検温


深夜の徘徊による寝不足気味で気だるい身体を起こし、朝食をちょびっとだけ飲み込めば、それからは何にもすることがないから、朝っぱらからだらだらとネットサーフに勤しむのである。
当然、自堕落にもベッドに寝転んだままの姿勢である。ああ、何と退廃した生活(涙)。

そんな中でも、時に天使が舞い降りてくることがあった。
そう、この写真のように。

nurse 1
午前8時からの朝食が済んで小一時間ほどすれば、検温タイムである。深部静脈血栓症に悩まされる私には、必須のイベントであった。

「どう、猫ぢぃさん。お変わりなあい?(微笑)」

よいですか、皆の衆?(笑)
この微笑が、入院患者の心を捉えるのである。
ああ、看護婦さん もうどうにでもして〜! 、ここも痛いのあそこも痛いのついでにあっちこっちが苦しいの......と、構ってちゃん光線をパワー無限大に放射するのである(笑)。

「んもぉ〜、わがまま言ってちゃだめですよぉ〜!」.....などと優しくいなすが、それは反面、癒しであったことには間違いはない。
但し、それは、彼女のようにとっても美人であり、小鳥がさえずるようなしかしながら少し鼻に掛かったような甘い美声であり、患者がお痛をしても決して声を荒げることはなく甘〜く注意♪の、3拍子が揃っていればこそのものである(笑)。

何れにせよ、彼女にはとてもお世話になった。......と言うか、感謝の気持ちは未だに忘れないでいる。
この右足が術後、とんでもなく腫れ上がり、原因が分る訳もない私に親身になって心配してくださったのが彼女なのである。

他にも、散々面倒を見てくださった方々には、同じく感謝の気持ちで一杯である(涙)。
ここで、お礼を言わせてくださいね。

皆様、本当にお世話になりました。有難うございました!......どうぞお元気で、ご自愛ください。



*写真には一応目線を入れて加工してありますが、何か不都合があれば削除いたします。
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