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絵図【年代不明、高橋康氏所蔵】
正保絵図
【正保2(1645)年作成、市立米沢図書館所蔵】
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黒沢峠の旧道からの眺望
H飯豊連峰 I小国町内
古屋敷 ここで延享3(1746)年
から茶屋(助けを兼ねる)を営んだ。
長年の人馬の歩行により
年輪模様になった敷石。
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現在の黒沢峠の敷石道は全長2.6kmで、内1.8kmに加行された石が敷かれており、その段数は3,600段といわれている。敷石工事は天保10(1839)年から慶応3(1867)年にかけて行われた。
明治17(1844)年に県道山形ー新潟線が開通後、この峠を通る人はいなくなり長い間土に埋もれていたが、昭和55(1980) 年に黒沢峠敷石道保存会を設立し、5年間で埋もれていた敷石を掘り起し復元した。昭和61(1986)年からは毎年秋に黒沢峠祭りを開催している。
平成8(1996)年文化庁選定の「歴史の道百選」では『・・・幅約50cm、長さ約1.5mの苔むした敷石が、頂上に向かって約3,600段ブナ林の中を続く。これほど美しく特徴ある街道は「歴史の道百選」の中でも唯一のものだ・・・』と紹介されている。また、平成20年には、十三峠が「日本風景街道」(十三峠全体)に登録されている。
右は保存設立後の敷石
掘り起し作業風景
老人クラブの峠の清掃奉仕活動(S60年頃)
黒沢峠越えのトレッキング