シロサイ特集
アフリカには、シロサイとクロサイが生息しているが、どちらも狩猟や
環境の変化により数が激減し、現在は絶滅が危惧されている。
シロサイは南部アフリカに生息するミナミシロサイと、中央アフリカに
生息するキタシロサイに分類することが出来るが、キタシロサイは
ほぼ絶滅に近い状況で、ケニアで見られるシロサイは、南アフリカで
保護され数が増えているミナミシロサイを移入してきたものらしい。
胴長短足の身体は、体長3.4〜3.8m、体高1.6〜1.8m、尾長70cm、
体重2300〜3600kgもあり、顔の正面には前角と後角の2本の角をもつ。
草の葉を食べるため口は真っ直ぐ平らで幅が広い。そこでWide(mouthed)
Rhinocerosと呼ばれたが、後にWideが訛ってWhiteになったと言われている。
だから、身体の色が特別白いと言うわけではない。(別の説もあるようだ)
視力は弱く、30mも離れると動かない人間は識別できない。しかし、
聴力はよく、ラッパ型の耳をたえず動かしている。一番よいのは嗅覚だ。
群居性があり、母親から別れた若い個体同士や子供のいないメス同士が
集まり、6頭程度から10数頭までの群れを作って生活しているそうだが、
ナクル湖では個体数が少ないためか、群れは形成していないようだ。
【3月20日 ナクル湖国立公園にて】
ナクル湖では5頭のシロサイと出会ったが、これが最初。
1頭で淋しくお食事中。白い鳥は友達?
平らな口で草をむしゃむしゃ。
立派な角と対称的な可愛らしい眼。
セクシーなお尻。
白い鳥も一緒。
2番目に出会ったシロサイは、1頭で淋しく睡眠中。
顔と背中には泥浴びの名残が・・・
日が暮れてから出会った2頭。授乳中。
でも、子供もずいぶん大きいような・・・
近くにもう1頭いたのは、お父さんかな?
シロサイ撮影ビデオ
MPEG1形式
約780kB
(音声は収録してません)
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