10:30 松陰神社
12:30 景清洞
萩城跡から、海岸線の細い道を走り三隅町へ抜けた。小野峠と山中峠の快適な道を走った。
看板があったので、バイクを止めて見学した。この鍾乳洞は、あまり鍾乳石はなかったが、
平家の落人伝説で平景清が、ここの水で目を洗ったら直ったという伝説があるところであった。
ここで、買ったチケットは次に向かった大正洞と共通になっていた。
13:30 大正洞
大正時代に発見された鍾乳洞であるが、規模が小さかった。その後、カルスト大地を走る舗装道を走った。
14:30 秋芳洞
日本最大でかつ三大鍾乳洞のひとつであるらしく、中の鍾乳石の大きさは、迫力があった。
また、人が多くて自慢のエレベターにも乗れなかった。暗い所にいるので、さっきまで走ってきたカルスト大地が、
どうしても頭からはなれなかった。そして、地図を見てみるとなんとダートがあるではないか。
15:30 長者の森
ダートはあったが、歩行者専用と書いてあった。天気は快晴であり、カルスト大地の緑に白い石は、
まるで俺を手招きするようであった。さすがに、しかられることを覚悟で、走った。
ゴツゴツしたダートであった。あまり、スピードは出せなかった。しばらく、うきうきして走って行くと、
前方より、カブに乗った警備員らしき人が、近づいて来た。まずいなと俺は思った。
そこで、すかさずわきにバイクを止めて草原で、ねころがった。そのカブは、止まらずに走っていった。
やったと俺は思った。さらに、先に行くと大きな草原のなかに、ぽつんと森があった。この不思議な森は、
昔から長生きの森とされていたらしい。ところが、舗装道へ出る道がなかった。
いったん舗装道の下をくぐり、反対側へ出た。丘を登ると長者の森の全景が望めた。わずかな駐車場へ入る細い道を見つけた。
反対方向から登りなので、こちらへは侵入できない。人が通る合間に駐車場へ出た。
何か言われる前に、アクセルをおもいっきりふかして、その音とともにその場から立ち去った。
そのとき、駐車場にいたライダー達の顔は、今思うとおもしろくてたまらなかった。
17:45 一ッ俣温泉
再度、秋芳洞方面へ走り、435号線へ出た。それから、美祢市へ出て荒木温泉を通り、
温泉ホテルにに着いた。さっそく、温泉に向かった。大浴場からは、山の中の田園が一望できた。
お湯は無色透明である。単純泉かと思いつつ手をいれてみるとぬるとした。ここつは、
いいやと思って入ってみた。これは、アルカリ泉特有のピリピリした感覚が、俺の疲れをいやしてくれた。
温泉後は、いのしし料理であった。ここまでは、気分も最高であつたが、部屋がとてもみすぼらしかった。
もしかしたら、これが廃校跡の旅館ではないかと思った。今までキャンプの連続だったので、
ひさびさのふとんは、実に、ここちよかった。
8月14日
8:30 一ッ俣温泉観光ホテル
朝、ホテルというより旅館といった宿の回りを歩こうと思って、外へでたら車につながれた犬を見た。
かわいそうに、人間様は旅館の中でくつろいで、ペットは外でないていた。
食後、かわいそうな犬にあいさつして、俺は、宿を後にした。今日も快晴である。
まずは、砂利ヶ峠へ向かったが、間違えてNTTの鉄塔へ出てしまう。
峠は通行止めであった。ガソリンも少なくなってきたので、油谷へ向かって、
191のスタンドで給油した。
10:30 石柱渓
再度、俵山温泉へ向かった。そして、豊田湖から脇道に入った。そしたら、石柱渓があった。
ここは、白根川の沢ぞいにいくつもの滝があった。広葉樹の木漏れ日の中を俺は、もうひとつ先、
もう一つ先と遊歩道を歩いた。やがて、北面の滝まで来たが、その先にある最後の小雨の滝までの道は、
ひどくて行けそうもないのであきらめた。不思議と奥へ奥へと誘い込むところであった。
石柱渓から山中峠をへて大ヶ峠までは、旧316号を走った。さすがにすたれていた。
舗装道は、中心の1メートル以外は、雑草でおおわれているところもあった。
そしたら、前方にみやまくわがたの雄が、ねころがっていた。
もしかすると標本用で、10万円の価値があるかもしれないと思いつつ木々のなかに逃がしてやった。
次に、なんとかまくびをもたげた青大将が、草むらから出てきた。
ひき殺さないように、かまれないように谷におちないようにバイクを走らせた。
そうこうしているとあっけなく、316号へ出た。それから、脇道に入った。
12:30 共和の森
秋芳台最後の中尾洞を捜したが、結局、見つからなかった。そこで、そばの共和の樫の森へ行った。
この森にも、言い伝えがあった。昔、成人式をむかえた若者が、大蛇の住むという樫の木まで、
独りで行って帰ってきたら、一人前の男として、認められるという儀式があったらしい。
さっそく、俺もチャレンジしてみた。樫の木へは、沼のわきを通って行かなければならなかった。
言い伝えのように、あちらこちらに、蛇のぬけがらがあった。
幼い頃に山歩きをした経験から、一本の枝で地面をたたきながら前に進んだ。案の定、マムシが一匹いて、
沼のほうへ逃げていった。樫の大木の前に来た。確かに、蛇が木にからまっているように、つたが伸びてからまっていた。
15:00 関門トンネル
その後、道がなくなるよな荒神峠や太平峠をへて191号へ再び出た。しばらく、
昼飯を食べたいと思いさがしていると浜屋という定食屋の看板があったので、入ってみた。
そこのご主人はきさくな人で、丁寧に関門トンネルの入口の地図を書いてもらった。
地元の小魚の定食を食べた。関門トンネルは、距離は長くないが、下りと登りの一直線の道であった。
実にスモックがこもった中を走った。