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【2008年 3月 現地視察】
長年の構想が、現実に着手され始めてから約3年。年に数回訪れるに過ぎない端で見ている私達を尻目に、ロルベは確実に目覚ましい発展と進歩を遂げている。マヤ先住民の長老フンバツ・メンにとっては、残りの生涯をかけて取り組む大きな使命。長老はこの3年間、忙しい中毎週訪れては、その完成に向けて一歩一歩努力されており、着々と宇宙的な儀式センター、マヤン・コミュニティとして整備している。しかも、全てを人の手を借りた地道な手作業で行なうという驚異的な発展だからことさら感慨深い。
1998年に初めてこの土地を訪れたとき、奥までうっそうと茂った緑濃い林が視界やゆく手を遮っていた。個人的には否定的な考えが頭をよぎっていたものだ。人の手が加えられるようになるまでに、どれほどの機械作業とお金がかかるのだろうか?そんなため息混じりのしり込みを感じたのだ。開墾から農地整備、整地、植林、石積み、伐採、儀式センター整備、建物建造などが、日々着々と確実に人の手を通して行なわれてきた。振り返ってみれば、それはまるで「何も難しいことではない」という気楽な感じで行われてきたのだ。
生まれたての赤子を一人前に育てよう。かのごとく、世界規模の宇宙的儀式センターとして育てる。そんな偉大なヴィジョンが、多くの時間を割いて、地道に目をかけ手をかけてきた成果の原動力になったのだろう。ここは、人が手で開墾してきた、隅々にまで行き渡った愛のエネルギーの心地よさが存在する。時に、あまりの見事な変化に、魔法を使っているかと疑う。作業に携わったドン・エンリケを初めとする地元の人々。マヤ先住民の長老フンバツ・メンの熱い思いに応えようと、彼ら一人一人の素朴で純粋な力強い思いが土地に投入されてきた。その結果、愛の波動を蓄えた聖地が再びこうして蘇ってきたのだ。訪れる度に大きな変化を目の当たりにして大変驚かされる。
2008年春分の日には、世界中から集まった100人もの人々がここロルベに集合した。太陽と大地、月に意識を向け感謝するという、古代から続けられている、宇宙意識の儀式を盛大に執り行なうためだ。このとき、50名もの日本からの参加者があった。日本とロルベ。この関係は強調されるべきだ。ことごとく大切な儀式には日本の関係者が集うのだ。呼ばれると言ってもいい。
古代、太陽を礎として世界中が調和のバランスを重視していた太陽信仰の時代が存在していた。世界中の民族が各地の儀式センターを訪れあっては、その地のエネルギーや、その民が持つ知恵を尊重をもって分かち合い、共に宇宙的な儀式をしていたという。今回、50名もの日本の参加者と共にロルベでの儀式を行なったときに、マヤ先住民の長老フンバツ・メンは、「マヤと同じく古代、太陽を尊重していた民として日本の代表者たちを心より歓迎し尊重します」と挨拶した。
当初、赤い扉を作ってくれた地元の人々は、見たこともないような建造物にしきりと首を傾げていたという。建立されて半年。こんなにも大勢の世界中の人々が、赤い扉を前に儀式をしにきたことを知って驚きと共に納得したという。個人的な宗教ではない、生命あるもの、宇宙にとって尊重されるべき太陽への扉なのだ。
宗教や文化が違うといって戦争をしあう昨今。太陽を礎として、世界中が理解しあっていた時代の再到来を予見する盛大な儀式となった。太陽を中心とした文化が蘇るはじめの儀式。何千年か前にこうして私達のスピリットは集った。そんな魂だからこそ再集合したと先住民は考える。メリダから52q。ここロルベはフンバツ・メンが偶然に購入したわけではない。こんなにも大勢の人々が、再び集ったということは、古代、偉大な儀式をする価値ある儀式センターとして存在していたことが、今回明らかになったのだった。太陽を大地を、宇宙を祝い集う場として古代からロルベが存在していた。私達参加者と共にマヤ先住民の長老フンバツ・メンも大変な感激ようだった。
