「無印良品についての本はありますか?」という質問をよくいただくので、
このコーナーで目録としてまとめておきたいと思います。
なお、既に廃刊になっている書籍もありますので、詳しくは書店か出版社に直接お問い合わせください。
●単行本
Casa BRUTUS 無印良品の秘密!? (2003年)
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マガジンハウス |
Casa BRUTUSの特別編集版。有名デザイナーが手がける無印良品の紹介や、無印フードを外国人バイヤーが試食・評価する企画、2002年急逝した田中一光氏のワーク紹介など宣伝色の強かった従来のムック本よりは興味深い内容。
無印良品 vs ユニクロ 溝上幸伸・著 (2000年)
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ぱる出版 |
SPA(製造小売業)として業績を伸ばしてきた無印良品とユニクロ。その生産・販売システムが紹介されているが、両者の比較に言及している部分は少ない。また、実用衣料店の「しまむら」も紹介されている。
「無印良品」のモノづくり発想 流通企業研究会・編 (1996年)
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オーエス出版社 |
無印良品の誕生から現在まで企業研究の題材にもなる本だが、いささか良い部分だけを書きすぎ。
いまPB小売業が確実に伸びている 店舗システム協会・編 (1996年)
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かんき出版 |
確実に伸び悩んでます(笑)。スーパー系のPB(プライベート・ブランド)の唯一の成功例として無印良品が数ページにわたって紹介されているが、ネタとしてはかなり古い。「割安感」、「徹底した単品管理」なんて過去の話で今は・・・。
●新聞記事
ペット用品を売り出すという記事。
2001年2月期、初の減益に転落。新社長の松井氏は、商品の絞り込みや店舗の拡大路線見直しを打ち出す。
衣料品の30%程度を期中生産に切り替え、クイックレスポンスを構築する。
2001年春夏からオフィス対応カジュアルウェアを強化。
2000年3-5月期の売上高が前年度実績割れ。値下げ競争から撤退し、団塊ジュニア世代をターゲットとした商品絞り込み戦略へ。また、QR(クイック・レスポンス)体制の確立へも着手。
日本経済新聞(夕刊) 2000年4月10日〜14日
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「流通新リーダー群像」として5日間の連載で紹介された。
無印良品の誕生から良品計画分社における初代社長・木内政夫氏にまつわるエピソードが中心。
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