マサイキリン特集
キリンは、アフリカ大陸のサハラ砂漠以南に生息し、9亜種
(12亜種と書かれている資料もある)に分けられる。
ケニアでは、模様が大きな網目になっているアミメキリンと、
ツタの葉を崩したようなギザギザ模様を持つマサイキリンが
よく見られる。アミメキリンは、ケニア北部からエチオピア南部に、
マサイキリンは、ケニア南部からタンザニアに生息している。
成長すると、頭胴長4m、体重1000〜1900kgにもなる。
オス・メスとも角を持ち、頭頂にある2本の角のほか、オスでは
額の中央に三角形に盛り上がった第3の角がよく目立つ。
さらに亜種によっては、オスの後頭部の両側や、両下顎の
後部など、もっとも多いもので7個の角状突起が見られる。
長い首はキリンの最大の特徴であるが、その骨は7つと
人間や他のほとんどの哺乳動物と同じである。
つまり、1つ1つの長さが長くなっていると言うことだ。
通常、オス1頭と2〜3頭のメス、その子供で群れをなしている。
動きは緩慢に見えるが、40〜50km/hで走ることが出来る。
●3月19日アンボセリ国立公園にて
●3月20日アンボセリ国立公園にて
●3月21日マサイ・マラ国立保護区にて
●3月22日マサイ・マラ国立保護区にて
【3月19日 アンボセリ国立公園にて】
さすが、哺乳類で最も背が高い
動物であるだけに、人間の背では
やっと胴体に届くほどだ。
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【3月20日 アンボセリ国立公園にて】
食事中のマサイキリン。首を下げて、低いところの
葉を食べるのは、ちょっとしんどそうだ。
細い目に長いまつげが愛らしい。
シマウマと仲良く、お食事タイム。
草むらで腰をおろすマサイキリン。
ちょっと珍しい光景だ。
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【3月21日 マサイ・マラ国立保護区にて】
写真ではわかりにくいけれど、背中に小さな鳥が
2話とまっている。追い払う様子がないところを
見ると、身体についた虫を食べてくれるのかな?
茂みの向こうから顔だけ覗かせて、こんにちは!
葉っぱをむしゃむしゃ、お食事中です。
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【3月22日 マサイ・マラ国立保護区にて】
10頭ほどの群れと出会った。右端の小さな1頭を除いて、
みんな同じ方(左側)を見ていた。なにかあるのかな?
仲良く2頭並んでなにかを
見てる。
結構、近くまで行っても平気
みたい。
やっぱり、首は長い!
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