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はじめに
以下の質問に対する解答は、1995年から継続的に先住民の長老フンバツ・メンのマヤ伝統の教えを純粋に学び続けてきた当校の理解によるものです。よって、別のカレンダーを使用し学んでいる方や、考古学的な研究を知る方にとっては、この解答が「自分の知るものとは異なる解釈のもの」と、驚かれることになるでしょう。
もちろん、実際に現地に何度となく足を運び、長老フンバツ・メンから直接お聞きしてきた教えを曲げずに伝えているものではありますが、この教えを皆さんに強要、強制するものではございません。物事の解釈には、様々なアプローチや考え方があると理解しているからです。
ですので、一つの情報としてあくまでも参考とし、ご自身の考えや感覚に照らし合わせ、自己責任において情報を判断、選択されますことをお勧めし、お願い申し上げます。
以下、当校の責任において、長老フンバツ・メンからお聞きした情報を元に解答させていただきます。
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Q.「13の月の暦」や「コズミック・ダイアリー」は、マヤ・カレンダーではないのですか?
はい、伝統のマヤの教えに従えば、マヤ・カレンダーとは異なります。
80年代にホゼ・アグエイアス博士が長老フンバツ・メンから聞いたマヤ先住民の情報と、 一般的なエリック・トンプソンの考古学的な研究資料、 そして博士自身がチャネリングで得た啓示をミックスして創り出された博士の研究による独自の暦です。 マヤ・カレンダーの一部を使用して創造されたために、当初「マヤン・カレンダー」という名で世に出てしまい、 「この博士が創った暦はマヤ・カレンダーである」と誤った理解が広がりました。 一方で、マヤの各部族の長老達がそれを否定するために、現在大きな混乱が生じています。
博士が起こしたこの暦の一大ムーブメントは、 「グレゴリオ暦」を守るローマ法王との謁見の話にまでなるほど、世界中で盛り上がりを見せています。 月のサイクルに意識を向けるよう創られた博士の暦は、 私達の自然と調和するという忘れていた記憶に火をつける大きな役割もありました。 この暦を入口に伝統的なマヤのカレンダーを知り、多くの方が理解を深めることは、 これからの時代に必要とされるでしょう。
* ホゼ・アグエイアス博士の暦が自分に合っていて、使っていて楽しかったり、面白かったり、
多くの気づきがあるのであれば、それはその方にとって、とても素晴らしいことです。
私達はそれを否定したり、「間違ったもの」と攻撃する気はありません。
ただ、伝統的なマヤ・カレンダーとは異なる暦であるという認識を持ってお使いいただきたいと思います。
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Q.1ヵ月が28日という月のサイクルに同調するカレンダーは、自然だと思うのですが…?
月のサイクルに同調することはとても大切なことです。
マヤ先住民の女性も古来より太陰暦(月の暦)を使用してきました。
月のサイクルは女性の生理や排卵のサイクルと同調し、
満月や新月は女性の新陳代謝と精神に影響を及ぼします。
よって、妊娠や月経などのサイクルを調整するために太陰暦が使われていました。
月は変化が大きく、影響力もとても強いので、誤った理解で使用しないように注意しなければなりません。
マヤの太陰暦のスタートの日は春分の日以降に昇る最初の満月の日です。
よって、毎年同じ日付がこの暦のスタートの日とはならず、毎年ずれてゆきます。
しかしながら、常に月の周期、月の満ち欠けに同調するので、自然なサイクルであると言えます。
ホゼ博士の暦は一ヶ月が28日で月のカレンダーですが、正確な月齢周期(月の満ち欠け)とはずれています。
日本、中国、エジプトをはじめ、古来より伝わる太陰暦は、月齢と同調しているため、
女性の周期と密接な関連があり、また、自然を相手にする農業や漁業には欠かせない暦なのです。
お解りのように、月のカレンダーは一見複雑で、主に女性に適した暦と言えます。
シンプルで、なおかつ男女共に使用できる暦、それが太陽暦です。
月の周期に影響を受けて完全に同調すると、毎日一時間ずつ起床時間がずれてゆきます。
そうして満月にあるころ、真夜中に活発となり昼夜が逆転します。
それ以降も毎日1時間ずつずれ続け、朝起床する体に戻るという体験をするでしょう。
真夜中というのは、太陽の影響を体と魂の中心に宿している人にとっては問題ありませんが、
そうでない場合にとって困難な状況が生まれるかもしれません。
私達人間が最も密接な関係を持つのが太陽です。
私達は毎朝、太陽のエネルギーに満ちた光を浴びて、月の影響をリセットしていると言えるのです。
人間のみならず動植物も、そして月や太陽系の惑星さえも、太陽なしには語れません。
先住民は、まずこの太陽を充分に理解した上で、月に意識を向ける必要があると語ります。
月の光は太陽の反射光でもあるのだから・・・。
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Q.マヤの伝統的なカレンダーとは太陽暦なのですか?
