（ん十年と言う長〜〜い人生を一挙大公開！！）
東京に出て来るまで/大学時代/独身時代
子どもができるまで/専業主婦/親離れ・子離れ
東京に出て来るまで・・・ 昭和３？年２月２４日に、茨城県の片田舎で３姉妹の末っ子として生まれる。小学校時代は通信簿に『本ばかり読んでいないで、たまには外で遊びましょう』と書かれた程の文学少女でした。（今は影も形もありませんが）５年生になり、担任が体育会系の先生になってから私のスポーツ人生が始まったのです。中学・高校と軟式テニスをし、放課後や休日は練習に明け暮れた５年間でした。そして高校３年になり、部活が終った時初めて自分の進路について考えたのです。“東京へ行きたい”その思いから私は受験勉強に励みました。そして見事合格！！（東京へ行ければ大学はどこでもよかったのです）晴れて東京へ出て来る事になりました。
大学時代・・・東京での一歩は大学の寮生活から始まったのです。１部屋４人の生活は窮屈なものでしたが沢山の友人もでき、門限・消灯・外泊許可と厳しい規則の中でアルコールとたばこを覚えました。寮には約半年間お世話になり、夏休み明けにはバス・トイレ・台所なしの４畳半のアパートに移りました。規則のない生活は良く遊び･良く遊べで渋谷のコンパや三軒茶屋近辺の赤提灯を良く飲み歩いていました。ある時は帰りの車代まで飲んでしまい、渋谷から駒沢まで仲間数人で歩いて帰った事もありました。唯一、勉強したといえば２週間の教育実習に行った事でしょうか・・・先生になるつもりはありませんでしたが、上京する時の父親との約束を守ったのです。そして就職氷河期時代、何の関係もない設計事務所に就職しました。
独身時代・・・若林の４畳半から始まり結婚するまで約８年間、野沢･上馬とアパート暮らしが続きました。それでも就職して給料が貰えるようになると６畳のトイレ・台所付きに昇格したのです。仕事と言えば最初の就職先は不運にも倒産し、渋谷のデザイン事務所・中野の設計事務所と転々としましたが、最後の就職先で今の旦那と出会いました。お互いの最初の印象は｢４０のおじさん｣と｢３０のおばさん｣で、まさか結婚するとは思いませんでした。当時まだ２人共２０代のはずでしたが・・・この頃の私は、やっと職場にも恵まれ仕事も私生活も充実していたように思います。そして、結婚と同時に寿退社をし千葉県の方へ引っ越す事になりました。
子どもができるまで・・・結婚して最初の頃は「子どもはいらないね」なんて言っていましたが、いざ欲しくなった時にはなかなか出来ませんでした。私はアルバイトをしながら不妊治療に通うことになったのです。半年・１年と一緒に治療をしていた仲間が“おめでた”になっていく中、私だけが取り残されて落ち込んだり・ねたんだり、そして３年目やっと私にも喜びが・・・でもそれも束の間、流産でした。もう子どものことは忘れて仕事を頑張ろうと気持ちを切り替えた途端の次の妊娠、今度は慎重に慎重に生活をし、昭和６２年４月１１日無事母親になることが出来たのです。このことで私は、自分の都合通りには妊娠出来ない事と、不用意に「お子さんはまだ？」なんて聞けないと言う事を勉強させられました。
専業主婦・・・長男誕生後は順調に長女・次男が生まれ、待望の“子持ち”になることができました。私は結婚する前から子どもが出来たら家に居る（専業主婦になる）事を決めていました。なぜなら･･････
私は、１２才で母親を亡くしました。それ以前も余り丈夫ではなく入退院を繰り返していましたから、母が家の中で一緒に居たという思いがありませんでした。病気のことですので仕方の無い事でしたが、末っ子の甘えん坊の私としてはやはり淋しい思いをしたと感じています。と言う訳で自分の子どもとは出来るだけ一緒にいたい、「ただいまー」と言ったら「おかえりー」と返事をしてあげたい、そんな親子関係（家族）を作りたいと思ったのです。これから先どうなるか分かりませんが、金銭的に余裕がある内は家で子ども達を見守っていたいと思っています
親離れ・子離れ・・・今、子ども達も１０才・８才・６才（１９９８年２月現在）になり少しずつ私の手から離れて、最近では子ども達の世界もできています。寝る時も兄弟３人川の字になり親の入るスペースはなくなりました。その成長が嬉しいような、ちょっとだけ寂しいようなそんな思いの今日この頃です。私も、子どもだけが“生きがい”なんて事にならないように、子どもが幼稚園・学校へ行っている午前中を利用して友達とテニスをしたり、水泳･花道と習い事をして楽しんでいます。又、土・日は子ども達と一緒に剣道をしています。私もそろそろ先の人生の準備をしなければと思い、末っ子が小学校に入り時間に余裕が出来たらＣＡＤを習いに行く事を今考えています。
続・ムーヤンのあしあと
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