ピースワーカー趣意書
私が政治家を志してから30数年が経ちました。これまで本当に多くの方々に支えて頂き、感謝、感謝の気持ちで日々過ごしております。またその間、皆様の政治に求める熱い思いをたくさん伺って参りましたが、それに対してどれくらい応えることができたか、今でも自省の念に駆られます。そして、これまでに得た知識と経験、人脈という財産を活かして、これから皆様のために何かお役に立てることはないかとずっと考えております。
今の日本が抱えている重要な問題のなかに「過疎」というものがあります。最近では「限界集落」という言葉も使用されるようになり、問題は更に深刻化しております。特に、中山間地域におきましては住民の少子高齢化、農林業の後継者不足という危機に直面しています。そして、山間部が荒廃すれば流木や土砂等により漁業にも大きな被害をもたらすことに繋がるのです。私たちは、普段何気なく過ごしていますが、この山や海の恵みを享受できることに感謝し、それらを守っていくために、今行動に移さなければならないのではないでしょうか。
この問題に対し、国や地方公共団体は補助金制度を設けるなどして中山間地域対策を講じております。これは経済的に厳しい状況にある過疎地域の方々にとって大変重要な政策であると思いますし、今後もこのバックアップが必要と思います。ただ、この過疎という問題を考えるとき、経済面の補助だけで解決するとは思われません。そこで、私は「ピースワーカー」という制度を提案します。地域の活性化は、人がそこを訪れ、住民の方々と交流しなければ活性化しません。過疎地域はマンパワーを必要としているのです。ですから、そこで人が交流できるような政策が必要なのです。人は一度生活したところには愛着を持ちます。そして、また訪れたいとも思います。過疎地と市街地の交流を深めることが、過疎の解決に役立つと私は思います。
まだまだ議論の余地はあるかと思いますが、今後この過疎問題の解決に向けて努力して参りたいと思います。
長峯 基 |