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WEEK-13

12月24日(火曜)
メリークルシミマス

いやはや、参った。
日記も、ずいぶんと久しぶりなのである。

たった2日と半日休んだだけなのだ。
それで、こんだけ影響が出るのかい!
というくらい、困った。

うーむ。そう言えば、お店をスタートしてから、病気で休んだのは初めてだものな・・・

みなさま、ご心配をおかけしました。
なんとか、まっすぐに歩けるようになりました。

ようやく、本復活。

ついでに体重も復活!

だって、歩けないんだもの、散歩もずっとしてないもの。

世間は、クリスマスでも、家族が上手そうに生チョコデコレイションを食べてるのを横目に、
ポテトサラダ食ってましたよ。

もー!

年も変わるし、ここらで仕切りなおして、もう一度気合を入れなければ。
ということで、日記も復活です。
ボチボチとね。

日記才人
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12月26日(木曜)
椎間板ヘルニア

改めましてこんにちわ。おいさんです。

さて、今日のお題は椎間板ヘルニア。
おいさんにとって、一番の難敵であり強敵である。

そもそも、どんな病気なのかというと、人間誰しも脊椎の間に軟骨がある。
それが、関節の中にちゃんと納まっていれば良いものを、俺が!俺が!とでしゃばって
関節からはみ出して、運が悪いことにそのはみ出したヤローが、神経を触って
チクチクと刺激するのである。

時に、チクチクと。
時に、ズキズキと。

時に、ドッカーーーーン!と。

もう、このドッカーーーーン!が来たら、アウトなのである。
全治3週間コースなのだ。

なんせ、17歳の頃から、この病気と付き合っているのだから
もうすぐ19年のお付き合いなのだ。

ドッカーーーーン!が来たら、立てない、座れない、寝れない。
もう、何も出来ない。

本当なんです。

痛み止めの常備薬を飲んで痛みを緩和しない限り、トイレにも行けない。

いや、それでも、生理現象だからトイレには行かなきゃならん。
多少無理すれば、痛みを我慢すれば行けない事もない。

そんな甘い考えを持ってた時期もありました。
そんな頃の出来事です


それは突然にやってきた。
常々、腰に対して注意を払っているおいさんなのだ。
重いものを持ち上げる時も、腰を使うのではなく、膝を使って持ち上げる。
前かがみになって、物を取らない。
急激に振り向いたりしない。
エトセトラエトセトラ・・・

腰痛もちの方は、ご存知だろうけれど、それは長年の生活の中で
自然に身についてしまうものなのだ。

ところが、その時は、相手が布団だったのだ。
はっきり言って舐めていたのだ。
朝、朝食が終わって、隣の町に車で通勤している奥さんを送り出し、
布団をたたもうとした時に、ふいにやってきたのだ。

ドッカーーーーン!

持ち上げかけた布団に、そのまま倒れこんだ。激痛で、目の前が真っ黒だ。

「ハァウ・・・」

声にもならぬ、へんなものを吐き出しながら、頭でいろいろと考えた。

『やばいぞやばいぞ、またきたぞ。どうしよう』
『こんなに、ビシッと来たのは久しぶりだ、動けないぞ』
『なんで、布団なんかで来るんだ!』
『会社、どうしよう。イヤ、それどころじゃない』

そんなことを考えながら、布団の上で倒れこんで動けないのだ。

その時の痛みはどんな状態なのかというと、
ドッカーーーーン!
ときて、布団に倒れこんでから倒れこんだポジションで、
痛みの軽いポジションをキープしているのだ。

で、そのキープした姿勢から、ちーとでも動こうとすると、
更に
ドッカンドッカン!

と来るのは目に見えているのだ。
そう知っているのだ。

だから動けない。

しばらくじっとして、様子を見るおいさん・・・

ソー・・・
ドッカン!
「ハァウ・・・」

あかん。動けない。
階下にいる、親父と母ちゃんも、既に勤めに出て行て、家にいるのはおいさんと猫2匹。
さすがに猫では、おいさんのヘルプはできない。

会社が始まるまで、まだ1時間あるので、様子を見ることにする。

・・・

会社が始まる時間になるころ、ようやく安全ポーズをいくつか発見。
しかし、それは寝ている状態の安全ポーズであって、とても立ち上がる状況ではない。

幸いなことに、手の届く範囲に電話があったので、
「本日歩けないため休みます。」
と連絡。

会社では、「大丈夫か?」などと心配の声をかけてくれるが、実際「またか・・・」が
本音なのはわかっている。

年に1〜2回、こうなるのだ。注意してもこうなるから、どうにもならない。
この時は、結局、病院勤めの母ちゃんから、間に合わせの痛み止め薬を貰い、2日間寝込み
3日目に自分で車を運転して、かかりつけの整形外科で診察して貰って
注射+痛み止めとシップ薬を貰って、4日めから復活した。
復活と言っても、ペンギンのような不恰好な歩き方で、2週間くらい過ごさねばならぬのだ。

その時に、初日の夜中、尿意をもよおして、目が覚めた。
隣で寝ている奥さんを、起こしてはかわいそうだと自力でトイレまで歩いて行った。
部屋から、トイレまでは10歩くらいである。

たった10歩なのだ。

トイレにたどり着くのに、およそ10分。
一歩ずつ、一歩ずつ、まるで、そこに地雷でも埋まっているのを知っていて
それを避けて、歩くかのように。

そして、トイレに入って・・・

立ちションが出来ないのだ。

まず、便座を上げれない。(蓋は開けっ放し)
更に、どこかにつかまってないと立っていられない。

座ってすれば便座を上げる必要がないので、
便座に座ろうとするのだが、これがなんとも上手くいかない。

座るためには、どうしても前かがみの姿勢をとらなければならない。
厳密に言うと、膝を曲げれば前かがみにならずとも座れるのかもしれないが
こちとら膝を曲げるもの、困難なのだ。

前かがみにならずに、膝を曲げないで、椅子に座る方法があったらぜひ教えて欲しい

そうして、汗をかきながら(多分夏だったと思う)、ようやく便座に座れたのは

30分後

ジョー・・・ジョロジョロジョロロ・・・

ふぅ

そして、ここからがまた問題なのだ。

そう、立ち上がれない。

少しでも、背中に力を入れようものなら、

ドッカン!
「ハァウ・・・」
ボテ(便座に座る)

これの繰り返し・・・
もう、泣きそうになる。

大の大人が、小便するのに1時間もかかっているのだ。
そら、情けなくて涙も出るわな。

どうにかして立ち上がり、布団まで歩いてたどり着いたのは、トイレに目が覚めてから

1時間30分後

こんな爆弾を腰に抱えているのでした。

日記才人
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