「ここでは、誰も儀式を止めるものはいません」フンバツ・メンは言った。私達も何て幸せなことだろうかと思っていた。声をかぎりに、どこまでも誇り高く、生命の歓びを歌い、踊った時代。そんな記憶の断片を見たような気がした。マヤ先住民の長老フンバツ・メンは、「また会えて嬉しいです」最初に会う人にも必ずこう挨拶をする。私達がこうして今世で出会うことができるのは、初めて出会ったからではなく、過去に出会っていたスピリットだからこそ、こうしてまた会うことができたと考えるのがマヤだと教えてくれる。その言葉の本当の意味が、ロルベでの聖なる儀式を通じて、古代を思いだし実際に体験することとなった。
太鼓の音、鈴の音、笛、リズム、歌、1つの喜びに同調する私達のスピリットとボディが時を忘れて融合した。笑顔、分かち合い、交わり、流れ、動き、見えないものも見えるものも全てが一体感を持って昇華した。
聖地マヤン・コミュニティ「ロルベ」は、私達が思う以上に、肉体とスピリットのために大変重要な役割を与えてくれている。体験の場、実践の場としてこれ以上ない素晴らしい聖地。まさに地上の天国とはこの場所を言う。次は高速道路からも見ることができるような高さのあるピラミッドを作るとフンバツ・メンは希望に燃えている。円形の儀式センターから1q離れたところに作るそうだ。こちらも楽しみである。せめて幾つかの石を積む作業には、携わりたいと強く望んでいる。
「マサユキ、次に訪れるときには、ロルベに寝泊りすることができるでしょう。高台に登って星を見ながら寝れば、宇宙旅行の気分になるかもしれないよ。楽しみにしていてください」そうマヤ先住民の長老フンバツ・メンは笑顔と握手で語ってくれた。本当に次回の訪問が楽しみだ。
【2008年 11月 現地視察】
再びマヤン・コミュニティ「ロルベ」へ訪れる機会を得た。今回は、ヨガ・マヤ宇宙大学の受講生としてツアーに参加した。旅程で私達が「ロルベ」を訪れるのは、修了書を受け取る最終日だったのだが、大学が始まる前日、急遽フンバツ・メンから連絡があった。「ある人と「ロルベ」で儀式をしますが参加しますか?」と問われたのだ。もちろん合意すると、翌朝、ドライバーがまだ暗い朝5時にホテルへ迎えに来てくれた。「ロルベ」に到着すると丁度日の出が朝もやの中を美しく輝きだしたところ。神秘的な空気を胸いっぱいに満たしていた。実はこの日は、私たちにも初めての儀式が行なわれた。以前、マヤの祭典の一つである「死者の日」にとても興味があるとフンバツ・メンに話していた私達。おそらく、こういうことに興味を持つ人はあまりいないのだろう。私達以外の参加者は数名。この日、「ロルベ」に一人のマスターの遺骨が埋葬される儀式に立ち会ったのだ。生前、フンバツ・メンとも懇意にしていた故人の妻が、骨壺を持ってやってきていた。奥さんのシュシャナは、ヨガ・マヤ大学の受講生でもあるという。彼等は米国にスピリチュアルな教育のための大きなグループを持っている。故人はそのグループのマスターとして慕われていた存在。彼は静かな聖地へ埋葬されるのを希望していた。そして、この聖地が選ばれ、快く受容されたわけだ。
この聖地は古代聖地を模範としている。生きること死ぬことを含めた人間のサイクルを受け入れる。マヤのお香コパルが焚かれた聖なる円で、肉体とスピリットへの儀式後、骨壺は人の手が届かない地下祭壇の奥深くに安置された。生命というと、生きることばかりが取り上げられがちだが、もちろん、私達の肉体は有限であって、いずれは脱ぎ捨てなくてはならない時がくる。今回の故人のように、様々な気づきを得たマスターであれば、その骨も力の一部として聖地と融合する必要があるだろう。「ロルベ」は、そういった偉大な力をも難なく受け入れる寛大な聖地なのだ。フンバツ・メンは言う。「私が死んだら、「ロルベ」のピラミッドの地下祭壇に埋葬するつもりだ」と。生きることと死ぬことは、2つで1つの二元性とも言える。この大陸の祖先達があらゆることの二元性を重んじていたように、「ロルベ」も命のサイクルを理解するための埋葬の場所があって当然なのだと感じていた。
