元旦の夕食


おせち
まずは、おせちのご紹介から(笑)。

山女の塩焼き、松茸風剥き身里芋、ほうれん草海苔巻き
車海老塩茹で、ゴボウ煮、棒だら、かまぼこ、みかん

これに、どんぶり飯がついた何とも豪華な食事であった。

私はこれらに、ミニサイズのカップ麺(蕎麦)をつけて、ゆっくりとこの有難いおせちを堪能したのである(笑)。
実家が近ければ......或いは、世話人が近所にいれば、間違いなくアルコールの差し入れを頼んでいたところであろう。
病室では飲むことができないだろうけれど(苦笑)。

何れにせよ、強制退院も恐れない程の根性さえ私にあれば、外出許可を取るまでもなく病棟をこっそり脱出して、近所のコンビニで自ら仕入れに出かけるところではあったが、如何せん、DVT治療の為に身動きができないのであった(泣)。

因みに、元旦の朝昼食メニューは、以下の通りである。

朝食/ごはん、甘栗風焼き栗、卵焼き、昆布締め大根、雑煮(ミニミニお餅と里芋、三つ葉入り味噌仕立て)
昼食/ごはん、サーロインステーキ、野菜旨煮、湯葉澄まし汁

既に「入院中のエピソード/食事負担金」で取り上げた通り、この年末年始に登場する豪華料理(注;この病院比)の為に、日頃の質素な食事があるのであろう。

でも、ね。いいのいいの。これだけ豪華なら。
雑煮のお餅が小さ過ぎて有難味も何にもありゃーしないとか、個人的にはレアが好みなのにウェルダンに焼かれたサーロインステーキが冷めたまま出されて、肉の表面に脂が白く固まったままだって許せちゃうし、山女はきちんと火が通っていなかったなんて小さなことだし(苦笑)。

そんなことよりも、翌日からのまた質素な食事メニューにいきなり戻されてしまうことの方が、ちびっと気懸かりで哀しみ募るのである。


病棟ではテレビを見る気にもならなかった私には、これが束の間のお正月気分ってところかな?(苦笑)

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