マヤの伝統的なカレンダーは全部で17種類あります。
それら全ての基になるのが、マヤの神聖暦ツォルキ’ン・カレンダー(260日周期)と
太陽暦ハアブ・カレンダー(360日周期+5日)です。
つまり、マヤ・カレンダーを語る上で、絶対に欠かすことができず、また同等に重要視される暦が
この二つのカレンダーです。(ホゼ博士の暦にはハアブ・カレンダーが欠如しています)
神聖暦 ツォルキ’ンは、13日が20サイクルする260日周期のカレンダー
太陽暦 ハアブは、20日が18ヶ月ある360日周期+5日(4年に一度6日)のカレンダー
この二つの暦がある時点で同時にスタートし、共に時を刻んでゆきます。
そして、再び同じスタート地点に戻るのが13年後となります。
この「13年」というサイクルが、マヤ暦の最小な完全なるサイクルです。
つまり、一年というサイクルはマヤでは不完全なものなのです。
この二つの暦が再びスタート地点に戻る13年というサイクルがもととなり、
52年周期、260年周期、520年周期、2,600年周期・・・と、大きなサイクルの暦へとつながってゆきます。
天体の周期とも深い関連があり、
例えば26,000年周期の暦は私達の太陽系がプレアデス星団を中心にグルリと一周するサイクルと同調します。
前述の太陰暦を含め、マヤの伝統的なカレンダーは、
天体や自然と同調し、私達にそれらとの調和を取り戻させてくれる宇宙的な暦なのです。
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Q.マヤ・カレンダーの始まりの日は、7月26日ですか?
いいえ、これも伝統のマヤの教えに従えば、異なります。
前述の司祭ディエゴ・デ・ランダと考古学者エリック・トンプソンの解釈で、
7月26日がマヤ・カレンダーの始まりの日とされました。
7月26日は、マヤで農業をするにあたって重要な日であったために、トンプソンに取り上げられた日です。
また、9世紀に栄えたスペイン北西部の都市サンティアゴ・デ・コンポステラの祭典の日でもあります。
現代もなお、各国から多くの人がこの地を目指して巡礼の徒歩の旅を行なっていますが、
ランダは「この日はキリスト教徒にとって重要な日であるので、始まりの日とする」と当時の文献に記しています。
マヤ人を含め、世界各国の先住民達は、太陽の日、つまり、春分、夏至、秋分、冬至を
最も重要な日ととらえています。
太陽を深く理解する先住民達は、この重要な日に太陽への感謝を表わす祈りの儀式を行ないます。
マヤの伝統的なカレンダーは、この太陽の日である春分の日からスタートします。
春は全ての動植物がいっせいに動き出して始まりを告げてくれる季節なのです。
マヤでは、多数のピラミッドや神殿に太陽の日の現象が表われるように設計、建造してあります。
スタートにふさわしい日は、太陽とその動きを表現するピラミッドや神殿が教えてくれます。そして、動物や植物が。
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Q.マヤ・カレンダーは占いなのでしょうか?
はい、占いの要素ももちろんあります。
残念ながら、「マヤ・カレンダーは占いではない」と伝える動きがありますが、 伝統のマヤの教えに従えば、それは間違っています。 占いの要素を否定すれば、それはマヤ先住民の伝統文化やシャーマニズムそのものを否定することになります。 なぜなら古来より、あらゆる神官やコミュニティのリーダーを選出する時、未来や過去を読む時、 重要な儀式を執り行なう日付、また農業に関わる作業など、カレンダーに相談することは常だったからです。
マヤ・カレンダーは、その周期や機能、システム(仕組み)、枠組み、カウントといった、 言わば無機質な肉体面のみを私達に伝えているものではありません。 私達の内面に作用する生きたキーワードやシンボル(絵文字)が日々与えられ、一方の精神面として存在します。 少なくとも一日に15個のキーワードと、6個のシンボルがあります。 社会を幸せの方向へと導く長老や神官達が、それらを深く読み解き、占いや予言を行なってきたのです。 参考ページ: 「マヤ暦による天性占術帳 &マヤン・ネーム」 「マヤ・カレンダーによる運勢判断」
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Q.2012年がマヤ・カレンダーの終わりで世界の終わりを予言しているのですか?
