弁舌 |
忍術 |
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◎ | 子いわく 学びて時に之を習う 亦説しからずや |
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子いれく 学びて時に之を習う 亦説しからずや | |
子いわく 学びて時に之を習う 亦鋭しからずや | |
子いわく 学びて時に之を習う 亦説しかちずや | |
◎ | 大皿の上におおよもぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅 |
大血の上におおよもぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅 | |
大皿の上におおもよぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅 | |
大皿の上におおよもぎ餅 小皿の上ここよもぎ餅 | |
◎ | 罪の疑わしきは軽くし 功の疑わしきは重くす |
罪の疑わきしは軽くし 功の疑わしきは重くす | |
罪の疑わしきは軽くし 巧の疑わしきは重くす | |
罪の疑わしきは軽くし 功の疑わしさは重くす | |
◎ | 七十にして心の欲する所に従えども矩をこえず |
七十たして心の欲する所に従えども矩をこえず | |
七十にして心の欲すろ所に従えども矩をこえず | |
七十にして心の欲する所に従えずも距をこえず | |
◎ | 人を知る者は智なり 自らを知る者は明なり |
人を知る者は智たり 自らを知る者は明なり | |
人を知る者は智なり 自ちを知る者は明なり | |
人を知る者は智なり 自らを知る者は朋なり | |
◎ | 千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず |
千里の鳥は常にあれども伯楽は常にはあらず | |
千里の馬は常にあれども伯薬は常にはあらず | |
千里の馬は常にあれども伯楽は常にはおちず | |
◎ | このたびは遠い所からよくお越しくださいました |
このにびは遠い所からよくお越しくださいました | |
このたびは遠い所かちよくお越しくださいました | |
このたびは遠い所からよくお越しくだきりました | |
◎ | 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす |
抄羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす | |
沙羅双樹の花の色 盛者心衰の理をあらはす | |
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の狸をあらはす | |
◎ | またお会いできる日を楽しみにしております |
またお合いできる日を楽しみにしております | |
またお会いできる目を楽しみにしております | |
またお会いできる日を薬しみにしております | |
◎ | 願わくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃 |
願ねくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃 | |
願わくば華の下にて春死なむその如月の望月の頃 | |
願わくば花の下にて春死なむその如日の望月の頃 | |
◎ | 大江山生野の道の遠ければまだ文も見ず天の橋立 |
太江山生野の道の遠ければまだ文も見ず天の橋立 | |
大江山生野の野の遠ければまだ文も見ず天の橋立 | |
大江山生野の道の遠けれぼまだ文も見ず天の橋立 | |
◎ | 胆は大ならんことを欲し心は小ならんことを欲す |
胆は太ならんことを欲し心は小ならんことを欲す | |
胆は大ならんことと欲し心は小ならんことを欲す | |
胆は大ならんことを欲し心は小たらんことを欲す | |
◎ | 人性の善なるは なお水の低きに流るるがごとし |
人姓の善なるは なお水の低きに流るるがごとし | |
人性の善なるは なお氷の低きに流るるがごとし | |
人性の善なるは なお水の低きに流るろがごとし | |
◎ | 和を以って貴しと為し さからうこと無きを宗とす |
和を以って尊しと為し さからうこと無きを宗とす | |
和を以って貴しと為し さかちうこと無きを宗とす | |
和を以って貴しと為し さからうこと無さを宗とす | |
◎ | 善人なおもて往生を遂ぐ いわんや悪人をや |
善人おなもて往生を遂ぐ いわんや悪人をや | |
善人なおもて往住を遂ぐ いわんや悪人をや | |
善人なおもて往生を遂ぐ いわんや悪人とや | |
◎ | 日出づる処の天子 日没する処の天子に書を致す |
目出づる処の天子 日没する処の天子に書を致す | |
日出づる処の天子 日没すろ処の天子に書を致す | |
日出づる処の天子 日没する処の天矛に書を致す | |
◎ | 人間は実が入れば仰向き 稲穂は実が入れば傾く |
人問は実が入れば仰向き 稲穂は実が入れば傾く | |
人間は実が入わば仰向き 稲穂は実が入わば傾く | |
人間は実が入れば仰向き 稲穂ほ実が入れば傾く | |
◎ | 月々に月見る月の多けれど月見る月のこの月の月 |
月々に月見る目の多けれど月見る月のこの月の月 | |
月々に月見る月の多けれど月見ろ月のこの月の月 | |
月々に月見る月の多けれど月見る月のにの月の月 | |
◎ | 千里を行きて疲れざる者は無人の地を行けばなり |
千里を行きて疲れざる者は蕪人の地を行けばなり | |
千里を行きて疲れざる者は無人の地を往けばなり | |
千里を行きて疲れざる者は無人の地を行けなばり | |
◎ | 死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し |
死は域いは泰山より重く域いは鴻毛より軽し | |
死は或いは奏山より重く或いは鴻毛より軽し | |
死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より経し | |
◎ | 千早振る神代も聞かず竜田川唐紅に水くくるとは |
千早振ろ神代も聞かず竜田川唐紅に水くくるとは | |
千早振る神代も聞かず竜甲川唐紅に水くくるとは | |
千早振る神代も聞かず竜田川唐江に水くくるとは | |
◎ | 先つ頃雲林院の菩提講にまいりてはべりしかば |
先つ頃雷林院の菩提講にまいりてはべりしかば | |
先つ頃雲林院め菩提講にまいりてはべりしかば | |
先つ頃雲林院の菩提講にまりいてはべりしかば | |
◎ | 唐土の虎は毛を惜しみ 日本の武士は名を惜しむ |
唐土の虎ほ毛を惜しみ 日本の武士は名を惜しむ | |
唐土の虎は毛を惜しみ 日木の武士は名を惜しむ | |
唐土の虎は毛を惜しみ 日本の武士は名と惜しむ | |
◎ | ゆく河の流れは耐えずしてしかも元の水にあらず |
ゆく何の流れは耐えずしてしかも元の水にあらず | |
ゆく河の流れは耐えずじてしかも元の水にあらず | |
ゆく河の流れは耐えずしてしかも元の氷にあらず |