静かな楽器が鳥の声に同調し、マジカルな時間と空間が開かれた。静かで深遠な儀式に没頭する。密度が結集された肉体を持つものも、また分散、離散した見えない存在も、究極のところ、同じように振動しているのだという気持ちが私たち参加者の中で理解された一瞬があった。それは、悲しみとか分離とか、失ったつながりを嘆く喪失感にフォーカスすることはなく、広大無辺な宇宙の一部だという広がりの中の一体感を認識させた。普段より一層、私達の中の永遠の幸せを呼び起こす感覚だった。早朝のほんの数時間のことだったが、虹とコパルと香りと太陽、鳥、聖なる環、それらが私達の深い場所にある記憶に与えた何がしかは、言葉で言い表すことが難しい、幸福なひとときだった。
実はこの日、フリオという12歳くらいの男子も参加していた。何気なくフンバツ・メンとは、どういう関係なのか問うと、何と息子の息子。正真正銘の孫だと教えてくれた。私達は知らなかったので驚いてしまった。フンバツ・メンの息子は父をサポートし、私たちとも極めて親しいのだが、離婚経験があって前妻と暮らすこんなに大きな息子がいたことまでは知らなかったのだ。しかもこのフリオ、今年の3月にこの「ロルベ」で盛大に行われたマヤ儀式ワークに参加しており、その楽しさにハマったのだという。私達はとても嬉しくなってしまった。フンバツ・メンにこんなに若い頼もしい孫が、しかも、フンバツ・メンの行なう儀式ワークに興味を持ち、次の儀式の時には自分も必ず呼んで欲しいと願っている若者がいてくれることが本当に嬉しかった。奇跡のような切り札がまた再び表われたように感じた。フンバツ・メンの息子は父をサポートし大変素晴らしい人物だが、全く儀式やスピリチュアルなワークに興味を持たない。フンバツ・メンが歳をとってから授かった娘が、私達の前に彗星のごとく現れた時には、手放しで喜んだものだった。そして同様にして、またとても興味を持っている親族が現れたのだから、奇跡のようだ。フンバツ・メンの娘と孫、ほぼ同じ年齢だが、二人の有力な継承者が名を連ねているのだから、長老もさぞかし喜びと希望に燃えていることだろう。私たちも彼等の成長を見守っていきたい。
この8日後に、再びマヤン・コミュニティ「ロルベ」で修了書の認定の儀式が行なわれた。とても楽しく有意義で学びが深かった8日間があっという間に終わってしまったが、これは新たな挑戦の始まりだとして希望に燃えた。この日から、宇宙大学の、いち受講生から、教授として世界をかけるように任命されたからだ。13年前「奥義学校を日本で作ることができます」と勧められた時にも、何をしたらいいのかさっぱり分からなかったが、続けてやってくることができた。これを考えれば、教授という肩書は荷が重すぎるし、どこで何をしたらいいやらとも思うがきっと13年後には、それらしく導かれているのかもしれないと感じていた。「ロルベ」というマジカルな場で誓われたことは、おそらく、こちらが尻込みしていたとしても、精霊やグレート・スピリットや見えないものの存在に後押しされてしまうのであろう。そういったことを信頼して先に進もうと決めたマヤン・コミュニティ「ロルベ」での儀式ワークだった。
【2009年 3月 現地視察】
今回も春分の早朝、マヤン・コミュニティ「ロルベ」にやってきた。50名乗りのバス1台の中に、日本人と外国人が共に乗り合う。ロルベに到着すると、赤い門に銀河を意味するシンボルが描かれていた。新しい装飾に顔がほころぶ。門の奥の方から、静かに大地を揺るがす太鼓の音、笛の音が聞こえてくる。おぉ!太陽への祈りの儀式が始まっているではないか!ゆっくりと赤い門を抜けてサークルの儀式上へ向かう。見るとそこには、神々しい長老の面々が揃って東に向かっている。それぞれの顔には満面の笑み。昨年の春分ぶりに再会の人もいる。こちらも嬉しくついニコニコして列に加わった。音楽とダンスは、私達のスピリットを歓喜させ、あらゆる存在と共に太陽と大地への尊重を示すことになる。今回は、ロルベにマヤの地元の若者がやってきていた。彼等の創作ダンスを披露してくれたのだ。あらゆる年齢層と世界各国の人種が集い、各々の芸術や存在そのものを披露した。これもまた太陽や大地への尊重の仕方なのだと改めて知った。また、今回は、日本人2組の結婚式を春分の「ロルベ」でお願いしていた。太陽と風と大地と水が彼等の行く末を応援してくれるのだ。また、友人による日本舞踊が奉納されて、祝いの場はさらに盛り上がった。たくさんの喜びと幸せが春分の早朝のマヤン・コミュニティ「ロルベ」にテンコ盛り!至福感に酔いしれたのだった。
