#006 インテリアと無印
 
最初に誤解のないように言っておくと、「無印に囲まれて暮らしたい!」という人をバカにしてるわけじゃありませんので。人それぞれですからね。これから書くのは、僕個人の考えということで、あしからず。
 
 
部屋中、無印で埋めるとどうなるか・・・。インテリアをイメージするのはなかなか難しいですが、無印の場合、店内のディスプレイや「生活雑貨」カタログによってある程度の完成図を把握することができます。

 で、結論を言うと、個人的には「部屋中無印」は避けたいです。全て無印良品で揃えると、ananのインテリア特集、いや違うな、積水ハウスのモデルルームのような、「いかにも」という感じの部屋が出来上がります。この「いかにも」的な部屋がどうも好みじゃないんですよねぇ(バブル期のトレンディ・ドラマでよく登場した、熱帯魚の水槽が部屋のど真ん中に置いてあって、部屋中黒色でコーディネートされた「おいおい、こんな部屋家賃何十万もするやろ!」とついつい突っ込みたくなる部屋よりはマシですが・・・)。

 確かに無印の生活雑貨ひとつひとつを取ってみると、良品なものが多いです。ブナ材にしろ、MDFにしろ、丁寧に仕上げてあります。しかしこれらが組み合わされると殺風景な雰囲気になってしまうんですよねぇ。面白味がないというか、何というか。

 どんな部屋にもマッチするというのが無印良品の長所でしょう。しかし、逆に言えば、その部屋にしか合わないインテリア・コーディネートが無印オンリーではやりにくいのです。やはりインテリアには住んでいる人の個性が現れるのが良いと思います。自分の部屋は生活の拠点とも言えるので、こだわりを持ってほしいですよね。
 
 
かくいう僕は、古い家だし、雑然としてるし、間取りが変則的だし、祖父母と同居してるということもあって、なかなか思うような部屋作りができないのですが、頭に思い浮かべているのは次のような感じです。

 「低くてオープンな家具」、これですね。モノが多いので実現できるか分かりませんが、出来るだけ背の高い家具は避けて圧迫感を少なくする。それと箱形の家具も避け、ユニット棚などを使ってディスプレイする感じで物を配置するというインテリアです。

 無印で欲しい家具は、「脚付マットレス」、「杉材ローテーブル」、「ブナ材ローテーブル・キャスター付」、「ガーデンテーブル・チェア」といったところですね。

 みなさんの無印の家具・寝具などの有効な利用法を教えていただけると幸いです。ここをクリックしてください。

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