病棟の朝
深部静脈血栓症という合併症を発症してからは、何度も述べた通り、点滴の連続と歩行禁止令により病棟外から出ることが規制されてからというもの、段々と塞ぎ込みがちになりベッドに引き篭もるしかなくなったのである。 そして、入院生活が長くなればなるほど次第に無感動になっていく自分がはっきりと自覚できるようになれば、同時に何もかもが虚しく目に映るようにもなってくるのである。 次第に自堕落な暮らしに陥り、起床はナース任せ、また病室の窓際に陣取っては居るのであるが、カーテンの開放をもこれまたナース任せになっていくのである(笑)。目が覚めれば、いつの間にか床頭台に朝食がででーんと放置されていたりと......(苦笑)。 そんな時には、お気に入りのナースがカーテンを開けながら、 猫ぢぃさーん。よく眠れたぁ?今日はいいお天気よん♪(微笑) とでも、声掛けをしてくれれば、一日の始まりが少しは楽しく迎えられそうではあった。 ほっぺなりおでこにちゅー♪......なら、張り切って起きちゃいますが(爆)。 しかし。そんなことになれば、またそれはそれで問題であると思われるが、もしも本当にあったら、熱暴走確実で下心は更に加速しトップギアで病棟内を爆走!ってなことになっていたのでしょうなぁ......(自爆)。 |