馬場民部の野戦術


馬場民部にござる

某のお勧めいたす編成は騎馬隊主体にござる
騎馬隊の強みはその機動力にござる

敵将は皆、騎乗状態であれば、足軽では追いつけませぬ
特に敵将は捕らえて上様の覇業の成就に役立てねばなりませぬ
騎馬ならば敗走する敵将を捉え続け、捕縛することも容易いでしょう
無論、飛び道具と言う方法も無いわけでも有りませぬが
敵将を取り押さえるに斯様な卑怯な手段は好ましくありますまい

また敵将はそれぞれの城を守る為に兵力を分散しておりましょう
騎馬隊ならばその其々が合流を果たす前に各個撃破することも容易いことです
槍や弓を加えた軍では敵の集結を待つこととなり我が方の被害も増しましょう

機動力を生かす為には大軍では成りませぬ
上様のお声の届く5小隊程度の軍がよろしいでしょう
騎馬5小隊で陣立てすれば漁麟の陣となり申す

これでは寡兵となりましょうが
戦は兵の数で決まるものではありませぬ

先ずはどの城にどの者が詰めているかを知っておく必要はありますが
混乱の特技を持つものを優先的に壊滅できる様に行軍いたします
続いては統率の低い者や訓練の低い者の様に御しやすい者を狙いまする
弓などの飛び道具を用いる者も優先すると優位に事を運べましょう
また上様の御眼鏡に適う敵将も優先的に狙うとよろしいでしょう
この辺りは弾正の申す通りでございます

敵が大軍の場合は如何に敵将を壊滅させるかが問題となりますが
強行が常套手段と成りましょう
この強行はその国に存在する我が方の拠点の数だけ使用することが出来まする
つまり諸勢力は努めて我が方に付ける事は友軍を増やすだけでなく
我が軍の戦力向上も見込めると言うわけです

実際の城攻めは諸勢力に任せても問題ありませんが
城の中に将兵が詰めている場合は上様が采配を取られたほうが宜しいかと

諸勢力の対応は曖昧ですので一度では指示を受け入れない場合があります
その場合は続けて幾度か同じ指示を出せば思う様に動いてくれましょう

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