#008 メーカーに敬意を
僕がこのHPを運営していて最もおそれるのは、

(1) ある商品について、このHPでの評価が一般通説となってしまい、
(2) その商品を作ったメーカーが損害を被ること


であります。
(1) 評価は絶対的評価ではない!
TOPページにも書いてありますが、このHPでの商品に対する評価はあくまで「個人の主観に基づいたもの」です。感じ方ってのは個人差がありますからね。全く同じものを食べても「美味しい」と感じる人もいれば「まずい」と感じる人もいる。だから、このHPでの評価が悪いからといって、「この商品はダメなんだ」とすぐに判断しないでもらいたいのです。

評価が悪い商品であればあるほど、むしろ実際に手にとって(出来れば購入して)、本当にその商品が良くないのか確かめてもらいたいです。そして「いや、このアイテムは悪くない!」と思ったら反論のレポートを投稿していただければ一番嬉しいですね。『過去に紹介されたアイテムも大歓迎』と投稿ページに書いてあるのはそういうわけです。
(2) 商品に関するプライドはメーカーが、責任は良品計画が持て!
たかが個人のHPなので、ここでの評価が売上げに影響を及ぼすとは考えてませんが、口コミは馬鹿になりません。また、良品計画の方もここでの評価を御覧になっていると思います。とすると、僕の中で妄想が膨らんでくるんですよねぇ。

良品計画: アンタのとこの●●って商品、評判悪いみたいよ。
メーカー: す、すみません・・・。
良品計画: 謝らなくてもいいよ。
        次からはもう生産をおたくにはお願いしないから。
メーカー: そ、そんな殺生な!


なーんて馬鹿なやりとりは冗談として、純粋に考えて、良品計画とメーカーとの力関係は「良品計画 > メーカー」であるはずです。なぜなら良品計画サイドは生産を委託するメーカーを自由に選べるから。逆に販売能力の弱いメーカーは無印ブランドで売ってもらうしか生き残る術がないわけです。
だからこそ万が一商品についてクレームが出た場合、責任は良品計画が負うべきだと思うんです。
「責任は我々が全部取るから、おたくさん(メーカー)は次から良い商品作ってくださいよ!」とメーカーの尻を叩くくらい度量の大きい企業になってほしいと、一消費者として願っています。

今ベンチャー企業が流行ってますが、小さなメーカーでも大発明と呼べるようなモノを作ってる企業が結構あるんですよね。そんな個性的なメーカーを発掘して世に出してくれることを無印には期待しています。

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