日本一周紀行  九州(2/4)  メーター : 31,671〜32,246キロ
8月16日
九州 黒島 4:00 夜明
   なぜか、夜明け前に目がさめた。キャンプ場は、西側にあったので、荷物をまとめて、 朝日の見える東側へ向かった。早朝のなかを初老のシスターが、天主堂に向かってあるいたいた。 根谷の鼻にて、バイクを止めて朝日を待った。九州の峰々から朝日は静かに登った。

九州 黒島(8月16日)

九州 黒島 6:00 フェリー乗場
 多少、はやいかなと思ったが、すでに、島民が集まっていた。この島には、 他のフェリー会社もあるらしかった。やがて、フェリーがきてやっと単車を乗せた。フェリーは、 サラリーマンや買い客で満員であった。早朝の中で、海は静かであった。

九州 黒島(8月16日)

8:15 本土最西端
 フェリーを降りるときに、ナンバーをおってしまっが、きがつかずに走ってしまった。 海沿いの道を走っていると最西端という看板があった。碑のあるところへ歩いてみた。 海上には、半島のような平戸島が海をふさぐように見えていた。なんか、 西の端という感じがうすれてしまうような気がした。
10:00 平戸大橋
 ルート204号から、平戸大橋をへて383号へ出た。道はすいていて、 気持ちのいい走りを楽しんだ。島南の屏風岳は威厳さえも感じた。 そこの山すその道を走りぬけると静かな漁港があった。海はきれいで、泳ぎたくなるようであった。 おだやかな南側と違って、北側の県道では、強い風と道路工事でひどい目にあった。 この風だと平戸大橋を渡れないかもしれないとも考えていた。なんとか、大橋を渡り松浦、 伊万里を経て再び35号線で昼食を取ったが、なんとチャンポンの中に、ハエが料理されていた。 あまりの気分の悪さで、食べのこして金を払って、その店を出た。
13:30 西海橋
 気分悪い中を渦が見れるという橋に出た。そこから、オランダ村までは、 いかにも観光地らしく人・人・人であった。しかし、オランダ村を過ぎてからは、車もへった。 のどかな大村湾に沿った道を走っていたが、多少、ばててきたので、湾の南の木陰で休んだ。 再度、元気を出して、橋にもどり写真をとった。
16:30 大瀬戸町
 天気はよかったので、夕日はきれいだろうなと思って、ルート202号を走ったが、 残念ながら雲のせいて、よくなかった。長崎へ向かう道は、しだいに車が多くなった。 ウィンカーも出さずに曲がる車が、多いのに腹がたった。
20:00 野母崎
 奇麗な長崎の夜景の中を走り、野母崎に着いたが、残念ながら盆踊りの人で、 海岸は埋めつくされていた。これでは、テントも張れないと思ってその場を去った。 県道16号で、単車を止めて、しばし長崎の夜景を楽しんだ。
22:30 白木キャンプ場
 長崎を後にして、諫早市の北側のさびれたキャンプ場へ向かった。 丘陵地帯を道がとこまても続く道であった。農道の崎は、やがて林道となって、 かたわらに誰もいないキャンプ場があった。ここでは、休むことができないので、 海沿いのキャンプ場へ向かった。しかし、玖島キャンプ場にも、人がいなかった。
24:30 野岳湖キャンプ場
 もう、限界に睡魔が襲ってきた。今度のキャンプ場では、絶対にテントを張ろうと俺は、 決意した。管理する施設があった。しかし、管理人はいなかった。でも、人がけっこういた。 てきとうな場所に、テントを張ってビールも、半分ぐらい飲んでいる間に、寝てしまった。

8月17日
9:30 野岳湖キャンプ場発
 カモの鳴き声で、朝目覚めた。夜遅く来たので、周りの風景がわからなかったが、 小さな湖を囲む壇上のキャンプ地は、実に静かでよかった。ひげを剃りに、 水飲み場へゆくと多少年輩の女性に、おはようと声をかけられてしまった。朝のあいさつをかわし、 テントをたたんで、バイクのある高台へ荷物をつみこんでいた。そしたら、数十人の子供たちが現れた。 テントをこきびよく張っていた。その気持ちよさを保ちながら、その場から単車を走らせた。
11:00 橘湾
 ルート34号から251号へ出て、すっきりした湾沿いの道を走った。車の数も多かった。 ルート57号へ出て、愛野展望台のドライブインで昼食をとった。小浜温泉では、 湯気がもうもうと出ていた。ここまで来るといかにも雲仙普賢岳の迫力が迫ってくる感じがあった。 再び道が251号となっていたので驚いた。
13:00 早崎瀬戸
 晴天の中で、加津町に入ったら、対岸の天草の島々が、けっこうよく見えた。 イースター島のモアイ像を創造させる岩があった。ここまで来るとさすがに、車の数も減っていた。
13:30 原城
 城跡は、意外と平たいところにあった。ここに、江戸時代にキリシタンが立てこもり、 時の幕府を恐れさせたとも考えられない城跡であった。いかに、 信じる心が強いものであるかを感じさせられた。そこから北東には、 平成の自然の乱ともいえる普賢岳がもうもうと煙を出していた。でも、火災流は見ることは出来なかった。 ルート251号は、通行止めと聞いていたので、来た道を戻って、北側から島原市へ行こうと思ったが、 渋滞と暑さであきらめた。
16:00 有明海
 ルート207号は、スムーズに走れた。あまりの気持ちの良さと先行する数台のバイクのせいで、 知らないうちに有明海からはなれて、佐賀市内に入ってしまった。そこで、208号へ出て、 福岡県に入っていた。何で、ここが福岡なのかと思ったが、地図で確認するとなんと有明海にも、 福岡県は面していることに初めてきずいた。しかも、周囲には目印もない。 しかたなくルート208号をひたすら南下した。
20:00 宇土
 夕闇が迫ってくる頃に、荒尾市のファミリーレストランにて、夕食を食べた。 海沿いの県道に入った。やがて、ルート57号へ出て宇土市に入り、知人で、 中学教師の田中氏に電話をかけた。そしたら、寝ないで待っているから、来いと言われた。 しかたなく、俺は走った。夜空には、月が出ていて海にその光が反射してじつに奇麗であった。 しばし、単車をおりてのんびりと眺めていた。三角町から266号へ出て、 上島からは324号へいったん入り、再び下島では266号を使った。
22:30 牛深市
 天草を最短のコースで牛深市に着いた俺は、田中氏と8年ぶりに会った。そして、 彼の家でメロンをあてに、焼酎を飲んで、昔話にもりあがった。


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