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起き上がり時の痛み
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最も酷かった頃は、寝返りを打つこともできず、起床時には身体に力が入らず、酷い腰痛（ギックリ腰の連発のよう）で背筋を伸ばすことができませんでした(涙)。
トイレに行こうにも、四つん這いか、或いは腰を屈めたままの姿勢で両腿に手をつき、そろそろと二足歩行をするしか方法がありませんでしたね(泣)。
寝具にはベッドを使用しているのですが、退院後からは、10年位使用した硬質マット（フランスベッド社製）から、普通の敷布団をマットレス代わりに使用しております。やはり硬い方が身体が安定して快適なようです。
本当は病院で使われている硬質マットレスが欲しかったのですが、これが結構なお値段でした（......記憶が定かではない）ので、泣く泣く敷き布団に(涙)。
しかし、お陰様で、かの如くの痛みは感じなくなりました。
但し、腰椎を3箇所固定しているので、それによる可動範囲が狭められており、とりゃーっ！！とばかりに仰向けのまま飛び起きるなどということはできません(苦笑)。まずは、そろりそろりと横向きになり、先に両足を床に下ろしてから、ゆっくりと立ち上がっております。
思い出してみても、病院のベッドは高さ調整ができるし、背や足の部分の角度調節もできるし、またマットレスの具合もいい。確かに価格は高いけれど、高級家具を購入することを思えば、決して安くはないかなとは思います。ただ、作りは味気ないですけれど、ね(苦笑)。
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ギックリ腰
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術前の、咳やくしゃみ一発で腰から下の力が抜けるほどの痛み（わかります？）には往生したものです。
「へーっくしょんっ！」......へなへな〜と床にへたり込んでおりましたものです(笑)。
で、今ですか？
未だにこれはあります(涙)。
ギックリ腰に見舞われるのは、身体を酷使した後などに（私の場合は、出張などから帰宅した際）、例えば靴紐を解こうと前屈みになった時が非常に発生し易いように感じます。
術後、初めてこれに見舞われた時にはショックを隠せませんでした。この症状も消えるはずだったのに！...と。
しかし、調べてみると、ギックリ腰は筋肉の作用によるもので、手術云々とは関係がなさそうです。
ちみっとがっくり(笑)。
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天気予報
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手術経験者には、「雨になると痛むでしょう。」と聞かれることがしばしばありますよね？
私は、22歳の時に、左手中指の骨腫瘍を除去する手術を受けたことがあります。
覿面でしたね。いや、ほんまに。
雨と言うよりも、天候が崩れるのが事前にはっきりと分ります。「あっ。明日は雨になるよー。」と気象予報士顔負けの確率で当たります(笑)。とにかく、メスを入れたところが、シクシクと絞られるような痛みを発するのです。これは、確か、気圧の変化によるものだったと記憶しております。
腰はどうでしょうか？
当初はよく分らず、何ともないかなと思っていたのですが、昨年末くらいから同じような痛みを術部に感じるようになりました。上手くは表現できないのですが、ちょうど術部付近を絞り込むような痛みと言えばよいでしょうか。慣れるまでは、ちょっと辛いものがありますが、これも天気予報には覿面な効果があります(笑)。
天気予報でもやってサイドビジネスにしようかしら(爆)。
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寒さとの関係
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術前は、寒さが厳しくなると同時に、腰痛も全開でしたね。思い出したくもないくらいに。
やはり寒くなると、特に起床後暫くの間、身体の動きがぎこちなくなるようです。
例えば、出勤時、部屋を出て駅までの道程を歩く間など。
これは、身体が温まれば解消されるようですね。
従って、ロボットのように？ギクシャクしながら通勤することが多いです、この冬は(笑)。
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鉄板
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術後、腰の辺りに鉄板が貼られているような感覚が続いております。
これは、主治医曰く、似たような手術をお受けになられた方に共通するもののようです。
身体がロボットのようにギクシャクするように感じるのは、これの所為かも知れません。
コルセットを付けていた頃には左程感じなかったのですが、外せば直ぐに、この面妖な感覚に気付きました。
歩行時の足の出し方にギクシャク感を感じるなど、駅の階段を駆け下りたり、或いは駆け上がったりする時に足が縺れたりするのですね。また、信号が変わる時に、小走りになりますが、その際にも、まるで足が走り方を忘れたようになったり、或いは腰が重くて思うように走れなかったりしました(涙)。
ああ、お母様。ぢぃはもう人並みに走れなかったりするのでしょうか？(号泣)
なーんて、真剣に悩んだことがありましたね。
でも、例えば、電車の駆け込み乗車時など、ダッシュ等への第一歩の踏み出しが遅くなったのははっきりと分ります。要は、ゆっくり生きればいいことなんだなと考えを変えることにしました(笑)。
また、人によって不具合と言うか、症状の出方（感じ方）は当然違います（表現の仕方も違えば、気の持ちようも違う）。術後、腰がしっかりしてくれば、従来通りに野球やゴルフ等のスポーツに興じる方々が多いと聞くので、あまり心配するのもどうかと考えるようになりました。
因みに、私は、ゴルフも草サッカーも止めました。ゴルフは余りに下手で、お金の無駄遣いですし(笑)。
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その他、不具合
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気になる術後の後遺障害ですが、主治医による経過観察によれば、若干両足指先の反りが弱い程度で（力が弱くなっている）、特に生活に支障が出るほどのレベルのものは他にもないとのことです。
私自身が感じるところの変化は、術前に感じなかった右足側の坐骨神経痛、及び左足親指付近の坐骨神経痛（痛風ではなーい！笑）。どちらも弱いものですから、かなり気になると言うレベルのものではありません。
ただ、術後、そして退院してからも、暫くの間は両下肢に痺れがありました。これには正直気が滅入りましたが、「日にち薬」と申しますように、時間の経過と共に薄らぎ、今ではほとんど感じません。
しかしながら、私の場合は右下肢（膝上から足首まで）が深部静脈血栓症という合併症を発症したので、これによる影響は今も残っております。
しくしく(涙)。
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