1991年8月10日(土)
早めの飛行機でアルジェリアに向かう彼に合わせて、一緒にホテルを出る。昨日の夕食もディナーカードを事前に貰って、質素な食事をしたが、朝食もブレックファースト
カードを貰って、食事をした。変わっているのは、時間の早い出発の彼には、空港内でのブレックファーストカードが配られず、私には配られたことだった。二人でまずい
黒パンとコーヒーを分けて、食べたのであった。彼の出発を見送り、免税店を見たり、ガイド本を読んだりして、時間をつぶす。免税店で手頃な値段のウオッカがあったので、
帰りに買おうかと考える。何となく、ロシア=ウオッカの図式が思い浮かんでしまう。単純といえば単純であるが。
マドリッド行きSU299便に乗り込むが、席の前がビジネスクラスの壁で、足が思うように伸ばせない。モスクワ発の機内食はまずいという法則をここで教わった。
ひょっとして、世界の常識で、私が知らなかっただけなのか?
なにはともあれ、やっとマドリードに到着。とりあえず、国内線のターミナルに行って、グラナダかセビリア行きの国内線を検討する。 (本来、私の旅のスタイルとしては、
国内線は使わずに旅をするのだが、この時は時間の節約を優先させた。) セビリヤ行きのフライトNO.511(16:30発)があったので、イベリア航空のカウンターに行き、
チケットを買おうとしたら、話がうまく伝わらず、フライトNO.327(18:05発)のセビリヤ行きのチケット(10950pts)を買った。とりあえず、国内線チケットを買うことが出来て、
喜んでいたら、別会社のグラナダ行き(フライトNO.231(18:35発))があることがわかって、少しショックを受ける。
どうせ、詳細な予定はないので、どこから始めてもOKなのである。要するに、適当な旅ということであり計画性がない。性格が出てしまうなー。
出発前にBARでコーヒー(94pts)とサラミサンド(253pts)で軽く食事をする。
セビリアに到着、少しの時間バス(200pts)を待ち、どうにか市内にたどり着き、目印にしたヒラルダの塔を捜して歩いたが、道を間違えて時間をロスする。
時間的には、夜なのに外はかなり明るいので、ヒラルダの塔、サンタクルス街を歩きながら宿を探す。
しかし、どの宿も満室で困ってしまった。ここで、宿が決まらないという状況は想定していなかった。
途方にくれて、あちこち歩いて地図上でわからない場所に来てしまったが、HOSTAL PINOと言う宿を確保した(一泊1100pts)。
もうどこでもいいという気持ちになったところだった。
夕食に行こうと思いながら動けず、そのまま夜になり、暑苦しいのでウチワで扇ぎながら寝る。
泊まったホテルからの眺めである。
周りはほとんど、密集した林である。
向こうに空港がある。
ロシアの大地だ。
泊まったホテルである。
こうして見ると立派である。
中はそうでもないのだが。
大袈裟に言うと、ほとんど軟禁状態かな。
ようやく、スペイン マドリードに到着。
バスに乗り込む前に撮影。
やはり、飛行機の乗り降りはタラップを使いたい。
出口の位置が微妙に面白い。
モスクワーマドリード間は大型機。ツポレフ?
セビリアに到着。カテドラル付近を歩きながら撮影。宿はまだ決まっていない。
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