その2日後の早朝に再び「ロルベ」を訪れた。幾分少人数にまとまった私達は、まだ日が昇る前、薄暗いうちから「ロルベ」に到着することができた。皆が揃ったところで、赤い門の上に登る。東に向かい太陽の訪れを祝う太陽瞑想を行なった。それは大変美しい気持ちを想起させる。春分の空気、太陽の太陽風、生命の躍動感、人々の熱気、植物の喜び、鳥の鳴き声。どれをとっても静かで清々しく、どこにもない心地よさが溢れているのだ。その後円形の儀式センターへ移動し、再び太陽のイニシエーションが行なわれた。フンバツ・メンは、クリスタルでできている聖なる幾何学のシンボルを持って、一人一人の額に太陽の光をあてていった。第三の目の活性化を促す儀式だ。ファイアー・ウーマンの焚くコパルの芳しい香りが漂う中、朝日のもやが私達を取り巻き簡単に別次元へと誘われた。そして再び音楽とダンス。聖なる幾何学の上を太陽と大地に感謝しつつ踊るのだ。素直に嬉しくなってしまう。私達は太陽の子。太陽の記憶を持つ。老若男女、あらゆる人種が踊りと音楽で一つになる時。相変わらず「ロルベ」は、シンプルでとても素晴らしい場だと感じた。儀式センターには20枚の四角が円形の中に敷かれている。先住民の伝承によると、数や形そのものが、私達の深いところで作用する。ゆえに、その場所で音楽を奏でたり、踊ったりすると大変深い記憶を揺さぶるというわけなのだ。
そして、今回贅沢にも3度目の「ロルベ」訪問がなされた。今回のツアー終盤には、私達日本人だけの訪れとなった。温かい南風の吹く中、フンバツ・メンによってある場所の説明がなされたのだ。「マヤのイニシエーションには、洞窟を用いることがあります。ロルベのあちらに洞窟があります。地下世界と地上世界のつながりのための儀式がなされます。この次元と別の次元とも言うことができます。マヤでは時に面白いことが起こるのですが、2年程前に、私は「ロルベ」の周りを端から端まで約3時間半ほどかけて歩いたことがあります。すると見知らぬ老人が何を探しているのかと訊ねてきました。ただここで何ができるかな?と見ているだけです。と答えました。彼は昔の話をしてくれました。彼は鹿のハンターで、ある動物を追いかけると、小さな穴の中に逃げ込んだので自分も中に入ったそうです。入口は狭いけれども、その中を照らすと、祭壇のようなものがあったそうです。そして、彼はそこに私を連れて行ってくれました。中は広かったので、私達は周りの穴を少し広げたのです。そのような経緯でここに洞窟が存在することを発見しました。重要なのはその洞窟は、マヤ人が使った形跡が残っているということです。扉があって、壁がありました。たくさんのコウモリが飛んでいました。管理人のドン・エンリケさんがさらに奥へ進み、2時間も戻ってこなかったところです。(笑)しかしこれからもう少し洞窟の調査をして、光のワークと闇のワークを取り入れてゆくことを考えています。」大変面白い話が聞けた。深いイニシエーション・ワークのために、洞窟は重要だ。いずれ、私達も案内してくださる日がくるだろう。楽しみだった。そして、未来の楽しみもありつつ、今日もイニシエーション・ワークが続けられてゆくのだった。
【2009年 6月 現地視察】
