| 12/4(tue)□ |
起床後、7:30に放屁。
ほっとしたのも束の間、直ぐに給茶あり。
そして、8:00には朝食が配膳されてきたのである。
手際がいい......というか、
放屁なくとも、単に一日の流れに組み込まれていただけなのだろうか？
傷口というか、背中全体が焼け付くように痛むので
ちょうど検温に来たナースに、座薬（ボルタレン）を入れてもらう。
鎮痛剤としては効果が強いのであるが、処方後6時間以上時間を空けないと
いけないものだそうである。
従って、午前中と睡眠前に処方してもらうことにする。
また、今日から横向きが許されることになった。但し、ナースの介助によるもの。
数時間おきに仰臥〜横臥と替えてくれるくれるがままに任せた。
患者によっては苦しい余りナースコールを頻繁に鳴らす方が多いらしいのだが、
私はずっと任せるままにしていて、却ってびっくりされたようだ。
男性入浴日であるが、当然入浴が出来ないので、ナース2名による身体拭き。
動けないとはいえ、ベッドの上で素っ裸にされ首から下をタオル拭き、
そして.......。
婦長より、明日の午前中には個室を出てもらうとの連絡あり。
何でも手術が毎日立て込んでおり、個室が足りない様子である。
夕方、担当の理学療法士が挨拶に来られた。暫し、ネット談義に花が咲く。
夜には友人の見舞いあり。差し入れのパステルのプリン3個を一気食い(笑)。
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| 12/5(wed)□ |
朝の回診で、担当研修医により、術部位に入った2本のドレン抜去。
スッと抜いてくれるが、ちょっと痛い。
ただ、抜去後の背中の痛みは軽減された感じではあった。
10:00には早くも部屋移動。
これに備え、母が面会・手伝いに来てくれた。
午後より、自力による体位変更を開始。
水曜日なので、部長回診。
続いて、麻酔医の術後回診。麻酔関係には後遺症もなく順調だそうである。
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| 12/6(thu)□ |
流石に6人部屋の一般病室は騒然とした雰囲気である。
昨日、婦長に無理を言って手術前に入室していた部屋に戻してもらったのであるが、
やはり顔見知りのところで生活するのは楽しいものである。
何かと気遣っていただいたり、手助けしてくださったりと非常に大きな助けとなった。
木曜日なので、身体拭き。
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| 12/7(fri)□ |
朝食に、おかゆではなく食パンがついたのでクレーム。
（朝食はパン食か飯の選択が出来るのであるが、私は飯を選択中）
これを機会におかゆから通常の飯に戻すことになった。
母、面会。......要するに着替え確保の為の「運び屋」さんなのである(苦笑)。
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| 12/8(sat)□ |
鎮痛剤をボルタレン座薬からロキソニン飲み薬に変える。
術部位の痛みはかなり薄れてきた様子なのであるが、
何せ寝たきりの姿勢では、今度は背中が痛くて仕方ないのである。
寝具の汚れを防ぐために腰部にはビニールシート、
そしてその上に手持ちのバスタオルを敷いているのだが、
タオルの模様が背中に張り付いているようだ。
身体拭き。ひとりでやってくれたが、丁寧に洗ってくれて嬉しかった。
この恥ずかしさに慣れて、ナニの最中にもナースと会話する余裕がでてきた。
が、これで最後でもある(笑)。
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| 12/9(sun)□ |
起床後、7:00の検温がなくなった。
少しでも長く眠れるのは嬉しい。
慢性的な睡眠不足解消のための眠剤を処方してもらっているが、
それでも他の方々の鼾攻勢には屈してしまうのである(涙)。
さて。
敢えて触れてはいなかったが、手術当日の朝からお通じがないのである。
（注；前日の浣腸により、手術当日は出なくて当然なのである）
運動が出来ないのではお腹も空かず、食事は毎回半分ほども喉を通らない。
ましてや、寝たきり状態では、胃や腸の動きも悪くなってしまうのではないだろうか？
ま、一番の理由は、大便はきちんとトイレで......の想いが強かったからかなぁ。
特にお腹が張って苦しいということもなく、明日には歩行が許されるので
もう一日の我慢かなと密かに思っていたわけである。
しかし、だ。
本日の部屋番ナースのひと言でその野望が崩されることになってしまったのは悲劇である。
「猫ぢぃさーん、暫くお通じがありませんねー。浣腸する？（にこっ）」
えっ？！.......い、いや。別に苦しくないし、明日になればトイレに自力で行けるし......。
「.......（にこにこにこっ）。」
交わしたか.......と安堵の溜息も束の間、
そのナースは排便処理用具を手に元気良く私のベッドにやって来たのである......。
動ける同室者には窓を開放してもらい、
暫く退室して臭気から避難してもらったのであった（あぅっ)。
夕方、やっと点滴終了。
今夜より暫く、お通じが安定するまで酸化マグネシウムを処方してもらう。
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