第2話 関西人はソース好き?


何を根拠にこのようなことを言うのか、ちょいと訝しいでしょうか?

東西の食物事情?を比較した場合には、
「肉と言えば......?」関東では豚、関西では牛が圧倒的に売れています。
その他、違いを挙げれば枚挙に暇がありませんね(苦笑)。

本題に戻りましょうか。
要するに、食に関する店舗数に大きな違いがあるらしいのです。
天麩羅、焼き鳥、トンカツ屋は圧倒的に関東に多く、
関西では、串かつ屋が多いというもの。
(......お好み焼、たこ焼きの類は当然別ですが。)

確かに頷けるものがあります。
東京に出張した際に、飲み屋街を散策してみて実感しました。
何故関西では少ないのだろう?とは思っていたものの、
漸く頷けるものに出会ったというところです。

さて、一方の関西では人気の串かつ。
肉だけではなく、野菜を始めとして、
もう、それこそ何でも串揚げにしてしまうんですね(笑)。
そして有名なのが、ソースの二度付け禁止!(爆)
ブリキの缶になみなみと入れられたソースが、
カウンターにドンッと置かれています。
食べる前にそこに串かつを漬けて、
一度口に運んだものは二度と漬けてはいけないのがルールなんですね。
みんなで使うものだから汚いという常識的なものから、
ソースの節約というところまで、いろいろ理由はありそうです(笑)。

どうして、ここまで愛されるのか?が焦点だというのがメインテーマです。
関西特有の食文化である、お好み焼、たこ焼き、そして串かつ。
全てに共通するのが、なんとソースをつけて食べるということ。
これを裏付けるように、ソースの消費量は
やはり圧倒的に関西が多い模様らしいですね。
種類も豊富ですし......。

また、他に共通する項目としては箸を使わないことも挙げられています。
お好み焼はコテで食べるのが正統派(笑)ですし、
たこ焼きは爪楊枝で、串かつは文字通りクシで食べます。
商売人の街と表される関西(大阪?)ならではの、経費節約なのでしょうか?

ああ、本題から外れてしまいましたね(苦笑)。

何れにせよ、お好み焼やたこ焼きに馴染んだ関西人はソース好きな為に、
天麩羅や焼き鳥よりも串かつを愛す......ということらしいです。

そう言えば、焼き鳥にしても、特に注文しないと関東では塩で、
関西はタレで出されますよね。
これも、ソースな関西の食文化を表しているのでしょうか?(苦笑)


その内、関東と関西の違いを列挙して見ますか......。
あっ、これって使い古されてる?(爆)


日本TV 『ズームイン朝』の特集より。 [ 2001.3.17.SAT. ]


Copyright(C) 2000 猫ぢぃ All rights reserved.