桜餅に使われるもち米は、正確には「道明寺または道明寺粉」といい、もち米を一度蒸して乾燥させたものを粗く砕いたものです。道明寺粉の由来は大阪にある道明寺からきています。道明寺は、戦国時代から武士の携帯食としての糒を作ることで有名でだそうで、寺の名をとり、糒のことを道明寺と呼ぶようになったようです。道明寺粉は、お湯や水に浸せばすぐに食べられるので、昔は備蓄用の食糧として重宝されてましたが、現在はお菓子の材料としての使われるのがほとんどのようです。
道明寺といえば桜餅を指すことが多いのですが、桜餅以外にも道明寺粉は使われるので「道明寺の桜餅」と呼ばれるのが一般的のようです。
桜餅に使われる桜葉は、どんな桜の葉でも良いわけではなく、塩漬けにした時の変色の具合や味などから広く研究されて、現在は「オオシマザクラ」の葉を使うのが一般的だそうです。桜葉は静岡県伊豆半島の松崎町からの出荷が全国の7割を占めているようです。同地区の桜葉の生産は約40年前に始まり、現在、約200軒の農家が生産しています。面白い事に、長さ15センチほどに育った葉を、傷つけないように手で摘み取っていく為、背の高い木では作業効率が悪いので、樹高を50センチほどにしてあるそうです。摘み取った葉は、樽の中で半年間も塩漬けにするそうです。
一般的な桜餅の作り方を紹介します。*お菓子大百科より
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【材料】8個分
道明寺粉…………100g
水…………………150cc
上白糖……………30g
食用色素(赤)……少々
つぶ餡……………160g
桜葉の塩漬け……8枚
【準備】
- 桜葉の塩漬けは水洗いをし、味をみて塩けが強ければ3分間ほど水につけ、程よく塩抜きする。
- つぶ餡は適当な大きさにして8塊皿に用意しておく。
- 蒸し器は多めの水を入れ火にかけておく。
- 道明寺粉はざるで軽く水洗いをしておく。
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【手順】
- なべに150ccの水を入れて沸騰させ、火から下ろして水洗いした道明寺粉を振り入れる
木ベらでなべの中を軽く混ぜて全体が湯につかるようにし、蓋をして5分間蒸らす。
- 蒸し器に蒸し布巾を敷き1を小分けにして置き、蒸気の上がった状態で強火で約20分間蒸す。
- 2をボウルにあけて上白糖30gを加え、少量の水で溶いた食用色素を極少量加える。
- 木ベらでよく混ぜる。色素は色を見ながら少しずつ加えていく。
- ボウルにラップをかけ30分間蒸らしながら冷ます。
- 5を8等分してつぶ餡を包み、俵形にする。
- 桜葉の塩漬けを6に巻き完成。
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