手ぶくろを買いに (偕成社) |
新美南吉・さく 黒井 健・え |
真っ白な雪の中で遊ぶ子ぎつね。冷たくなった手をして帰ってきた 坊やを見て、母ぎつねは毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 でも、昔町で恐ろしい目にあった母ぎつねは足がすくんでしまい、 仕方なく坊や1人で町へ行かせることになりました。坊やの片手を 人の手にかえ、「必ずこちらを出すんだよ」と銅貨を握らせて町へ 送り出しました。 はたして、坊やは無事に手袋を買うことができるでしょうか!? |
ごんぎつね (偕成社) |
新美南吉・さく 黒井 健・え |
母親思いの兵十が、病気の母のために捕ったうなぎを逃がしてし まう子ぎつねのゴン。うなぎが食べられずに母親が死んでしまった と思い込んだゴンは、そのつぐないをしようとします。 しかし・・・兵十にはゴンの気持ちがなかなか伝わりません。 |
はじめてのおつかい (福音館書店) |
筒井頼子・さく 林 明子・え |
ある日みいちゃんは、赤ちゃんのミルクを買いに一人でお使いに 行く事になりました。お母さんから渡された百円玉2つを握り締め 家を出ます。お店に着いて、それから深呼吸をして、「ぎゅうにゅう くださあい!」、でも誰も出てきません。何度も何度も繰り返します が・・・やっと気が付いてもらって、牛乳を手にしたみいちゃんを 赤ちゃんを抱っこしたお母さんがやさしく出迎えてくれます。 |
こすずめのぼうけん (福音館書店) |
エインワース・さく 石井桃子・やく |
お母さんすずめと一緒に飛び方の練習をしていたこすずめは、 言いつけを守らず、遠くまで飛んで行ってしまいます。初めは飛ぶ 事が楽しくて仕方なかったこすずめも、段々と疲れてきていろんな 体験をします。そして、夕方になりあたりは暗くなり初め心細く なってきた時、目の前にお母さんの姿が・・・一日中捜してた お母さんと、お母さんに出会えたこすずめの安心した気持ちが 伝わってくる絵本。 |
かたあしだちょうのエルフ (ポプラ社) |
おのきがく・ぶん・え | 若くて大きなエルフは毎日大好きな子ども達と遊んでいました。 ある日子ども達を守る為にライオンと闘って足の一本を食いちぎ られてしまいます。みんなと遊べなくなったエルフは忘れられて いきました。ところが黒豹が子ども達をおそいます。エルフは 子ども達を背中に乗せ最後の力を振り絞って闘いました。そして 跡にはエルフと同じ格好をした大きな木と木陰と泉が残りました。 |
おふろだいすき (福音館書店) |
松岡享子・さく 林 明子・え |
お風呂が大好きなまこちゃん。まこちゃん家のお風呂はまるで 海みたい、カバさんやぞうさんが出てきて楽しそう・・・・・次は どんな動物が出て来るのかな?? |
あさえとちいさいいもうと (福音館書店) |
筒井頼子・さく 林 明子・え |
お母さんが銀行へ行き、あさえは留守番する事にになりました。 その時、お昼寝していたはずの妹“あやちゃん”の泣き声がドア のむこうでしました。あさえはあやちゃんに靴をはかせてやって 一緒に遊ぶ事にしました。ところが、あやちゃんを喜ばせようと 夢中で線路を書いている間にあやちゃんがいなくなってしまいま した。そこへ「ききーっ!」と自転車の音が・・・・・あさえが不安な 気持ちの中で一生懸命に妹を捜す、けなげなお話です。 |
いもうとのにゅういん (福音館書店) |
筒井頼子・さく 林 明子・え |
あやちゃんは盲腸で入院することになりました。学校から帰った あさえは留守番することに・・・その夜、お見舞いに持っていく 為に鶴と手裏剣とばらの花を折り紙で作りました。そして「もっと よろこぶものって・・・」と考えて持って行ったものは? 「あさえとちいさいいもうと」の続編のようで、2人が大きくなった 姿が描かれています。 |
だんまりこおろぎ (偕成社) |
エリック・カール・さく くどうなおこ・やく |
ある暖かい日一匹のこおろぎが生まれました。こおろぎの坊やは 大きなこおろぎやバッタ・蜜蜂・トンボ達に出会います。坊やは 挨拶をしたくてその度に、小さなはねをこし・こし・こし 「でもあらら おとがでないようたえない」・・・最後に音がでる、しかけ絵本です。 |
おしいれのぼうけん (童心社) |
古田足日・さく たばたせいいち・え |
いたずらをして保育園の「押し入れ」に入れられたあきらとさとしは、 真っ暗な中で手をつないでがんばります。そして二人は押し入れ の中でどんな冒険をするのでしょうか・・・ |
ぜんべいじいさんのいちご (ひさかたチャイルド) |
松岡 節・さく 末崎茂樹・え |
山の中に一人で住んでいるぜんべいじいさんは、いちごを作るの が楽しみでした。春になりいちご畑には花がいっぱい咲きました。 ある日じいさんが畑に行くと、真っ赤になったいちごが一粒なって いました。それを摘んで帰ろうとすると、迷子になって泣いている こすずめに出会い、じいさんはいちごをあげました。次の日は 二粒のいちごが、でもそれはうさぎにあげて・・・ さて、じいさんはいくついちごが食べられたでしょう? |