日本一周紀行   北海道(5/8)  メーター : 23,919〜24,551キロ
7月20日
08:30 旅館出発
 後ろ髪を引かれるように、旅館を後にした。延々と続く牧草地の中を走った。
09:00 開陽台
 ここは、牧草地の真ん中の小高い岡のうえにあった。数十人の野宿ライダーや、 数人の観光客がいた。多少曇っていたので、全望は望めなかったが、北海道らしい景色があった。
11:30 走古丹
 風連湖を望む先端まで行ったが、バイクが砂に埋まってしまった。 海辺の砂にただずむバイクを写真に写すつもりだったが、そのかわいた砂がくせものであった。 木切れなどを使って、やっとの事で、約1時間の悪戦苦闘のすえぬけだした。
 野付国道(国道244号線)は、右手にカモメと半島の蜃気楼が実に奇妙であった。
北海道 野付半島 13:30 野付半島
 青空の下、左手の荒海と右手の静かな野付湾の真ん中を走り、気分は最高であった。 先端へは、直接バイクで行けなかった。湾中の景色は、古木と湿地がすばらいコントラストになっていた。 しかし、反対側の海には、国後島がはっきり見えた。

北海道 野付半島(7月20日)

15:00 知床半島 相泊港
 ここから先は、断崖にて道がなかった。帰りの路上で、数人が海を見ていた。後で知ったのだが、 その場所がせせらきの湯であった。とても、残念である。
 羅臼町の間欠泉を見ようと思ったが、どこにあるのか見つけられなかった。これも、残念であった。
北海道 羅臼岳 16:30 知床峠
 いつでも、熊がでそうだが羅臼岳は、美しかった。その美しさを見とれていたら、セロー に乗った独りの女性が、反対側の方へ走り抜けていった。峠で会って、 それぞれが反対方向に走って行くのが、実に感動的であった。

北海道 羅臼岳(7月20日)

17:00 ウトロ温泉 民宿しれとこペレケ
 ヒアノがあり、女性客がやたら多かった。食後に、海の回りをぼんやりながめた。 誰もいない海は、静かでよかった。その夜、テレビのドラマを見たら、 たまたま北海道をセッテイングした内容であった。その場面に出てくる場所や、 昨日に宿泊した旅館まで、出てきて驚いてしまった。

7月21日
08:30 出発
 ペレケを出るときに、宿泊していたライダーに、切れたカッパをあげた。 民宿のおじさんからは、おまもりをもらった。なんでも、宿泊客にかならず旅のおまもりとして、 出るとき渡しているとの事であった。
09:00 知床五湖
 ここで、先日、野付半島で会ったライダーと再開した。そして、二湖だけ見てそこで分かれた。
09:30 オシンコシンの滝
 まったく観光客の多さに驚かされたが、やはり、親しそうに観光客に話しかけられてしまった。 つきなみのどこから来たのであった。少々、相手にしてすぐに、逃げ出した。
10:30 はこしみず駅
 駅のそばに貝塚があり、その小高い岡には、記念館があった。そして、涛沸湖がよく見える場所で、 知床半島も奇麗に見えた。
北海道 能取岬 11:30 能取岬
 ひっそり花の咲く岬であった。そこに、人のよさそうなジェネシス君が、 突然写真を写してくださいと頼まれた。その後、彼は1枚のパンフレットをくれた。 それは、彼の宿泊している民宿の案内だった。それを配るように、いわれたとの事であった。 そしたら、すぐに彼は、去っていった。そして、俺も急ぎ走り出したら、突然、松林の中から彼が出てきて、 写真をとった。やられたと一瞬思ったて、ピースサインをして、そのまま走り去った。

北海道 能取岬(7月21日)

 また、全方の松林に車がつ込んでいた。そこからが、ダートだったのであった。しばらく走ると右手に、 能取湖が見えたら、単車が一台とまっていた。そして、単車のオーナーが、右手に何か袋を持ってきた。 俺は、なんだろうと思って、「何ですか」と訪ねてみた。
そしたら、彼はにこにこして、一言「あさり」と答えたのであった。さっそく、 俺も湖の浅瀬に出て、少々穴を掘ってみたら、あさりがすぐに出てきた。しかし、 その貝が柔らかく多少の力を入れると割れてしまった。やはり、カルシュームが少ないのかなと素人感覚で、 思ってあさり取りを止めて走った。でも、湖畔では取れたてのあさりを中心に、 バーベキュウをやっている人が、けっこういた。
 網走湖を見たいと思って、刑務所前の道を通り湖東の展望台(天都山)に行った。 そこからは、刑務所とその開拓した農場が見えた。
13:45 サロマ湖
 レスト・ハウスで、自転車を借りて先端を目指したが、ここも先端には行けなかった。 しかし、周囲の原生植物が種類が多くて、とてもよかった。ただ、久々の自転車は、 とても疲れるものであった。
17:30 民宿 北雄(雄武町)
 ただ、直線の道を走り疲れて、ようやく民宿にたどりついた。さっそく風呂に入って、 食堂へいってみた。そこには、数人のお客さんとテーブルにあの高い毛蟹が、一枚ずつ乗っていた。 感動とともに、俺のなかに一種の不安が体をよぎった。網走湖の展望台のみやげ屋さんで、 毛蟹一枚が、一万円であったのである。しかも、回りの客は誰も、手をつけていないのである。 そもそも、民宿の値段を聞いていなかったのであった。まあいいやと思って、独り食べ始めた。 その後で、カレーライスを食べた。いくらかなと思って、その夜は、 眠った。翌日、支払いをしたら、4千5百円であった。


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