マヤには白い道という意味の「サクベ」という道がある。聖なる儀式センター(いわゆる遺跡)を結ぶ、あるいはピラミッド間をつなぐこの道は、イニシエーションの道、光の道という位置づけ。だからサクベを歩くことも重要なワークの一つとなる。黙って歩く。幸せだけにフォーカスして歩く。大切な人達に光を送りながら歩く。マヤ先住民の長老フンバツ・メンと共に石灰石の白砂でなるサクベを、目を皿のように地面を見ながら、通常は10分もかからない距離を1時間もかけて歩いたことがある。その日初めて明かされたのだが、長老はこのサクベに様々なシンボルが浮かび上がることを十数年前から気づいていたと言うのだ。小規模なミステリー・サークルのようなもの。これまで幾度となく同じサクベを歩いてきたが、炎天下に地面を凝視しながらゆっくりゆっくり歩いたのはこれが初めてだった。そして実際に大小様々なシンボルをこの目で目撃した。今から約2年前のことである。時に説明のつかない面白くも不思議な現象がある。サクベに浮かぶシンボルもまたその一つと言える。去年と今年の春分のツアーで訪れた折りにも、サクベに何かの図面と思われる現われを見た。2年前の初めて撮った写真と見比べてみると、全く同じ図柄であった。みんなで頭を突き合わせてこの図面を検証している時に、長老が興奮しつつも確信した表情で、「これは大きな意味をもつメッセージである」とうなずいていた。
春分のツアーから3ヶ月、夏至のツアーでマヤン・コミュニティ「ロルベ」を訪れた。そして大いに驚かされた。なんと、サクベに浮かび上がったあの図面が、「ロルベ」に建造中のピラミッドに応用されていたのだ。詳細な説明を受け、なるほど納得。あの図柄は、太陽の運行を表わしているものだった。夏至の朝、できたばかりの土台の前に立ち、日の出の位置をチェックすると、あの図柄と全く同じ現象を三次元的に確認することができた。つまり、聖なるサクベに現われたあの図柄は、ピラミッド建造の知恵を伝える図面だったのだ!長年の構想から、やっと「ロルベ」にピラミッドを建造する準備が整ってきた。そんなさ中に、2年連続でサクベにクッキリと浮かび上がった図柄を自己へのメッセージと捉えた長老フンバツ・メン。普通、一般人ならば、誰かが描いたものと取り合わないだろう。また、シンボルや図柄を読み解く力もなく、意味するものを理解することもできない。さらには、一年で一番の観光シーズンである春分に、同じサクベを歩く人は何万人もいる。ゆえにシンボルは、踏み消されて見つけることが困難であったはず。たまたま長老が率いるグループが来る日に、来る時間に、そのシンボルが完璧な形で2年連続、現われていたのだ。「誰がこのシンボルを私に与えたのか?」長老はキラキラ輝く瞳で私達に笑顔を向ける。「多次元的な存在が、宇宙意識の知恵を この三次元の物理世界に下してくれたのだ」と捉え、感謝していた。その知恵のおかげでまた一つ、太陽ピラミッド建造のための土台が完成したのだから。
古代よりマヤには、「ピラミッドは、宇宙の兄弟姉妹と共に建造した」という伝承がある。現代の陳腐なイメージでは、宇宙人がやってきて一緒に石を積み上げるという発想しかないだろう。しかし、聖なる儀式センターの聖なる光の道に図面が現われ、それを見つけ、読み解くことができる者。そしてそれを実際の行動によって三次元に具現化できる者によって、ピラミッドが建てられていくプロセスを知った。この体験は私達の人生の宝となった。「次にどんなシンボルがサクベに現われるか楽しみだ」と語る長老。完成した土台にどのような方法で、どのような形のピラミッドを建てたらいいかは、宇宙意識の知恵として再びサクベに現われると考えている。
多次元の存在達や、宇宙の兄弟姉妹は、宇宙意識を目醒めさせるピラミッド聖地が復活していくさまを見守り、応援しているに違いない。そのメッセージに応える者が増え、宇宙的教育を礎とする建造物が再び造られていったら素晴らしいと思う。人々を宇宙意識へ回顧させるためのピラミッド建造物は、おそらく、古代において造られたこのような方法で蘇ってゆくのだろう。
【2009年問題】
【2009年 11月 現地視察】
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ブログ 「マヤン・コミュニティ『ロルベ』滞在記」