鉱 物 情 報
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第118号(1999年9月発行)の内容の一部を紹介します


[電子顕微鏡写真] パウ石 Poughite Fe3+2(TeO3)2(SO4)・3H2O  斜方晶系

静岡県下田市大沢西には、自然テルルを含む石英脈の露頭があって、最近話題を呼んでいる場所の一つ。石英脈の空隙や割れ目には、黄色のパウ石とわずかな緑色味を帯びた黄色のソノラ石の2種類のテルル二次鉱物が産する。量はパウ石が圧倒的に多い。パウ石の結晶は、四角厚板状〜薄板状であるが、ほとんど集合体(球状ないし不定形)として産する。この標本は愛知県在住の猪飼一夫さんが採集されたもの。(松原 聰)

[記  事](1) 1999年夏休み北海道道南紀行(前編) (富岡  一善)

(2) 群馬県四万鉱山探訪       (加藤  邦明)

(3) 福島県いわき市四ツ倉新八茎鉱山   (林  政彦)

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