非通知
最近になって非通知で携帯が鳴るようになってきた。
私は非通知は誰だか分からないので基本的に出ないのだが・・・
しかしこのまま出ないで良いものかと・・?
非通知と表示されている携帯電話の窓を見つめながら、妙な期待をしてしまうのだ。
もしかしたら・・・??
あくまでもしかしたら・・・??
こういう事も考えられるのではないか?と・・・
私のよく行く飲み屋の「ヒカルちゃん(仮名)」は
ふとしたきっかけで、私に淡い恋心を抱いてしまった。
なんで今までこんなに魅力的な人を気がつかなかったんだろう?って。
ヒカルちゃんは今までの自分の見る目の無さをとても後悔してるはず。
しかしヒカルちゃんは、私に恋してしまった恥ずかしさから
恋してる事を悟られる事を非常に恐れている・・・
もしこの愛する思いを悟られたら、もう二度とお店に来てくれないかもしれない。
そう思うと、気軽に電話もする事が出来ないはず・・・
だけど秀さんの声が聞きたい!!
スッゴイ聞きたいのっ!!
そう思ったヒカルちゃんは、私に申し訳ないと思いつつ
非通知設定で今日もつい電話をかけてしまう・・・
毎日素直になれない自分を責めながら
今日もヒカルちゃんは私を思って枕を濡らす・・・
つっても まぁ
そういう淡い期待を抱いて、前回出てみたら
別れたオンナだった(爆泣)
勘弁してくれよ。マジで