HONDA CB750F
1976年、AMAがスーパーバイクプロダクションをスタートさせ、
フレディスペンサーのライデイングにより大暴れしたマシン。
その暴れ馬をレプリカとして再現製作してみました。
1979年製をベースに仕上げてあります。その詳細をみてください。



フロントホイ−ルはテクノマグネシオ3.50−17。
フロントフォ−クはFZR1000Rからの流用です。
TZR320φロ−タ−+NSRキャリパの組み合わせで、ブレーキサポ−トは自作削り出しです。
ブレーキパットはドカティと同じくPFC製を入れています。
これは絶対オススメ!!
オイルク−ラ−はア−ルズ製9インチ13段。
6番ホースで油圧低下をふせいでいます。


リヤホイ−ルもテクノマグネシオ4.50−18。
スイングア−ムはNSRから流用。
リヤサスペンションの取り付けステーを
アルゴン溶接したうえにバフを掛けてみました。
TZR220φロ−タ−+RGVキャリパの組み合わせで、フロ−ティングロッドは自作削り出し。
マフラ−はバンス&ハインズ、
リヤサスはオ−リンズフルアジャスタブル。
これはCB1000SF用を使用しました。


Rドリブンスプロケットもジェラルミン削り出しです。
スイングア−ムはバフ掛けしてみました。
そろそろ、18インチの手頃のタイヤが
生産中止や欠品になってしまったので、CBR900RRあたりのマグネシュウムホイールを流用して、17インチ化しようと思案中です。
現在ドライブチェ−ンはRKの530ですが、パワーやフリクションロスを考えて520仕様に改造中です。


本来、スピードメーターケーブルの取り出し口は、フロントホイールに付いているんですけど、レース用マグネシュウムホイールにしたため、スピードメーターの取り出し口を、アウトプットシャフトからの取り出しに変更しました。
誤差も、まったくなく良好です。
取り出し口はCBR900RR用、スピードメーターケーブルはNSR用です。


メ−タ−はオリジナルをレストアしました。
ハンドルはK&N製で、ポストはFZX用です。
FZRのトリプルツリーに穴をあけて、ポストを取り付けてあります。
しかも、ハンドルロックを利かせるよう加工。
HRCのハンドルブラケットを入手したので付けてみました。
スイッチは左右ともにOW−01で、
マスターシリンダーは、とりあえずでNC30、今後ロッキードあたりの可変ポンプに変えるつもりです。
スロットルはXL500S用です。ニーマルのスタイリングを損なわずにハイスロットル化できます。


キャブレタ−はケイヒンCR29φです。
性能面では絶対にFCRなんだけどCBにはCRの方が似合うでしょ!
だからあえてCRなんです。
セッティング出しがFCRに比べかなりシビアですけど、決まったときのレスポンスはFCRを凌ぎます。
しかし、あまりにもシビアすぎるので、
現在は夏の箱根にあわせっぱなしにしてます。
だから街乗りはあまりしません。


バックステップも自作しました。
これもジュラルミンからの削りだしです。
マスタ−シリンダーの取り付け位置は苦労しましたね。
サイドカバーとのクリアランスは絶妙でしょ。


このCBの泣きどころ・・・。
コーナーでマフラ−がすぐ接地してしまうんですね。
これじゃ攻められないよ〜!!
リヤを17インチにしたら、どうなってしまうんだろうか?
誰かバンク角の深いマフラ−知りません??
そろそろ穴が開きそうだぁよ。
今後の問題はバンク角の確保と車高UPですね。

余談ですが、車検はマル改をつけずに通りました。
イイ時代ですね。


おまけ!

またまた、厄介物を仕入れてしまった。
1981年製CB750FB。
これもまた上記載同様、スペンサーレプリカ仕様に変身させる予定です。
ただし、こちらはレーサーとして・・・
エンジンも900Fエンジンをベースにフルチューンしちゃうし、足回りも全面変更するので、使う部品はフレームと外装品だけ。
バイクはスゴイけど、はたして腕がついてくるか??
ちょいと、心配なのですね。