テーブル・マウンテン特集


テーブル・マウンテンは、ケープタウンの背後にそびえる
標高1085mの岩盤で出来た山だ。山頂付近にテーブルの
 ように平らな部分が広がっており、その名で呼ばれている。
山頂へはロープウェイ(ケーブルカー)で登ることが出来るが、
山頂付近には雲や霧がかかりやすく、ロープウェイが運休となる
日も多いと言う。この、テーブル・マウンテンにかかる雲や
霧のことを、地元の人達はテーブル・クロスと呼んでいるそうだ。


テーブル・マウンテン地形図


ロープウェイ・チケット  麓から山頂までを結ぶこのロープウェイは、
1,200mの行程の間に客室が360度回転する
構造になっている。
 ゴンドラの下部には4,000Lのタンクがあり、
山頂にあるレストランなどへ水を運ぶ他、
風の強い季節には、ゴンドラを安定させる
役割も担っている。





晴れた日の光景

晴れた日にウォーターフロントから見たテーブル・マウンテン


ロープウェイ麓駅

ゴンドラから見たロープウェイの麓駅


 ゴンドラから見た、山頂駅方向。
 急斜面の上には、断崖絶壁が
待ちかまえている。
急斜面と断崖絶壁


山頂駅

霧に包まれた山頂駅。岩場の上にちょこんと
乗っかっているだけに見え、ちょっと怖い。


山頂駅

横から見た山頂駅


山頂にて

山頂のテーブル部は、ごつごつした岩場ではあるが、平らで
なだらかな土地が広がっており、遊歩道も整備されている。


花

テーブル・マウンテンには、多くの野生植物が
生息し、山全域が国立公園に指定されている。


花のアップ

近くで見ると、こんな花


ロック・ダッシー

テーブル・マウンテンには、ヒヒ、スティンボック、ジャコウ猫など
様々な動物が生息している。その中でも特徴的なのが、
ロック・ダッシー(イワタヌキ)である。大きい物で体長50cm、
ネズミやウサギに似ているが、解剖学的に言うと、馬や象と
深い関係にあるそうだ。前足に4本、後ろ足に3本の指があり、
足の裏には岩場を歩くのに適した柔らかい肉趾と、指には
岩を登るためのかぎ爪がある。テーブル・マウンテンでは、
岩の上で日光浴をしている光景をよく見ることが出来るそうだ。


ロック・ダッシー

おとなしいが、エサを与えると噛まれることがあるそうだ。


テーブル・マウンテン撮影ビデオ
『まわる! ロープウェイ』
MPEG1形式 約7.0MB

ダッシー撮影ビデオ
『ダッシーの!』
MPEG1形式 約3.6MB

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