日本一周紀行   北海道(8/8)  メーター : 25,960〜26,756キロ
7月26日
08:30 藤田邸出発
 朝、藤田家にてけっこうな朝食をいただいた。多少、雲がある朝日の中、札幌を後にした。 空知国道(国道275号線)から、青山ダムをへて、23日の場所へ行った。再び海岸道路を走った。 だんだん単車の数が、増えてきたのかけっこうすれ違うバイクが目についた。北海道の夏が、 到来したのかと思いつつ小樽をめざした。そして、再度、札幌に入った。 しかし、札幌は不思議である。空港や港があっても、そこがあまり発達していない。 近郊の千歳や小樽に、大きな港や空港があるのだろう。でも、小樽への道は、渋滞が発生していた。 小樽の手前より、県道を一路、定山渓をめざした。なぜか、県道なのにループがあった。 まるで、横浜ベイブリッチのループのようであった。ついくせで、スピードを出してしまった。 でも、この県道は、札幌ライダーのメッカである。至る所が、 なかなか北海道にはないコーナーであった。地元のライダーも、 いくつかのグループになっているみたいであった。ここは、おそらく走りやの交差点であろうと思える。
13:00 中山峠
 定山渓より、雨が降りだした。中山峠も霧の中であった。前回、反対側から来たときは、 晴天だったのにと思った。その後、オフレコ峠に行ったが、残念ながらここも霧で全然、見えなかった。 あきらめて、引き返した。そして、国道37号線からは、雨がやんだ。さらに、国道5号線へ出て、 脇道から二股ラジュウム温泉へ向かった。川沿いに、秘境へ向かう気分であった。
17:30 二股ラジューム温泉
 一軒宿の秘境という感じである。旅館に入るとおおきな階段が、目についた。この旅館は、 道北の知床5湖で会ったライダーのおすすめの場所である。秘境で、 世界に2つしかない温泉であるとの事であった。また、ここではバイクは、金網の中に入れるのであった。 しかも、北キツネが数匹もいた。そして、断崖の上に露天風呂があった。 そして、景観の露天風呂から、ドームの中の岩風呂に戻るとなんと女性が入っていた。 危なく、全裸をあかの他人に見られるところであった。しかし、料理が少なくて、残念であった。 なにか、酒のつまみでも買ってくればよかったと思った。

7月27日
08:30 二股ラジューム温泉出発
 朝、キツネの鳴き声にて、目覚めた。5〜6匹の狐が、餌を巡って争っていた。 俺は、柵の中から、愛車を引き出し狐に見送られて出発した。
北海道 229号線奇岩 11:30 恵王山
 再度、国道5線に出て、国縫町より国道230号線を使って、日本海側へ出た。 それから、雨が多少降った。国道229は、岩と海岸の間を走っている感じであった。

北海道 229号線奇岩(7月27日)

北海道 風の塔眼下 国道227号に入り、上ノ国町の恵王山に、史跡案内の看板があったので寄ってみた。 そこは、昔の城跡(館跡)であり、松前藩の開祖の住居であったらしい。でも、歴史の跡はあまりなく、 近くの牧草地でのどかに、数十頭の牛が草を食べていた。 さらに、草原の片隅に、もの悲しく泣いているように感じらる風の塔があった。

北海道 風の塔眼下(7月27日)

13:00 松前城
 松前に着く前に、史跡を訪ねた俺は、どうしても松前城を見学したくなった。 そして、松前の町中に入ったら、すぐに城をめざした。だが、 そこには作られた味気ない観光地となっていた。松前城は鉄筋コンクリートであったし、 松前藩学校は、真新しい木の香りがする建物であった。さらに、けっこう観光客がいた。 俺が抱いていた感じとは、全く違った感じであった。ここよりは、あのさびれた恵王山の方が、 どれほど史跡らしいかとも思った。また、昼食に松前藩学校で、食べたくじら汁定食も、 最悪で固いくじらのベーコンが、3きれしか入っていなかった。
 失意の中、俺は松前城を後にして、国道228号線を走った。そして、 偶然にも青函トンネルを出てくる列車を見た。そして、岩部海岸のタタミ岩を見ようと知内町側から、 小谷石へ向かって走り、矢越岬手前にて水着姿の女性が数人もこちらへ歩いてきた。そしたら、 突然、その中のひとりが悲鳴をあげて、水着をおさえた。俺は、見たくもないがどうしても、 見てしまった。そして、彼女たちと目があって、互いに笑ってその場を去った。結局、 タタミ岩は見れなかったが、途中から空が明るくなってきた。
北海道 函館山 16:30 函館山
 函館に着いて、北海道の最後は、最初に見れなかった函館の夜景と思い一路函館山に向かった。 そして、駐車場に数台のバイクの脇に愛車を止めて、 カメラを取り出してロープウエイ乗り場へ向かって、歩き出した。そしたら、 俺の後からバイク止めたライダー達が、気軽に話かけてきた。最初は、グループだと思ったのだが、 実はお互い初対面であった。しかも、多くは今日北海道に上陸した人達であった。ロープウエイの中で、 いよいよ蜜蜂族の到来かとひとり考えていた。また、北海道の夏は、バイクに乗っているだけで、 簡単に友になれる不思議な所とも感じられた。

北海道 函館山(7月27日)

北海道 函館山夜景  函館山の山頂は、夜景見学よりも人見学という感じであった。一瞬、 俺は夜景よりこの人を写そうと思ったが、やはりカメラのファインダーは、夜景をとらえていた。 また、ある友人から、教えてもらった場所へ行こうと思ったが、そこにはタクシーが列をなしていた。 あきらめて、もっと静かであるべきだと思った。

北海道 函館山夜景(7月27日)

21:30 函館フェリー乗り場
 函館山で知り合った伊藤氏(某ビール会社社員、30歳)とバイクについて話をしたり、 写真を取ったりしていた。そして、彼のおすすめの缶ビールを買って、乗船した。そこで、 帯広に住むソロライダーの松尾君に合った。彼は、本州にツーリングに出るのは、 初めてらしくやや興奮ぎみであった。
 3匹のライダーは、バイクをさかなにビールを飲んだ。実は、独りで北海道に別れをつげる予定も、 このためになくなってしまった。失意の中で、眠ってしまった。


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