ダチョウ倶楽部
ダチョウは、エミューなどと同じ走鳥類(飛べない鳥)である。
原産地はアフリカで、中央アフリカを除くアフリカ大陸と
アラビア半島の砂漠からサバンナまで広く分布していたが、
アラビア半島の亜種は絶滅し、分布域は狭くなっている。
寿命は50〜60年(資料により40〜80年と幅がある)と
長く、成長すると体高2m50cm、体重150kgにも達し、
現在生息する鳥類の中では最大のものとなっている。
雛のうちはオス・メスの区別は難しいが、成長したオスは
黒と白の羽、メスと若鳥は灰色と茶色の羽である。
長い足で走るスピードは速く、80km/hにもなるそうだ。
【3月20日 アンボセリ国立公園にて】
イメージでは、細長い身体で
バランスが悪そうに思えるが、
長い足や首は細くとも強靭で、
高速走行が出来ることも納得
できる。
ダチョウは一夫多妻制で、1頭のオスが2〜5頭のメスを
従えてグループを形成するが、通常は、5〜50羽程度の群れで
行動し、草食動物の群れの中に混じっていることが多い。
放尿中!
1頭のオスと3頭のメスが仲良く並んで歩いて行く。