DVT治療


点滴
1時間に23mlの輸液だったかな?

輸液下部のポンプにチューブを通して、輸液の落下速度を調節しているのである。もう一方は、何だかは忘れてしまったが、同時に落としているのであった。

このポンプが曲者で、ちょっとした震動でもセンサーが感知し、異常を伝えるブザーが鳴り響くのである。
点滴スタンドに備え付けてある車輪の手入れが悪い為に、スムーズにスタンドの移動ができないので、力ずくでこれを動かそうとすると、そのショックでブザーが鳴るという始末。


従って、安静が義務付けられていたにも拘わらず、ベッドから、そして病棟から出ようとするとこれが鳴り響くので、まるで猫ぢぃの位置測定器のようであった(涙)。

当然、このポンプの作動状況は常に担当ナースの監視下にあるので、ブザーがなった途端に詰所なり廊下に居合わせるナースが飛んでくるということになるのである。

「動いたらあかんってゆーてるやろっ!何処行くのっ!?(怒)」

せめて排泄行為だけは、トイレで自力でさせてくださいね(ぐすん)

「ちょっと、あんた。トイレはこっち!そっちにはトイレなんかないやろっ!?えーかげんにしときやっ!(怒)」

バレバレなのである(苦笑)。

しかし、以前にも何処かのページで述べたように(どこだっけ?)、は混雑するのである。
私の美意識からは、廊下に並んで順を待つということには耐えられないのである。
従って、特に朝方は、ただトイレ探しの旅に、病棟外に進出しなければならなくなってしまうのであった(笑)。


あれれ?ここでは哀しみに包まれた当時の感情を吐露する筈だったのに、どーしてシモの方に話が流れて行ったのかなぁ。病名やこの疾患の怖さも知らずに過ごす、恐怖と悲哀に耐える話だったんだけど、ね......。

......つづく?(苦笑)

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