日本一周紀行   北海道(4/8)  メーター : 23,181〜23,919キロ
7月18日
09:00 旅館出発
 函館市内は、交通量が多いため五稜郭へ行くのはあきらめた。ようやく、赤松街道から、 国道5号線へ出た。途中で、クラッチベタルの調子が悪くなり、ついにはペダルが、 はずれてしまった。橋の上で直していたら、バイクが止まり心配そうに聞いてきた。 やはり、北海道だから、一種の共同体を感じさせた。ニセコに出たが、天候の良い方向へむかった。
 羊蹄山は、雲がかかりふもとしかみえなかったのが、残念だが美しい山であった。 中山峠の手前で、数台の単車が捕まっていた。
13:00 定山渓
 札幌の奥座敷というだけあって、観光地化されているのが、その美観をなくしてあはり、 感動はなかった。国道12号線を走ったら、恐怖の日本一長い直線道路へ出た。道幅は、 多少変化するが、前後を見ると延々直線道路が続いている。その信号の多さもまたいやけがさした。 直線道路を走った後、滝山インターから道央自動車道路へ入った。やはり、北海道の高速は、 みんな飛ばしている。旭川へ出たら、多少迷って、国道40号線に出て、そのまま直進した。 夕焼けがきれいで、大雪山方面がきれいであった。
19:30 塩狩温泉YH
 道路が新設されていた事と士別市方面の夕焼けの美しさに見とれて、10キロぐらい通り過ぎてしまった。 YHには、今回初めて宿泊した。確かに、温泉も良かったが、さすが、 北海道のYHだけあって、プロのトラベーに合ったことであった。ここで、有効な北海道の情報を得た。 でもやはり、期限付の旅行に来ている人は、かわいそうだと思った。その話の中で、 なぞの医大生が言葉がよかった。予定・予定というけれど、予定通り行動するのは、 せいぜい大学の2年生まである。それ以降は、概略だけで後は、その場の状況によっ て臨機応変に、行動すべきとの事であった。その言葉によって、俺は当初の計画を止めて、 北海道一周ではなく、北海道の全てを見ようと思った。

7月19日
09:00 YH出発
 同室のJRの二人は、朝食後にいそいそと出発した。俺と関西の四輪野郎は、ゆっくり出発した。 昨日の話で、一路層雲峡へ行くこと決めた。今日は、久々の晴天であっり、実に気分がよかった。 層雲峡がおいでおいでしているのであった。
北海道 層雲峡 10:30 層雲峡
 さっそくロープウェイとリフトで、黒岳の7合目まで行った。そして、 一路黒岳の頂上をめざそうと思ったが、やはり足がとても痛くて頂上は断念した。帰りのリフトにて、 YHのJRラーの奥村氏と合った。彼は、元気よく山頂めざして登っていった。 彼の前方には、黒岳の雲ひとつなく実に美しい景色をかもしだしていた。

北海道 層雲峡(7月19日)

 国道39号線には、北キッネ牧場があったが、奇妙だからと昨日話題にのぼっていたので、 そのまま直進した。北見市を過ぎたら、例のようにレーダーが反応した。やはり、この晴天で、 警察も出てきているらしい。まあ、反対方向からだったので、パッシングをして、 数台のライダーに教えてあげた。もし、知らなかったらきっと彼らは御用となっていただろう。
北海道 美幌峠 15:30 美幌峠
 実に奇麗だった。何日ぶりかの晴天は、俺に屈斜路湖がニコニコしているように見えた。 そして、峠から下りのコーナーは、最高であった。養老牛町のひっそりとした町中で、ビー ルを買っているとそこの御主人に話しかけられた。そして、バイクの停めてある公園の前で、 トイレに行こうと思ったら、自衛隊のお兄さんにまた話しかけられてしまった。

北海道 美幌峠(7月19日)

17:00 養老牛温泉 旅館藤や
 途中で、予約するときに高い部屋しかないとのことで、一万三千円を覚悟した。しかし、 実際に部屋に入ってみると驚いた。スイート・ルームの旅館という感じであった。 また、まかないさんの話だと山田洋治監督が、宿泊した部屋との事であった。 ほんのりと木の香りかせして、ひさびさに心が落ち着いた。 内装の家具もアンティクなディスクなどあり、驚きづくめだった。温泉は露天風呂があり、 夜独り星を見ながら入浴できたのは、ひさびさの感動であった。 料理も充分満足であった。これが、本当の休養ができると思った。


HOME INDEX NEXT