いいえ、違います。
これも同様にエリック・トンプソンのマヤ文字解読の解釈によって浮上してきたネガティブな情報です。 ノストラダムスの終末論の延長として、2012年がマヤ・カレンダーの終わりであるとする「2012年終末論」が 人々の怖れを駆り立てています。 しかし、伝統的なマヤ・カレンダーでは、「2012年」はサイクルの終わりに位置してはおらず、 ただ通過する年に過ぎません。 あえて挙げるなら、今の520年サイクルの終わりに位置する年は「2086年」です。 しかし、マヤ・カレンダーはこの年で完了してしまうのではなく、再び次の年から新しい520年のサイクルが始まります。
マヤが考える「時のサイクル」とは、始まりがなかったのと同様に、終わりもない「無限∞の継続」なのです。 再度記すことになりますが、「2012年がマヤ・カレンダーの終わりであるとする」とする情報も、 500年前に侵略したキリスト教司祭の観点や解釈で書かれた文献が元になっています。
今私達は真実の知識を得るために、また自分自身を失わないためにも、 マヤ先住民から発せられるメッセージに耳を傾ける必要があるのではないでしょうか?
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Q.先住民が継承した伝統的なマヤ・カレンダーは入手できますか?
フンバツ・メンが1997年に世界に向けて発表したマヤ・カレンダーが 以下にご紹介する「マヤン・カレンダー・チャート」です。
この発表を前に、マヤの各部族の長老やリーダー達が 各々の家系に代々受け継がれてきたマヤ・カレンダーの知識を分かち合うために 歴史的な会合が開かれました。(不幸な歴史により、このような会合はずっと禁止されていました) この会合の結果、彼等も驚いたことに、遠く離れた部族がそれぞれに伝承してきたカレンダーが、 500年の時を経たにもかかわらず、ほぼ同一だったという事実です。 先祖の知恵を尊重し、確固たる信念をもって受け継ぐ伝承の正確さに改めて驚かされた出来事でした。
この貴重で、なおかつ歴史的な「マヤン・カレンダー・チャート」には、 神聖暦ツォルキン(260日周期)と太陽暦ハアブ(360日周期+5日)はもちろん、 トゥンベンカ’ク’・カレンダー(52年周期)とカ’ルトゥン・カレンダー(260年周期)も表現されています。 つまり、1827年〜2086年までの260年間!使用することができるので、 自分や家族、そして友人の誕生日から、キーワードやメッセージを導き出すことができます!
この「マヤン・カレンダー・チャート」によって、多くの気づきや発見がもたらされるでしょう。 太陽や宇宙を意識させ、自然と調和する術(スベ)を思い出させてくれるマヤ・カレンダーを理解する上で、 欠かすことのできない暦です。
NAGA
K’U(ナガク’)奥義学校では、 この暦に日本語解説書と毎日使用しやすいように作成した早見表をセットにして提供しております。

マヤ・カレンダーについて、もっと詳しく学びたい方は、
マヤ・カレンダーの基本的な教えをまとめた「専門書 マヤ・カレンダー step 1」を
また、マヤ・カレンダーについての授業(ワークショップ)「マヤのカレンダー・クラス」をおすすめいたします!
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マヤでは「一つのことでも、全体が関連している」と考えます。
よって、カレンダーという一つのテーマ、トピックをお伝えする時も、また学ぶ時も、
それには、神(マヤの神はフナブ・ク’)や宇宙、天体、自然、科学、宗教、神秘学、数学、言語学、幾何学、絵文字、
建築学、性教育、農業、芸術、儀式・・・など、あらゆる事柄が密接に関連しているということを知る必要があります。
「マヤ文明=マヤ・カレンダー」であると思っている人が非常に多いのが現状です。
しかし、マヤ先住民の伝統では、カレンダーの知識や知恵は、その教えの一部分にすぎません。
よって、マヤ・カレンダーを真に理解したいと望むのであれば、
マヤの宇宙的教育の全体にバランスよく触れ、学び、
自らの遺伝子に眠る古代の記憶を活性化して思い出してゆく必要があります。
とてもとても重要なことですので、最後に付け加えておきます。
イン・ラケ’ッチ!(私はあなた、あなたは私)
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