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■ シーシェル
この写真はシーシェルというコスモスです。富雄川沿いに咲いていました。この種類は貝殻という名のように、花びらが内側に巻き、筒状になる変わったコスモスです。
■ コスモス
キク科の一年草。
メキシコを主として熱帯アメリカに原産するコスモスは
25 種以上あります。 コスモス
(和名:アキザクラ,オオハルシャギク 学名:C.bipinnatus
Cav)秋に群生して咲く様子がサクラの花に見えるので秋桜とも呼ばれます。
基本種は短日で花芽を分化するため,10
月ごろに咲きます。
コロンブスのアメリカ大陸発見後,ヨーロッパに入り,
しだいに改良され庭園や切花に栽培されるようになりました。
草丈 1 〜 2m,茎は太く多数枝を分け,葉は対生で 2
回羽状複葉, 裂片は線形。
頭状花は総苞につつまれ,8 枚ほどの紅,
ピンク,白の幅広い舌状花をつけて秋に咲きますが,
園芸変種には八重咲き,丁字咲きなどがあります。
またアメリカで作出された早咲種はアーリー・センセーション
Early Sensation と名づけられ, 播種 (はしゆ) 後
60 日で咲きます。
この色変りにピンクに暗紅色の目があるラデアンス
Radiance が生まれ, さらにこの四倍体ベルサイユ
Versailles が育成されて,
周年コスモスが咲くようになりました。
■ 歴 史
日本には明治9年(1876)、イタリアの芸術家ラグーガが持ち込んだといわれています。メキシコ原産の一年草。コスモスの名前の由来は、ギリシャ語で「飾る」とか「美しい」という意味を表す言葉で、花の美しさにちなんで名付けられました。栽培が容易で花も可憐で美しかったことから、明治に日本にやってきた新しい花でありながら、すっかり日本の秋を代表する花になりました。
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