、もはや見慣れたといっていいタイ料理屋の看板を見つけた。
・・・地下かよ。地下にはろくな思い出がない。といってもチャクラだが。
だがまぁそれでもいい。ネタになるし。腹も減っていた。
そして地下へと入っていった。
店に入った俺たちの眼に飛び込んできたのは何故かビーチパラソル。
シンハービールの広告が書かれている。
しかし俺も20年生きてきて地下でビーチパラソルを見たのは初めてだ。
早くもネタの面白い予感がする。
今回はランチのため、セットメニューでの注文となった。
Gはカパオ飯という実に面白そうなものを見つけてきた。
まぁ彼のことだからハズシてくれるだろうなどと思っていたが、
今回ハズシたのは俺でした。
俺「スペシャルランチを。」
大体にして初めて来た店でこんなもの頼む時点で間違ってる。
その後、葱ザーサイとナンプラー大根という謎の漬物を頼む。
最初に来たのはナンプラー大根。量が少ないからといって店の人が
サービスでつけてくれた。タダ。喜んだのもつかの間。
タダで十分な味って物があるとはじめて知りました。
どっかで食べた味なんだよなぁー。この店はそういうの多いです。
次はカパオ飯の登場。見た目はご飯の上に挽肉の炒め物と
目玉焼きが乗っててかなり美味しそう。
一口もらって食べる。
・・・トイレ?新しいトイレの味がするよママン。
INAXかTOTOの味だよ。勘弁してくれ・・・。
やはりハズシ王G。またやってくれたと思っていたのもつかの間、
スペシャルランチの上にカパオ飯が。
お、俺も道連れですか・・・。
だが、ここまでなら二人でハズシて終わりだったが、今回はまだ先がある。
スペシャルランチの中身は生春巻きと唐揚げ、
それに謎の炒め物。
そう、この中の生春巻き以外の奴らが全てハズシてくれたのだ。
だが、ハズシ方が共通しているので容易に説明できる。
甘い。
タイファンタの再来である。異常に甘い。
唐揚げに至っては硬い酢豚以外のなんでもない。
牛肉ともやしの炒め物の頃にはもはや気持ちが悪い。
最後は水ばっかり飲んでたような気がする・・・。
レジの店員に「ブッコロス」のTシャツを見せて店を去った。
そして一言。
「普通の甘いもの食いたくねー?」
タイフード専門店 ソムタム
年中無休(←少し休め。そして見直せ。自分達を。)